シャリキン

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そのうち書くと思うけど、9月の連休で実家に帰ったとき、その場のノリで「伊勢神宮いこうぜ!」ってなっちまって、伊勢湾フェリー経由でお参りしてきたんすよ。

で、帰りのフェリーターミナルで土産屋を冷やかしてたら見つけたのが写真。

そういやキンミヤって四日市だったか。コイツを冷凍庫で凍らせて、いろいろ混ぜてね、と。にしてもシャリキンって、登録商標だったのね……。

https://www.miyanoyuki.co.jp/nomikata/sharikin.html

こんなページもあった。知らんかったなー。ていうか、水道橋の「でん」に行きたいなー。

UNCHAINED

あと少しでリッター30km達成だった!ちくしょう!

えと、iPhone6はでっかいのを買いました。2年ほどauを使ってるんだけど、やっぱり山間部での電波状況を鑑みて、当初はdocomoにMNPしようと思ってたし、実際予約もしたんだよね。

でも、3キャリアでの契約内容の不自由さとか、あんまり機会はないんだけど海外に行ったときの不自由さとか、通話自体はそんなにしないからなーとか考えてたら、今こそSIMロックフリーにする時期だと思い立ち、予約をキャンセル。AppleのOnlineStoreでカミさんのぶんも購入に至りました。

もうこれで、いろんな「縛り」とはオサラバです!やっほう!

ポチったのは予約開始日の翌日と出遅れ感はあったのですが、私のおっきいのは発売日の19日に到着。カミさんのちっちゃいのは10月上旬になるようです。

回線自体は、そのうちIIJか日本通信のSIMを買う予定。サポートとか個人的な信頼性を考えるとIIJかなぁ。

もちろんMNPできるので番号は変わらず。LTEでの月間通信実績をauのサポートサイトで確認したんだけど月に5〜6GB程度なので、たぶん毎月のコストは通話料合わせても3000〜4000円以内で収まるっぽい。

届いてすぐ、auのiPhone5からSIMをぶっこ抜いて挿入。アクティベートの関係で何度か入れ替えしなくちゃいけないのが若干面倒だったけど、このあたりがSIMフリー端末の素晴らしさ。ブラボー!

端末自体の良し悪しについては各所で語られてるので特段ここでは書きませんが、128GBにしたのでとにかくストレージに余裕があるのが素晴らしい。音楽ライブラリーすべてを入れても大丈夫。もちろん128kbps調整はしてるんだが、13940曲ぜんぶ。ツルッと。

これまでは、細かくプレイリスト作ったりして容量を調節してたことを思うと、感慨もひとしおです。

近所のバーでの素敵な夜

とある金曜日。馴染みのバーに顔を出して、水割りをグイグイ飲んでいた。

この店ではいつもマスターにおまかせで、ブレンデッドを中心に水割りを色々と出してもらっている。お値段もリーズナブルなので、ついついグラスを重ねてしまうのだが。

カウンター越しにポツポツ会話を重ね、カミさんと子供を実家に預けてるので今はフリーダムみたいな話をしたら、明日はヒマかと尋ねられる。

もちろん予定などない。しつこいようだが、この夏、予定していた山行が中止となり、代替案として友人の別荘を拠点に奥秩父の沢で一泊だけして帰ってきたところ。

行けなかった沢に思いを馳せ、ウジウジ自宅飲みするくらいしか考えてなかった。

泡盛は好きか? もちろん。オリオンビールは? 大好物! そんなやり取りをしてたら、常連を集めて沖縄の食材でパーティーをするから来ない?とお誘い頂いた。

いやもう、そんな絶好の機会を逃すわけもなく、参加させていただいたのである。

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いきなりの、山羊刺し。刺し身では初めてだなー。五反田の庭つ鶏のマスターから、刺し身は速く食えと教育されていたので、のっけからガツガツ食らう。これがまったく臭みがなく、フレッシュでたいへん美味。

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その山羊刺しを含めたオードブル(?)がこちら。島豆腐の味噌漬けとか、ゴーヤ、ミミガーなどを肴に、オリオンの樽をサーバー(セルフサービス)でグイグイいただく。

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ちなみに一杯目は缶のオリオン。飲み干したら缶切りで開けて、以降グラスとして使用するとうウチナースタイル。生ビールにシークワサー(山ほど用意されていた)を絞り、しこたまいただいた。

その後、肉がガンガン調理され、泡盛に移行してからはけっこう酔いもまわり、最後は満腹のへべれけ。

ご常連の皆さんばかりの中、なんとなく酒場放浪記の類さん状態で交流させていただいた。

素晴らしき、府中の一夜であった。

葛根田・大増水の記憶

うーん、何年前かは覚えてないんだけど、初めて葛根田に行ったときのことを書き記しておきます。たぶん1990年代の中盤くらい。ちょうど山に入ってる間にばあちゃんが死んで、下山後に訃報を知ったんだよなぁ。

入渓したときは天気もよくて、葛根田の素晴らしい渓相を満喫。牛首やお函で記念撮影したり岩魚釣りに興じたり。M井やハリー先輩は元気だろうか。。。

あ、現在の私しか知らない人がこのブログ見てたらショックを受けるかもしれないが、小生とて20年前はこのようなスリムな好男子だったのですよ。なんか心なしか足もスラ〜っと長く見えるよね!ね!

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中ノ又沢出合の高台にベースを張って、翌日は北ノ又沢を詰めることにしたんだけど、源流近くまで行って、さあそろそろ戻ろうかってところで雨が降りだした。

台風や低気圧とかじゃなくて、本当に普通のにわか雨。おそらく降っていたのは小一時間程度と思われる。中之又沢出合のベースに戻った時には止んでたしね。

で、以下3枚が絶賛増水中の風景。自分自身、流されたらオシマイなのでカメラを構える余裕もなかったが、今にして思うと、マジでヤバかった。

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本流の渡渉自体は、おそらく2回くらいしたはずだ。その上で、本流をこのまま下るのは無理と判断して、C1001のポコを目指して藪漕ぎして、そのまま尾根伝いに中ノ又沢出合に戻ろうと提案した。

藪自体はさほど濃密でもなく、意外とあっさりベースに戻ることができたのだが、戻った頃には前述の通り雨も止んでおり、拍子抜けしたのを覚えている。

それにしても、ロープはたぶん持っていたはずだが、ろくすっぽ確保もせず、体重の軽い女子2人を交えたパーティーとしては一歩間違えてたら大事故だっただろう。写真ではM井が女子たちのサポートをしているが、このやり方はかえって危険かもしれぬ。

M井やハリー先輩は沢の経験値高いベテランだったが、その2人をもってしても、増水した沢と、その増水するスピードの恐ろしさが圧倒的だったということだろう。

渡渉中、同行のK倉女史が「あたしが流されても放っておいてね」とかぬかして、全員で激怒したのもいい思い出。

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最後のは、翌日本流を下ったときのもの。やや水量は多いが、ザックカバーをしているのはザックを浮きにして流されながら下ったからだ(それくらい水が引いていたということ)。

先週末は沢の事故が相次いだ。特に京大生2名が流された事故は、ちょっとまだ情報が錯綜しているのだがきちんと確保していたかどうかがわからない。沢仲間とのブログで言及されていたので、トランクから古い写真を引っ張りだしてスキャンしてみた。

いずれにせよ、平水時は穏やかであっても、水量が膝〜腰まで来るような増水では、余程の偉丈夫でも流されるのが水の恐ろしさである。一歩間違っていれば、流されたのは自分自身だったかもしれないのだ。

