ホントは先週の高尾山のリベンジに行く予定でしたが、近所の公園の梅祭りが盛りっぽいのでそちらを優先。ちょうど見頃だったのかな。人出も相当だった。ほとんどがジジババだったけどね。

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訪れたのは、府中郷土の森博物館ってところ。博物館という名称ではあるけれど、プラネタリウムやら、多摩地方の古民家なんかの移設やら、ゴタマゼ感がすごい。でも意外と好きなんですよ、ここ。むちゃくちゃ広いし。

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これ、なにかというと井戸。まいまいず井戸といって、このへんではポピュラーらしい(?)。

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こちらは昔の小学校。「ぶんぶんぶん はちがとぶ」の作詞をした人は府中出身なんだって。村野四郎さん。へぇ。

ひとしきり梅を堪能したあとは、府中が誇るアノ施設へと移動したのだが、それはまた後日。

村上春樹が絶賛されている件

壁卵スピーチの話題に便乗(The Guardianの記事)。

イスラエルを痛烈に批判した、と受け取る人もいるし、どちらに対しても毒にならないあいまいな発言、と批判する人もいるようだ。単なる目立ちたがり屋じゃねーか、とかね。

でもね。内容がいいとか悪いとか、いくらでも後付けで理屈はこねられるけど、要するにこういうことですよ。村上春樹は、イスラエルで最高のロックを演じてくれたのです。ペレスという最高の観客を前にして。

とてつもなくパンクで、とてつもなくプログレッシブで、それでいてハードでクールな、最高にごきげんなロックンロールでしたよ。

ああ〜、なんかモーレツにうらやましいナ!

パレスチナ問題については、僕は個人的には少なくとも自分が生きてる間には絶対に解決しないんじゃないかと思ってるし、もし解決するにしても、ガンジー並みの人間が双方に同時かつ大量にいなければ無理だと思ってる。

その一方で、パレスチナみたいな誰にも解決できない問題をどうにかしてしまう力ってのは、ひょっとしたら、文学や音楽にこそあるんじゃないかなあ、なんて青臭いことを思ったりもするんですよね。

?みながら読みたい

『渓流2009』は、明日(2/7)発売です。本屋さんに買いに行こう!

  • 第1特集 滝壺の引力〜何かいそう。だからイト、垂れてきました。
  • 第2特集 テンカラにぞっこん

うん、相変わらずいいコピーである。

残念ながら、昨年度より年1回の発行となってしまったが、今年も同様のようだ。他の釣り媒体とは異なり、ただ単に釣れればよいというところに主眼を置かない作りなので、どうしても読者の幅が狭まってしまう。結果的に売上の問題になるのかもしれないが、仕方がないのだろう。

逆にこの本がドカドカ売れるようだと、全国の源流に人がワンサカ押し寄せることを意味するわけで、小心者かつエゴイストな私としては複雑な気持ちになってしまう。ともあれ、今年もまた手にできることを素直に喜びたい。

もうひとつ。先日キヤノンのギャラリーに行ったエントリを書いたが、岩木登さんの写真集、『南八甲田の森をゆく』―岩木登作品集 を購入。今朝届いた。

『渓流』のテイストが気に入る人であれば強くお勧めできる内容。とにかく美しい。八甲田という山域の懐の広さがビンビン伝わってくる。これほど源流の佳さを雄弁に語る写真は、ちょっと見たことがないぞ。ていうか、20年ちかくも沢に通って、俺はいままで一体、何を見てきたのだろうか……。

嗚呼!仕事サッサと終わらせてスコッチを嘗めながらページを繰りたい!