やはり今夏の計画は中止としてよかったのだ(と、自分を納得させる)。

PS
冒頭に書いたとおり、下山後やたらと自宅に留守電が入っており祖母の訃報を知った。

浜松に戻り、葬式で和尚に山の話をしたら、「そりゃあ婆さんが守ってくれたんだよ」と言われたが、その和尚は祖母の臨終のとき坊主のくせしてハワイに旅行中であり、そのため葬式の日程が遅れて私も参列できたというオマケが付いた。

今でも帰省時に和尚と話をするたび、「ワシらは(臨終のときいなかった)A級戦犯だでのう!」と言われる。

こんなに悔しいことはない

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台風11号のおかげで、夏の計画が台無しになった。おかげで連日、自棄酒を飲んでいる。最近買った、いいちこのデラックス版、「うさ」と「日田」を開けて飲み比べたり。ラベルのデザインが文字を象っており秀逸。

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久しぶりに阿佐ヶ谷でも飲んだ。ちょうど七夕やってて、パールセンターも大賑わい。

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楽しそうな人々を眺めつつ、どんよりとした気分で酒を流し込んだりもした。

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職場に届いた衛星電話。使う機会もなくなった。

こんなに悔しいことはない。

だが、これほどまでに落ち込んだりできること自体は、ひょっとしたら嬉しいことなのかもしれない。

何より、同じ思いをしているのに気分を盛り上げてくれる仲間たちの存在には感謝しかない。

気分を切り替えて、楽しんでくる!

北国の海の素晴らしさ

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この三連休は、実家のカーチャン連れて北海道に行ってきました。同じく実家のほうに住んでる伯母と、札幌在住の伯母とその息子(つまり従兄弟)とも合流し、我が家含めて総勢7名の農協ツアー的な感じ。

旅の目的は、娘が3歳になる前に無料で飛行機に乗せてみたかったのと、この時期シーズンのウニを思う存分楽しむこと。滅多に顔を合わせられない母親たち三姉妹を会わせることも裏テーマだったり。

1泊目は札幌ステイで寿司三昧。ちょうど大通公園全体がビアガーデンと化すイベントが始まってたので、そっちにも足を伸ばしてみた。ブロックごとにアサヒ、キリン、サントリー、サッポロと分かれていて、各メーカーが趣向を凝らしたビアサーバーを展開していました。なんか、異様に盛り上がってたなー。

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翌日は余市に向かい、まずはウィスキーの試飲を堪能。へべれけになったので運転を従兄弟に代わってもらい、積丹へ。道すがらの海岸沿いで、海水浴&ジンギスカン&キャンプの家族連れがやたらといたな。みなさん短い夏を大いに堪能してらっしゃる。

「留萌のセイコーマートはこの時期の炭とジンギスカンで全道イチの売上を稼ぐんだぜ」とは従兄弟の弁だが、さもありなんな感じ。

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積丹では、漁師がやってる民宿にチェックイン。これでもかという海鮮攻めを食らいました。さっき獲ってきたんだよというウニが一人一皿が供され、地元在住の伯母と従兄弟も「これは美味し」とお墨付き。

娘も夢中になってウニを口に運びます。2歳児のくせに生意気すぎる……。

翌朝、宿からすぐのところの島武意海岸という、それは美しいシャコタンブルーな海まで散歩。冒頭の写真がそれですが、青みが上手く出てない(泣)。こんなにキレイな海があったとは、北海道の夏は素晴らしいナー。

3泊目は空港までの移動もあったので、定番の定山渓温泉にてトドメの懐石。爽やかな気候と泣く泣く別れ、梅雨明けしたばかりの羽田に着いたら真面目に倒れそうになった。

結論としては、ぜひ札幌に住んでみたいということです。9月末にある、大通公園のオータムフェストにも行ってみたいナー。

花子とアンとオレ物語

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※写真と本文は関係ありません

じつは、放送開始から1話も欠かさず見ている。NHKの朝の連ドラをそうやって見るというのは、生まれて初めてのことだ。それもこれも、テーマが赤毛のアンだからである。女性ホルモンが多く、乙女成分の高いアタクシとしては見逃せないドラマなのだ。

『赤毛のアン』という作品を初めて読んだのは、忘れもしない19歳の夏のこと。

単独行で南アルプス南部全山縦走というプランを立てていたのだが、その予行演習として選んだのが信越国境にある雨飾山。

新宿発の急行アルプスに乗り込み、列車を乗り継いで糸魚川に出て、そこから雨飾温泉までバス。宿の庭先にテントを張り、翌日山頂を踏み南小谷温泉へと下山。再び南小谷発の急行アルプスで帰京した。たしか天気は曇天時折雨といった感じだった。

このとき携えて行ったのが、赤毛のアンだったのである。

酒をなめながらテントの中で読み進め、ちょうど帰りの車内でクライマックスを迎えた。嗚咽がこみ上げ、周りの乗客の視線も気にせず涙をダーダー流したのをよく覚えている。小汚い格好をした若者が本読みながらウェッウェッって泣いてるというのは実にキモい。キモすぎるんだが仕方がないよね、あの展開は。

というわけで評価は色いろあるようですが。思い出の作品のエッセンスが上手いこと散りばめられたドラマ、かなり楽しんでおります。おかげでリバーズエッジ見ると、いつも「そうさなぁ」が脳内再生されてイカン。石橋蓮司、素晴らしい役者さんですナ。

前にも書いたけど、SONYのブルーレイレコを買って以来、通勤中はずうっと録りためたドラマや映画を見ております。今年の春以降は粒ぞろいで、さんざん書いてるリバーズエッジもそうだし(ついに最終回か!)、NHK土曜ドラマのロング・グッドバイもよかったし、今やってる55歳からのハローライフも超☆面白い。

今週はいよいよ孤独のグルメSeason4も始まるし、すっかりテレビっ子になってしもうた。読書量が減りすぎとる……。

山で淹れるコーヒーについて

このところ、なんか触発されたのかコーヒーについてアレコレ考えている。

例えばコーヒープレスであれば、スノーピークのコレ。でもサイズ的に、せいぜい3人までか。

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アメリカの海軍さんが言うには、こんな製品もお勧めらしい。京都の小川珈琲さんもプッシュしとるね。フィルターを紙のやつじゃなくてステンレスのにすると、コーヒープレスのようなオイリーかつタフな味わいになるようだ。でも、一度に作れる量は厳し目。

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どんな器具を使うにしても、結局のところ重さに跳ね返ってくる。だったら原点に立ち返るのもよいのかもしれない。つまり、普通にケトルを買ってまとめてドリップするのではどうか、ということだ。意外と軽いし。

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いやでも、1人や2人ならともかく、4〜6名と考えるとドリップ中の保温が難題かもしれない。ドリッパーからコッヘルにポトポトしてる間に、夏山とはいえ気温も低いため、みるみる冷めてしまう気もする。個別にドリップするタイプであれば現実的か。

こうなったら、やはりコーヒープレスか。本体重量498グラムだが、1リットルサイズとドログバ級の頼もしさ。コイツが最強かもしれないと思ったりして堂々巡り。

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うーん、フィジカルがすごいぶん、やっぱり重いし割れたら最悪だな。

香りのよいコーヒーに、ブランデーとかラムを数滴垂らして朝のひとときを過ごしたい。できればたっぷりの量で、ゆっくり楽しみたい。

きっと誰かがなんとかしてくれるはずだ!(丸投げ)

NIPPON!!

確かにこれは、予選突破どころか優勝候補筆頭でしょう!

NHKサッカーのテーマ曲のことですけどね。今年は林檎姐さん。ぶっ飛ばしてます。他の出場国は、こーいうのあるのかしら? 誰かまとめページでも作ってくれないものか。





いよいよ後半戦Ver.の変態プレイ(あ、ベースの人とかね)がヤバイ。劣勢の展開もどうにかなりそうな雰囲気!

コメンタリーの動画はこちら。



サッカーだけでなく、人生において時折訪れる厳しい勝負の時に、絶対に勝ちに行く、そして楽しみに行く、というメッセージを込めたという。

楽曲自体、終盤の最も盛り上がるところ、オンベース的なリフレインで音数が多すぎたりして、NHKの視聴者向けにはハードル高い構成だったりするんだが、たいへんアツイ曲。閃光少女的なキャッチーさもあるし、ついつい購入してしまいました。

試合内容も、負けずにアツイものになってほしい!

ということで、代表チームの映像に乗せたバージョンも貼っつけておく。そのうち削除されそうだけど。


椎名林檎 NIPPON 投稿者 plutoatom1

ところで、なんかこの曲の歌詞が純血主義だの、尖閣がどうの、要するにケシカラン的な声がけっこうあるらしい。たとえばこの記事。http://joshi-spa.jp/102361

<この地球上で いちばん 混じり気の無い気高い青>

 「青」はつまり“サムライブルー”と称される日本代表のことですね。すると、このフレーズは「純血主義の気高い日本代表」と読めなくもない。ネトウヨ熱狂、リベラル発狂といったところでしょうか。

ほえええええ! 「なくもない」って!!! なんでそうなるんだろ。古くはカリオカとか呂比須とか、最近だと李忠成とかハーフナーとか、あと酒井高徳なんかは普通にハーフなんですが……。混ざるもの=血というのが短絡すぎではなかろうかというのは少数派なんですかね?

 たとえばグループHのアルジェリアVS韓国の一戦を中継したとしましょう。当然そのハイライトやエンディングでも『NIPPON』が流れることになる。

<万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴>

 一体アルジェリアと韓国に何の関係があるのでしょうか。かといってドイツとポルトガルの試合ならばフィットするというものでもない。少し気が早いですが、仮にブラジルが優勝したとしましょう。ネイマールがカップにキスをする映像の背後で「列島草いきれ」と啖呵を切るような椎名林檎の歌が聞こえてくる情けなさといったらありません。ブラジルは広大な陸地です。

 やはりどんなシーンを想定しても、日本代表の試合以外では使えない曲なのです。
(中略)
 そうなると『NIPPON』がワールドカップ中継のテーマ曲として成功するためには、もう日本代表が優勝するしかなくなる。

ほえええええ! いや別に違和感ねーですよ!ブラジル×アルゼンチンの決勝でだって、普通に使えますって!

これを書いた方がどんなに偉い音楽評論家なのかは存じ上げないのですが、そんな重箱の隅つついてどうすんでしょう。

ユニフォームを称えるフレーズであったり、ピッチの芝、そしてあたかも視聴者すらがそこにいることを想起させるような言い回しと私は理解しているのですが、まあ世の中にはどんだけ議論を交わしても分かり合えない人やコトってあることですし、仕方がないのかもしれません。

妙なご時世だなー。

やっと出た夏号

渓流 2014 夏 (別冊つり人)
つり人社 (2014-06-11)
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6月に入ってから毎日にようにつり人社公式やらAmazonやらを巡回していたのだが、まるで音沙汰がなく、最悪のケースまで想像してしまったが、無事に出てました。ヨカッタ。

これといって目新しい情報はないんだけれど、ついつい毎号買ってしまうのだよな。とはいえ、ラバーソールの新型が出ていたり、遠野のタイマグラの記事があったり(「タイマグラばあちゃん」はホノボノしたいい映画だった〜)、服部文祥も大深沢の堰堤下でウグイに遭遇していたのか的な記述があったり、まだ細かいところまで読んでないけど大いに楽しんでおります。あ、『絶景 日本の釣り』はついポチってしまった。

そういえばコーヒーの記事もあったんだけど、ページが足りず消化不良でした。じつは山で飲むコーヒーについては、個人的にはコーヒープレスもいいんじゃないかと思っている。ドリップとちがってオイルが浮かんだり、粉っぽかったりもするんだけど、野趣あふれる味わいというか、けっこうマッチするんじゃなかろうか。

ていうか、普段からUCCがやってる府中のCOMFORT CAFEでは、いつもコーヒープレスばっかり飲んでるんだけどね。高校の頃は、今はなき浜松の名喫茶店、SUNにてトルコ・コーヒーを愛飲してたし。

スノーピークがコーヒープレス(チタン製)を出してるんだけど、3カップしか作れない。あとパッキングで凹ませると一発で死亡するみたい。まあ、素直にドリップが一番なのかもなー。

夏のビール

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梅雨入り前は毎週末、野川公園にピクニックに出かけた。以前書いた調布飛行場だと散歩の距離が稼げないので、オーソドックスに(?)小金井街道から野川沿いをテクテク歩き、バーベキュー広場を抜け、野球場を傍目に西武線陸橋をくぐり、「いつもの場所」を目指した。

当然、ビールは保冷剤とともに用意。最近のお気に入りは、ヤッホーの「インドの青鬼」である。上の写真では手前にある青いヤツ。ホップが通常の2倍、強烈な香りとアルコール7%という、ちょっとストロングな感じなのだが、屋外で楽しむのにピッタリな味わいなのら。

というわけで、今夏の山行用に採用決定。ガムテかダクトテープでしっかり補強して持って行こうっと。

いい仕事をする人たち〜W杯開幕に向けて



巷で話題ですね、この動画。

さすがは日清。グッジョブ!です。オマイラが愛してやまないカップヌードーは、こんなサムライが作っとんのやで〜(適当)、と。

手術痕だなんだ、いろいろノイズというか騒音もあるようですが、そんなの全部ふっ飛ばして、この動画みたいな感じで本大会でも強烈なインパクトを与えてほしいもの。いや、きっとできるはず!

あと今回のW杯は、個人的にはSmile for Nipponさんの「牡鹿半島の子をブラジルW杯に招待し隊プロジェクト」に参加できたので、一粒で二度美味しい感じ。

↓この記事がきっかけでした。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201404210005-spnavi

全体のことを考えて、まっとうにコトを運ぼうとすると、こういったことはできない。あれこれ言う外野の声には耳を傾けつつ、今できることをすぐやる、という姿勢が素晴らしすぎると共感した次第。

それにしても、これだけの規模のお祭り騒ぎに当事者(国)として参加できるとうのは本当にシアワセなこと。ブラジルなんで時差がまんま12時間あるけど、早朝の試合というのも乙なものですな。勝っても負けても、仕事が手につかない予感!!

あとコレ。

なんか手前味噌っぽくて申し訳ないが、いまこの時期にこそ広く読んでいただきたい本。1〜2時間もあれば読破できますが、とりあえず「まえがき」だけでも書店やKindleの試し読みで目を通してみて。心がアツくなります。

グループCの展望やら、大半はW杯観戦ガイド的な内容ではありますが、白眉なのが最終章。オシム視点での、日本サッカーの未来が滔々と語られております。

信じよ! 日本が世界一になるために必要なこと (角川oneテーマ21)
KADOKAWA / 角川書店 (2014-05-24)
売り上げランキング: 560

こないだ、NHKでオシムの番組をやってたけど、なかなかにグッとくる内容だったよね。この御方も相変わらず闘い続けているのだ。F組はアルゼンチン、イラン、ナイジェリア。是非ともボスニア・ヘルツェゴヴィナの決勝進出を願いたい。

幻の武道館

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昼日中、15時スタートという鬼のような日程だからこそ興味もわき、職場のカレンダーにも「九段下接客、直帰」と堂々と記し、準備万端だったのだが、先方の都合が合わなかったようで。

払戻がめんどくさかったー。

しつこいようですが

毎度おなじみ、大川端探偵社をひっそりと応援するブログにようこそ。

先々週になりますか、「がんばれ弁当」の回、よかったですねー。最後の数秒、あそこでアレをやるかー!と、完全に原作を凌駕する脚本(そして演出)には脱帽。大根カントクの原作愛をヒシヒシと感じます。

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↑このセリフの、ドラマでの活かし方が最高でした。湯けむりスナイパーもよかったけど、大川端はホントに完成度が高いわー。Blu-rayボックスを買ってしまいそうだ。

今週は女番長というのは公開されているんだけど、9〜12回はどうなるんだろう。放映前の予告動画を見る限り、ウグイス嬢、ヤクザの決闘は確定、あと「未だ見ぬ親を探して」というキーワードあるんだが、これオッパイのエピソードなのかなぁ。だとしたら最終回かなぁ……。

嗚呼、金曜日が待ち遠しい!(が、CMが多すぎるので録画で飛ばして見てます。。。)

いただきもの

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義父は、酒が飲めない。いわゆる下戸である。ビールをグラス一杯が限界。

現役の頃は国土交通関係の仕事をしていたので、お中元だのお歳暮だの、やたらとウィスキーを貰う機会があったそうなのだが、飲めないのでずうっと放置してあるらしい。

そんなわけで、カミさんの実家に行くたびに、何本かいただいてくる。懐かしのダルマとか、あと上の写真にあるHouse of Lordsというスコッチが多い。

House of Lordsは最近だとマイナーな存在だが、12年モノということもあり実に味わい深いテイスト。当時はおそらく、数万円したのではなかろうか。ヤフオクに出すか、と不埒な考えも頭をよぎったが、誘惑に勝てるわけがない。

ダルマは「寿」の文字が燦然と輝くお歳暮バージョンだが、こちらも数十年ぶりに楽しんでいる。若いころはOLDなんて見向きもしなかったが、水割りでチビチビやると意外に、というか普通においしい。年を重ねて、飲み方が変わったせいもあるかもしれない。

ウィスキーが好きだ。うん。

大川端おもしれーなぁ!!



大川端探偵社、見てますかーッ!? 第1話でつかみはOK、そんでもって第2話でエロい話を持ってくるあたり、計算もバッチリということでインターネッツ上でもけっこう話題になっているようで何より。

満を持してと申しますか、5/2深夜放送予定のエピソードは私が大好きな話。いろいろ書きたいことはあるんだけど、書くとネタバレになっちゃうので以上! 「母乳」の回、まだかなー!

Emergency Room

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このところ、すっかり更新をサボってしまっている。月並みだけど仕事が忙しい。

そんな中、ちょっとした出来事があったので記録として残しておきたい。ERのお世話になったのだ。長文になってしまったが。

45ともなると、完全に中年なわけなので体のアチコチがちょっとずつおかしくなってくるよね。若いころだったら考えられないようなことが起きる。

多忙モードで睡眠も足りてなくて、なんかヘンだなーっていう兆候はあった。昼に刺身定食を食べたんだけど、それがドカ盛りで有名な店で、調子に乗ってライスも大盛りに。ウマイウマイと平らげて、ゲフーと会社に戻ってきて仕事をしていた。

夕方、突然妙な吐き気を感じた。唾液がやたらと分泌される。あ、これ吐くかもと思い、トイレに駆け込んだ。

ウゲーとえづくものの、吐瀉物は出ない。胃がキューっと持ち上がるんだけど、特に胃液の逆流なんかもなくって、ちょっと苦しいだけ。そのうち喉が出血したのか、唾液に血が混ざりだした。

5分ほど安静にしていたら吐き気も収まり、体調も回復。食べ過ぎたせいかしらんと、呑気に仕事を続け、夜帰宅。

風呂を上がって晩酌していたら、なんだか脇の下がモゾモゾする。なんかカイーなと気にもせず、しばらくビールを飲んでいたのだが、かゆい箇所がだんだん広がってきた。脇腹、腕の内側。さすがにおかしいと思い、洗面所の鏡で見てみたら、体中にジンマシンのような、蚊に刺されたときのようなデキモノがブワーッと発生していたのです。

うわ、うわ、うわ、と慌てているうちに、みるみるデキモノが広がっていく。股間に、腿の内側に。体の柔らかい部分に集中的に発生している模様。

このとき、救急車を呼ぶことも考えたんだけど、とりあえずはインターネッツで検索。近所のでかい病院にERがあったので、直接電話で問い合わせた。担当の方に細かく症状を伝え、熱や痛みはなく歩けるので、タクシーなどですぐ来てくださいと言われる。

いそいそと着替えて、マンションを出て通りでタクシーを捕まえる。病院名を告げたところ「ERですか?」と訊かれ、専用の窓口近くまで行ってくれた。なんか慣れてるなー、という感じ。

待合に入ると「2時間待ち」という非情なディスプレイが目に入ったが、実際には1時間ちょっとで診察を受けることができた。

経過時間から言って昼間の食事は関係ないし、家族と同じものを食べて自分だけ症状が出たのであれば、そこが怪しいが、どれもこれも食べ慣れたものばかりだし、鮮度も悪いわけではない。結論としては、原因不明。

診察を受ける頃には症状も収まりつつあり、痒みもずいぶんと減ったので、念のための薬だけもらって終了。帰路も、病院前にタクシーがズラーっと並んでたので問題なし。午前3時頃に帰宅。

なんだろうな、やっぱり体力が衰えているのかな。抵抗力が弱まってるところに、何らかの因子が作用したんだろうなあ。その後は特に問題ないし。

それにしても、夜更けのERには色んな人がやってくるね。高熱を出した子供とか、バイク事故で顔面血だらけで膝潰れてる人とか、ストレッチャーに乗せられた大正生まれのお爺さんとか。

まあ、いい経験になったということで。

感涙!『大川端探偵社』がドラマ化!

公式サイトはこちら。

ななな、なんと、主演はオダギリジョーというから本気度の高さが伺える。もうちょっと眼光鋭ければ原作の「村木」っぽさが完璧なのだが、それでもオダギリジョーのキャスティングは満点であると思うのです。

『湯けむりスナイパー』だの『古代少女ドグちゃん』だの、ろくでもないドラマばかりを紹介しやがってとお嘆きの貴兄、今度こそは、今度こそはホンモノですよ!ていうか、湯けむりもドグちゃんも俺的には最高のコンテンツだし、狩撫麻礼とは関係ないけど『みんな!エスパーだよ!』も素晴らしかった。

あぁ、大川端探偵社の話でした。戻します。

正式には、『リバースエッジ 大川端探偵社』と言うのだよね。原作のコミックは、『ボーダー』とか『湯けむり〜』の根底に流れるおなじみの価値観をベースに、現代風のアレンジが施されて一般の方々にも読みやすく仕上がっております。

まさに狩撫麻礼の総決算とも言える、非常に良質な内容なので、ドラマはともかくこの原作コミックだけでも読む価値は十二分にあるわけでございます。作画もたなか亜希夫先生で、絵の巧さは折り紙つきですことよ。

なんと、本日現在Kindleで1巻が無料という、たいへんありがたいセールも行われているわけで、今すぐ読んでくださいと懇願する次第です(いつまで無料なのかはわからないので、お急ぎを)。

リバースエッジ 大川端探偵社 1
日本文芸社 (2013-12-06)

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予告動画のこのシーンを見ると、原作ファンであれば「あのエピソードやるのか!」とニマニマすること必至。個人的には「風俗嬢と不思議な客」「忘れられない味」あたりが楽しみで仕方がない。

4月が待ち遠しい限りですが、よもやの大ヒットで第2期決定!とか映画化決定!とか、そういう展開を期待する次第。

テレビを見てたら馴染みの店が

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晩酌しながら酒場放浪記を見てたら、大定がいきなり出てきてビール吹いた。

番組内では「個人名が飛び交う」的な話になってたが、まぁ確かに常連さんは非常に多いものの、そんなに敷居が高いわけでもないので、大丈夫ですよ(誰が?)。

締めの一句も、さすがわかってらっしゃるという感じですた。

最近行ってねーなー。

ベイビー☆ファイティングマン

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2014年が始まりました。今年も宜しくお願い申し上げます。

タイトルは、今年の自分にとってのテーマ(およびテーマ曲)。初めて耳にしたときから25年も経って、いまこの曲が自分の胸にズンズンと響く。

黒いバラとりはらい 白い風流し込む オウイェー!
悪い奴らけちらし 本当の自由取り戻すのさ

オウ ファイティングマン イェー 正義を気取るのさ
オウ ファイティングマン イェー オウイェー!

権力者の力には 鼻で笑ってこたえろ オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

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昨年暮れのこと。じつは、仕事でこっぴどい失敗をやらかしてしまった。

自分だけでなく、上司にも恥をかかせてしまった。P/L的な損失はないとはいえ、結果的にいろんな方々に迷惑をかけることにもなった。

原因はもちろん自分にある。ただ、単なるうっかりミスであれば猛省して立て直し、以後気をつけますとなるのだが、事態はそうシンプルではなかった。

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年末、いろいろ考えた。最終的には、やはり自分の「甘さ」に原因があるのだと行き着いた。風呂場で、汗をかきながら。

甘さにもいろんな甘さがある。馬齢を重ねてきた中で、その相当部分は排除できたつもりだったが、仕事の枠が広がれば広がるほど、関わる人が増えれば増えるほど、少し前の基準では通用しなくなる。

そして現状と照らし合わせ、どのように克服するかを考えたとき、徹底的に闘うしかないことに気づいた。

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思えば自分が、そして自分が属する集団が本当に大事にしているものを守り、前に進み続けるために、その周りには闘っている人が大勢いたのだ。

自身をすべて失っても 誰かがお前を待ってる オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

まだ、遅すぎることはない。彼らと同じ土俵に上がり、ともに闘いたい。全力で。

2013年を振り返ってみる

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今日は仕事納め。明日から実家に帰るので、たぶん今年の更新はこれでおしまい。ボンヤリと振り返ってみたい。

●このサイトの年間アクセスTOP10

府中駅南口再開発のお話
長友伝説抜粋
久々のギックリ腰
浜松銘菓、「まるたや」と「かわもり」
The Fate of Mitchell Brothers
山葉文化椅子
『マタギ』を読んだ、これはすごい本だ
チンチンにしてやれ!
酸ヶ湯〜誰が混浴を殺したか
宮乃咩神社〜謎の絵札と穴柄杓

府中駅第1地区の再開発が始まったことで、関連記事がぶっちぎりで1位となった。完全に移転した店もあれば、仮設店舗に移った店もあるが、やはり残念なのは、吉田屋をはじめ、このタイミングで閉店してしまったいくつかの好きだったお店。

すでに解体工事が始まった。古き善き昭和の雰囲気は一掃されていく。結果的に街が活性化するのであれば、これも受け入れるしかないんでしょうね。

●今年買ってよかったもの・感動したもの

iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 780
iRobot (アイロボット)
売り上げランキング: 145

ルンバのことは最初バカにしてたけど、コレを買ったら生活が激変しました。床がフローリングの場合、ちょっとサボるとソファーの下とかすぐに埃がたまっちゃうけど、そういったストレスから解放してくれた。

あとムスメを保育園に連れてくとき、グズって一苦労することが多かったのだが、ルンバを起動するとビビるのかスクっと立ち上がって玄関に走って行く。教育上よろしくないような気もしつつ、助かっております。

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)
グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ
新潮社 (2011-10-28)
売り上げランキング: 9,151

今年読んだ本の中では、ダントツに面白かった!

人を赦すとはどういうことか、人は正しい理由からまちがったことをする、その逆もある、善と悪をどのように判断するのか等々。非常に考えさせられ、また胸に響いた。上中下巻あり、長い物語なので読むのに体力は要るのだけど、グイグイ引きこまれてあっという間に読了。ぜひ3巻まとめて買って、読んでみてほしい。もしつまらなかったら、酒でも奢ります。

映画化権をジョニーデップが持ってるそうで、映画にもなるみたいだけど、2部作とか3部作にしないと収まらないんじゃないかな〜、などと余計な心配をしておりますが。

1959
1959

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ソギー・チェリオス(鈴木惣一朗&直枝政広)
Pヴァイン・レコード (2013-07-17)
売り上げランキング: 17,823

AKBだのジャニーズだの、そんなヒットランキングにお嘆きの貴兄。日本にはこんなに良質な音楽を作る連中がいるんだぜ、ってことでSoggy Cheeriosです。

カーネーションの直枝くんと、ワールドスタンダードの鈴木惣一朗によるユニットなんだが、こう言っちゃ失礼だけど、それぞれのバンドのココ数年の作品より、Soggy Cheeriosが圧倒的によいです。

特に終盤の流れが好きです。「19時59分」や「曇天夕闇フェリー」でシビれ、大団円の「とんかつの唄」で〆という、素晴らしい内容。とんかつの唄は森繁久彌のカバーってことになるのかな?w とんかつの脂のにじむ接吻をしよう〜♪

川島雄三監督の映画も観たいんだが、パッケージ化されてないみたいだ。とんかつ大将は観たんだけどなー。

東京コンサート
東京コンサート

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曽我部恵一
ROSE RECORDS (2006-10-06)
売り上げランキング: 261,791

もういっちょ、音楽では、サニーデイ・サービスの超名盤『東京』を、曽我部恵一が弾き語りで再現したというライブ盤。Amazonにリンク張っちゃってますが、曽我部くん主宰のローズレコードのサイトから買ったほうがええかも。

もうね、元のアルバムをエンドレスで聴いてた頃の甘酸っぱい思い出がよみがえりまくりですよ(というか、実際には超絶ブラックな仕事場で泣きながら聴いてたんだが)。やっぱこの人、歌が滅茶苦茶ウメーわ。会場がまた下高井戸シネマという映画館で、よく映画見に行ったなあ〜とかノスタルジーに浸りまくり。

エレファントカシマシ 2009年10月24,25日 日比谷野外音楽堂(完全初回限定盤) [DVD]
UNIVERSAL SIGMA(P)(D) (2010-03-17)
売り上げランキング: 21,865

もう何年も、エレカシって聴くことがなかったんだけど、ふと目にしたのがこのDVD。20周年の野音でのライブなんだが、オープニングが「夢のちまた」というのが引っかかった。収録曲のリストを改めてみると、けっこう昔の曲も入っていて、試しにと買ってしまったのが運の尽きというか。

もうね、のっけの「夢のちまた」での宮本の映像がすごい。すごすぎる。なんだこいつら、全然変わってねーじゃねーか!

そんなわけで、自分の中ではいまエレカシが絶賛リバイバル中でやんす。年が明けたらまたこのバンドのことを書くかもしれん。ちなみに、DVD3枚組でパッケージはLPサイズ。届いたとき、箱のデカさにビビったわ。

●まとめ

今年は手術もしたし、仕事もジェットコースターみたいだったし、プライベートでは家人の仕事環境が変わったりもして、まあそれなりに変化の多い1年だったかな。

皆様今年もお世話になりました。お会いできなかった人も、縁があればそのうちお目にかかれるでしょうってことで。

よいお年を〜!

クリスマス

現場を離れてもなお、いくつかのIT系サイトのウォッチは続けているが、特にいまなお貴重な情報源として楽しみにしているのが、こちらのサイト

今夜はクリスマス・イブということで、ぜひ紹介したい記事があるのだ。それがコレ。

http://maclalala2.wordpress.com/2011/12/26/クリスマスの思い・・・/

サイトマスターのshiroさんが、これまたAppleGeekで有名なJohn Grubberという人のエントリを紹介したもの。AppleともITともぜんぜん関係のないコラムなんだけど、「その筋」ではわりと有名で、インスパイア(模倣?)された記事を昨年あたりはよく目にしたものだ。ぜひ「元ネタ」に触れてほしい。

以下は原文の引用。

Merry

Sunday, 25 December 2011

Late last night, inspecting Santa’s handiwork, a simple thought occurred to me. A decade or so from now, when, say, I’m waiting for my son to come home from college for his winter break, and, when he does, he wants to spend his time going out with his friends ? how much will I be willing to pay then to be able to go back in time, for one day, to now, when he’s eight years old, he wants to go to movies and play games and build Lego kits with me, and he believes in magic?

How much then, for one day with what my family has right now? How much? Everything.

The truth is, I’m the luckiest person in the world today. I hope you are too.

もうひとつ。きょう読み返したらココロに沁みたので、こちらのスピーチも紹介しておきたい。有名なやつだけど。

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

よいクリスマスを!

イッツァソニ〜

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↑ちょっと前の週刊アスキーの特集。

正直に告白すると、ここ数年といわず、ずいぶん長いことソニー製品を買うことがなかった。たぶん10年以上。Amazonの購入履歴で検索しても、“ソニー”、“SONY”いずれもヒットせず。たぶん、ニッケル水素の充電池をヨドバシあたりで買ったのが最後じゃなかろうか。

それが今年に入ってから、我が家ではにわかにソニー製品が増えてきた。

まずこれ。手回し充電FM/AMラジオ。LEDライトも付いてて、USB端子からスマホの充電もできる。いろいろ見比べたけど、災害対策用としては現状個人的にこれがベストと思う。

SONY FM/AMポータブルラジオ ICF-B88/S
ソニー (2013-07-20)
売り上げランキング: 605

続いて、これ。リニアPCMレコーダー。音質が必要以上に良すぎてビビるぜ。適当にギター弾きながら楽曲づくりのお供にしてるのと、仕事で会議の録音用としてもべんり。最近は小型でさりげなく録音できるレコーダーも多いけど、ゴツイぶん出席者全員に対して明示的に「録音してますからね」感を出すのに重宝する。ヤらしくてシビア〜な仕事してるんよ(笑)。

SONY リニアPCMレコーダー M10 ブラック PCM-M10/B
ソニー(SONY) (2009-10-21)
売り上げランキング: 1,815

あとこれ。ブルーレイレコーダー。DLNA的な機能があって、風呂場で防水ケースに入れたiPadで録画番組を見たり、普通にテレビ見たり。あと、撮りだめた番組をiPhoneに転送して通勤中に見るのが最近のマイブーム(おかげで読書量が減り気味)。「おかあさんといっしょ」もいくつかムーブしておけば、出先でムスメがグズったときなども大変べんり。とにかくフル稼働しております。

そんで、いま(というかここ1年ちかく)欲しくて欲しくてたまらないのがデジカメのRX-1(あるいはRX-1R)。こんな変態製品を出してくるあたり、さすがのソニー。スーパーニッチだけどスーパーパワフル。レンズシャッター&単焦点ラブな私にとっては、ど真ん中ストレートなわけでありまして、いっそいまメインで使っているGXRが大破しないものかと不穏なことを考えるくらい。

SONY サイバーショット DSC-RX1R
Sony
売り上げランキング: 15,140

RX-1がEVF内蔵にならんかなあ。そしたら即決かもだが、ボディーサイズが大きくなっちゃうのもなあ。あ、EVFといえばα7も気になるのよね。フルサイズのミラーレスで防塵防滴。気兼ねなく沢に持っていけそうだが、日常使用時のシャッター音がなあ……。うーん。

SONY デジタル一眼カメラ α7ズームレンズキット ILCE-7K/B
ソニー (2013-11-15)
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Xperia Tab Zも気になる。生粋のマカーな私としては迷うところだが、最強の風呂タブなはずなんだコレ。後継機が出るのを待って判断するかなあ……。うーんうーん。

ソニー Xperia Tablet Z WiFi SGP312メモリ32GB ブラック
ソニー(SONY) (2013-04-13)
売り上げランキング: 2,638

いまでもココロに残るCMがある。

たしかプロフィールだった気がするんだが、ちがうかもしれない。番組は、これまたおぼろげだが多分サイモン&ガーファンクルのセントラルパークでのコンサート。そのスポンサーがソニーでさ。たぶん1982年とか、そのあたり。当時は中学生だったはず。

内容は、雷鳥の四季折々の姿。春の雛のヨチヨチ歩きから、吹雪に耐える冬毛まで。15秒とか30秒のじゃなくて、1分くらいの長尺。それがもう、とにかく素晴らしく美しすぎるCMで。

たぶんそのときから、私は(いわゆる)ソニー信者になった。親にせがんで買ってもらったラジカセも、ステレオセットもすべてソニーだったし、当時の思春期のオトコノコがウォークマンの洗礼を受けないはずもなく、身の回りはソニー製品に溢れてた。遠い昔の日々。

業績の数字としては、2013年度の着地見込みが下方修正されたりとか、まだまだいろいろあるみたい。でも売上どうこうよりも、冒頭の週アスの記事じゃないけど魅力ある製品がいっぱい出てきてることのほうが大事だよな。

ていうか、あーもうRX-1がほちいよー。

11月が終わってしまう

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1年のなかで、5月と並んで最も好きな季節。

今年はクドクド書いてるように入院もあり、アクティブに過ごせなかったのが残念であった。

昨夜の風雨で府中の欅並木も相当葉が落ちていた。季節は過ぎゆき、冬がやってくる。願わくば落葉の森にしばし佇み、葉巻をくゆらせながら美味い珈琲でも飲みたいところだ。

なーんて話とは全然関係ないけど、アンパンマンのおむつで尻の部分がカレーパンマンってのは……まぁこうなるわなあ。

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手術内容について

入院明け、松葉杖をついて出社すると、いろんな方から「どーしたの?」と聞かれるわけです。

これ、意外と面倒というか、きちんと説明すると長ったらしくなっちゃうので、膝を痛めてたので手術したんですよ、程度にしか答えられないんですね。あ、縫合部分の写真を掲載しようと思ってたんだけど、社内で見せびらかしたらグロ&パワハラ認定され評判が悪かったので自粛します。

一応、どんな手術をしたのか、ざっくりと記しておきたい。

病院でもらった明細によると、正式な術名は「骨内腫瘍除去」となっていた。脛骨の内部に腫瘍ができてたので、それを取り除いた、ということですね。

腫瘍の大きさは、直径8mm〜10mm程度。腫瘍というと大げさな気もするが、いわゆるガングリオンとのことでした。通常、ガングリオンって、骨と骨の間にできるんだけど、まれに骨内に発生することがあるんだって。

で、そのガングリオンの塊に向けて、膝の内側を切開し、骨に穴を開けて掘っていったわけです。そんで、腫瘍自体を除去して、中をキレイにした、と。

当初、膝の裏を切開して、除去したあとの空洞を人工骨みたいなもので埋めるみたいな話だったんだけど、膝裏切開は術後の経過にも響くってことで、手術前の協議で横からの掘削となった模様。

穴を開けたところには長さ40mm、直径4mmのボルトが埋められました。コイツの内側が空洞のパイプ状になっていて、何らかの体液が溜まっても自然に骨の外に出るようにしてあるそうだ。

主治医いわく、セキュリティが厳しい空港だとボルトが反応しちゃうかもとのこと。いちおう、空港でのトラブルを避けるためのMedical referenceも書いてもらえるそうだが、ググってみたら、滅多に反応はしないし口頭で説明できれば問題なしとのこと。ま、いっか。

以上が手術内容。別エントリでリハビリ編をウダウダ書こうかとも思ったけれど、メンド臭いので簡潔に。

そもそも、リハビリするために車椅子に移ろうとしたときが最強に痛かったです。あまりの痛さに人生最大の泣きっ面&悲鳴で、こりゃ無理だってことで座薬を突っ込まれる。1時間後にはウソのようにすんなり移動できた。ビバ☆座薬。

ていうか、その前にチンチンに刺さってた管を抜かれたんだけど、そんときびっくりしたのが、まず「逆流」するのねアレ。おばちゃんが下手だったのかもしれないけど、排泄物が膀胱に戻ってくるんですよ、ジワジワ〜っと。あれは未知の体験だったなぁ(遠い目)。

あと、想像してたよりもずっと長いのね、管自体が。え・え・えってな感じ。ズボっと抜けるのかなと思っていたら、ズボーーーーーッって感じ。できればもう、経験したくないもんです。

リハビリの担当医は若いおねーちゃんで、「優しくおねがいしますね」とニッコリお願いしたら、ハードな内容でグイグイやられた。口調は優しいんですよ。「やわらか〜い膝を作っていきましょうねえ〜」って。でも、手は容赦無い。縫ったばかりの傷口も構わず、グリグリ動かしてくれて悶絶。

そのおかげで、思ってたより順調に回復。今月5日の手術後、その二日目には両松葉が片松葉になり、三日目には階段の昇り降り、最終の5日目には自転車マシンを漕いでた。感謝です。

その後、10日に退院して一週間後に抜糸&松葉杖返却。現時点では、日常生活では特に問題ナシ。子供と公園で遊べるくらいには回復しております。

できれば年内〜年明け早々には、手近な低山ハイクにでも行きたいところだが、高尾山周辺は激混みだろうし、いっそアップダウンの激しい多摩動物公園がいいかもなあ、と思案中でありんす。

入院・手術ノ記

[入院〜手術前日]

入院したのは、手術の前日である。

自宅から、徒歩10分ほどの中規模な病院。コンビニにてティッシュやおやつを購入し、朝の10時に受付。

各種書類の提出や説明を聞き、個室に案内される頃にはもうお昼どきってことで、メシがでた。絵に描いたような病院メシである。なんかもっとこう、精のつくモンはないのだろうか。

入院中の患者を見渡すと、老人ばかり。看護師さん曰く、俺が最年少だそうだ。整形外科だからどうしてもお年寄り比率が高いんだろうし、食事もこんなもんでヨシとされているのだろう。おやつとして持ち込んだルマンドは、速攻でなくなりそうだ。

昼食後、浣腸しますね、とサラリと言われる。どうやら麻酔の関係で手術前には体の中をできるだけカラッポにするのだと…。いやあ、浣腸だなんていつ以来だろう?たぶん小学校低学年くらい? 晩飯後もパサパサ系。ルマンドがガッツリ減る。21時以降は飲食禁止。

[手術当日]

朝、血圧やら体温やら測り、点滴開始。水が飲めないのがツライが、点滴がポタポタ落ちるのを見ているとなんか喉の渇きが収まる。脳味噌がロジカルに納得してくれてるみたいだ。

手術は14時30分からと決定。それまで、点滴打ちながらひたすらボケーッとして過ごす。飲食できない中、連ドラの「ごちそうさん」を見ると切ない気分になる。

14時ころ、いよいよってんでストレッチャーに乗せられる。やや緊張。とはいえ、どうせ全身麻酔だから速攻で落とされて、目覚めた時にはすべて終わっているはず。

果たして、手術室について、なんか執刀医の皆さんが俺のMRIのデータみたいなの見ながらアレコレと話してて、天井の照明とかがイカニモな感じでおおーカッケーなぁなどとキョロキョロしてるうちに、看護師さんが、ホニャララ10ミリ入れまーすとか周囲にアナウンスしてて、それって麻酔のことですか?って聞こうと思ったらそこで記憶がプッツリ途切れる。

次の瞬間には、病室のベッドの上。ぼんやりした感じで周りに人が大勢いて喋ってて、自分の下半身に毛布なのか、やたらと布団を被せてるような感じで、確かに猛烈な寒気を感じるし、その一方で、パンツの後ろをグイッと下ろされ、明らかに座薬入れてます的な感触を肛門および直腸に感じつつ、なにかよからぬことでも起きたのかもしれないなぁ、などとボンヤリ考えていたら、痛みに耐えられなかったらナースコールしてね、ほらここにあるからねと、呼び出しボタンを左手に握らされ、あー我ながら握力が効かんなー、なんて思ってたら次の瞬間には病院の関係者は誰もいなくなってて、なぜか見舞いに来てたらしいカミサンが俺の顔を覗き込んでて、うわこいつ、会社早引きして来たんか、仕事ちゃんとせなあかんやろとか言おうと思ったのだが、自分でも呂律が回ってないのがわかるほどヘベレケ状態で、なんだかちょっと悔しい気分を感じつつも夢心地。

手術した右膝は猛烈な違和感というか、ビリビリした感じと、ズゥゥンとした重い痛みが断続的にあって、ピリピリのほうはそこから切開したんだろうなぁ的な傷の痛み。ズゥゥンは、まぁ、骨の中までいろいろいじくられたんだしなぁ的な。

そのうち、麻酔が切れてきたのかものすごく痛みが増してきた。いたたたたたたた、ということで、颯爽とナースコールをするわけだが、どうされましたか?と問うインターフォンに、痛いですう、という余りにも間抜けなやり取り。

すぐさま看護師さんがやってきて、肩にブスッと注射をしてくれた。今何時ですかと聞いたら夜9時半よ、と。

ええ、まだそんな時間なのかよ、飯はともかく水飲みたいんだけど、水飲みたいですぅってお願いしたら朝ごはんまでダメだって。ええええ。

あまりのショックに、そこで脳味噌が完全に覚醒。

体は依然として、強い悪寒がある。

だからなのか、やたらと体に布団がかかっていて重い。電気毛布もあるようだ。

点滴はわかるとして、両方の鼻の穴にもなんか管が入ってる。酸素なのかな。

おまけに、なんか股間に違和感がある。ってあああっ。いま気づいたけど、なにこの管!おれの、チンチンに突っ込まれてるこの管!あああああ!おしっこが自動的に吸い取られていくぅう!

全身チューブだらけ。注射でマシになったとはいえ、膝がクッソ痛い。ピリピリっときてズゥゥン、ピリピリっときてズゥゥンである。

ほんの少しでも体を動かすと、このピリズンが来る。

ところが寝返りとは言わないけど、ちょっとは体を動かさないと、褥瘡というか床擦れというか、背中から尻にかけてジンジンとそっち系の痛みというか気持ち悪さがあるのだ。手術中からずっとこの体勢だったしなあ。

ちょっとずつ体を動かさないと、背中と尻が痛い。で、動かすと膝が痛い。でも動かそうにも布団が重いのと、チューブが突っ込まれまくりでいかんともし難い。喉は絶望的に乾いてるし、麻酔の影響なのかすごく痛い。

少しウトウトすると、そのうち何らかの痛みで目が覚める。水が飲みたい。朝までの10時間、う・う・うぅと声にならない声をもらしながら、これを繰り返す。あまりにも時間の経過がのろく、iPhoneで仕事のメールをチェックし、いつもよりぶっきらぼうな返事をいっぱい書いた。

[手術翌日]

入院中の朝食時間は7時と聞いていたのに、10分過ぎても何も出てこなかったので、コールをして、とにかく水を飲ませてほしいと直訴。備え付けの冷蔵庫にペットボトルを入れておいたので取ってもらうが、寝たままでは飲めない。

手伝ってもらい、上体だけをどうにか起こす。病院のベッドなので、スイッチひとつで背面が上がるのはよいのだが、膝に激痛が走る。尻も痛いが膝には負ける。半泣きで、どうにか半身を起こし、ペットボトルにむしゃぶりついた。人心地つき、例によってパサパサなパン(朝はいつもパンだった)をモソモソと食べる。むかし、給食で出たような、袋入りのマーガリンとジャムが懐かしい。

この段階で、ようやっと精神的にも余裕が出てきたというか、まあ痛みにも慣れたっていうか、その痛み自体に、なんかホッとしたのですよね。

なぜかというと、これまで悩まされ続けた膝の痛みと、同じ場所と種類だったから。手術がうまく行ったかどうかはともかく、この病院の医者は、自分の痛みの原因に、おそらくはちゃんと辿り着いてくれた。

100%治るという保証はないということは、くどいほど説明を受けてはいたので、今後、また激しい運動をすれば痛みが出ることもあるかもしれない。悪化する可能性だってゼロではないだろう。

それでもまあ、思い切って手術を受けたのは失敗ではなかったという確信めいた予感(?)を、改めて感じた。結果はそのうち出るだろう。

水で薄めたようなコンソメスープをすすりながら、カミさんにメール。「バターサンドとかクリームサンドみたいなやつを買ってきてくれ。あと、ぷっちょみたいなグミ系もヨロシク」。

-完-

(気が向いたらリハビリ編を書きます)

ガードの下が飲食街

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間際になって伸び伸びになっていた感のある府中駅南口再開発が、いよいよ始まる気配。対象地区の各店舗の営業も、ほとんどが今月末までかな。焼きそばの「かぐや亭」に最後行きたかったのだが、すでに営業終了してた。。。

いっぽうで、仮設店舗の設営が京王線ガード下(西口)、大國魂神社前、府中市特産品直売所だったところなど、急ピッチで進んでる。

直売所だったところに、おもちゃの「みのる屋」が入ってたのには驚いた。すでに看板が付いて、品物も運び込まれてたな。大国魂神社の斜向かいには、モスバーガーが入るらしい。

あと飲食系では、自分が気づいているのは立ち食い蕎麦、海鮮丼の店、あと居酒屋の「磯吉」(!)がガード下に来るようだ。「麺創研かなで」も、ガード下の道を挟んだところに建ててる仮設で1月から営業するらしい。

ガスメーターつきのプレハブがぜんぶで10件ほどあるので、ほかにも飲食系が来るとウレシイなあ。これまで殺風景だったところが、一転して華やかになりそう。通勤経路なので、毎晩誘惑と闘わねばならないのがツライ。

ちなみにガード下にはガスメーターがない仮設もけっこうあって、なんだかゴルフの練習場みたいなのもある。これ、無印が入ってたビルの屋上にあったやつかな。

南口一帯は、おそらく年末〜年始にかけて解体・整地が始まるのかな。でもきっと、何かの遺構や出土品が発見されたりして着工が遅れるという、府中にありがちなパターンになる予感がプンプンする(笑)。

朱字を入れまくる

仕事がら、赤ペンの使用量がハンパない。会議の配布資料とか、無意識のうちに真っ赤っ赤にしちゃう。こういうのは、黒よりも青よりも、断然赤でやんす。

ちょうど、インクが切れそうなタイミングだったので、いいペンないかなーと文房具売場をウロウロしていたところ、ああこの手があったかってことで。

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そう、万年筆。

PILOTの、色彩雫(いろしずく)というインキシリーズが多色展開で、とてもイイ感じだなぁ、と。

アッシは「冬柿」をチョイス。写真だと、ちょっとオレンジが強そうな印象だが、何色か赤系を試し書きさせてもらって、一番しっくり来たのがこの色なのですね。

同じくPILOTのプレラという、スケルトンかつコンバーター付きのペンも同時に購入。これだとインクの減り具合も視認できるし、「仕事やった感」?も味わえますな(←こーいうのがイケナイ)。

ペン先はF(細字)にしたんだけど、Mでもよかったかもしれない。ヨメを騙して、Mのやつをもう一本買おうかなー、などと思ったり。

この手の文房具って、海外勢に押されまくりなイメージがあったんだが、いやいやPILOTさん頑張ってるじゃないですか。書いて書いて、書きまくったるでー!

ひこうき

いい季節なので、いつもの通り野川公園をフラフラしようと思ったのだが、ちょっと趣向を変えて調布飛行場の隣にある公園に行ってきた。いつも頭上を飛ぶ飛行機を、間近で見てみたくなったのだ。

弁当とビールを携え、滑走路を見渡す小高い丘にシートを敷き、陣取る。小型ジェットやセスナがひっきりなしに離発着するのを眺めながら、ボーッとして過ごす。

飛行機ってのは、いいなあ。空を飛ぶっていうのは、どんな気持ちなのかしら。などと、乙女っぽいことを考えながら、チビチビとビールを飲む。いつまで見ていても、飽きることがない。

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長玉持ったカメラっ子たちが大勢いたが、なるほどココは撮影ポイントとしても素晴らしいね。西武多摩湖線の多摩駅から徒歩で数分。定期的な散歩コースになりそうだ。

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