モエレ沼紀行

札幌ではウニ・イクラを思う存分食べ、ジンギスカンをつついた。ジンギスカンは、目星を付けていた店が見つからず、いいかげん寒かったので断念して「だるま」にしたんだけど、北朝鮮脱税送金疑惑を考えれば、ほかの店にすべきだったか……。まあいいや。

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それにしても、韓国・台湾・中国系の観光客が非常に増えたね。冬の北海道は本当に人気らしいんだが、だるまでも隣には香港から来たという単独ツーリストがいて、「好吃」を連発していた。ええことです。

今回の旅の主目的は、モエレ沼公園で遊ぶこと。特にイサム・ノグチが大好きというわけではないんだけど、なんというか、公園行政だとか、運営みたいなものに興味を引かれて。同行者はさぞうんざりしていたことだろう。

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冬なんかに来るより、初夏〜夏あたりが気持ちよさそうな公園ですね。当たり前か。でも、スノーシュー・クロカン・そりのレンタルなんかもあって、猛吹雪の中、楽しんできました。あと、アート系かどうかを問わず年中さまざまなイベントが催されていること、地域密着度の高さなど、さまざまな面でうらやましい。府中もがんばってほしい。土地と施設はあるんだから、あとはソフト面だよなあ。

夜は親戚と落ち合って、貸し切り状態のすすきのニッカバーでへべれけに。竹鶴17年うまー!

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源流寫眞

札幌に遊びに行ってたんですが、その帰りに品川のキヤノンに立ち寄り。仕事以外でココに来るのは初めてかも知れない。

目的は、オープンギャラリー。岩木登 写真展「源流の核(コア)〜滝とゴルジュ」。規模自体は大きくないんだけど、ゴルジュや氷瀑、釜やトロなど、八甲田界隈の渓谷のすばらしい写真に圧倒される。もっと点数の多い写真展(「原生の鼓動」展)もやってたみたいなんだけど、東京パートは終了。いま大阪の梅田でやってるのかな。その後、仙台名古屋福岡札幌へと続くようだ。

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今年こそ、男たちの尻ではなく、グッとくる写真を撮影したいものだ。去年はつい勢いで泳いで、カメラを水没させちゃったからなあ。

あ〜、沢行きてぇ。

続きを読む 源流寫眞

HIV検査

風邪をひいて、週明けは会社をサボりました。インフルエンザだと怖いので、医者に行った。

結果は、ふつうの風邪だったんだけど、前回(といっても1年以上前)の診察時にしたHIV検査の結果を今さらのように受け取った。

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当時は、胃の調子がずうっと悪かったのだけど、ここに転がり込んで、「ピロリ菌の治療をしましょう」ということで徹底的にやったら、ウソのように治ったのだ。ガスター10が手放せなかった生活も、いまとなっては懐かしい。何だったんだろ、あれは。

そのとき、ついでに血液検査とHIV検査もしたんだった。まあ、普通に陰性でよかったわい。

America

夜中に仕事をしながら、バラク・オバマ氏の大統領就任イベントをボーッと見ておったです。

すごいね、ホントに。ものすごい人・人・人。180万人集まったとか?

やれやれ、あの、ギッシリ埋め尽くした観衆のうち、半分の人々は4年前に間違った投票をしたんではなかったのか。半分ってことはないかもしれないけど、1/3くらいは共和党を推してませんでした? まあいいけど。

演説の内容もさることながら、その熱狂する聴衆を見てると、アメリカは本当にいま、弱ってるんだなあということがよくわかる。

そんなこんなで思い出したのが、サイモン&ガーファンクルの(そのものズバリ)アメリカって曲。

“They’ve all come to look for America “のフレーズが胸にしみます。

日本なんて、アメリカ以上の弱りっぷり、かつ迷走中なんだけど、今回の就任イベントで熱狂する人々みたいに、いい意味でバカっぽく、陽気にいきたいもんだ。そうそう、オバマのお父さんのふるさとの村は、ニャンゴマコゲロ村っていうんだって! なんか赤塚不二夫っぽいよね!

【おまけ】

いつだったかこのblogでも紹介したことがあるかもしれないんだけど、sorryeverybody.comはどうなってるんだろうと思ってアクセスしてみたら、トップページが”Hello Everybody”になってて笑った。そんなに世界は民主党を望んでいたのかよってくらい、オバマの大統領選挙を受けての投稿写真が面白い。民主党が好きっていうより、ブッシュが嫌いだったんだろうけど。

ウェブ見て涙が落ちるだなんてどういうわけだ

ソニーのハンディカムチームはいい仕事した。最後までやったら泣けたぜ。


映像記録は絶対的に静止画派な私ですが、こーいうのを見せられると動画もいいなあ、と思ったりします。でも動画の撮影って難しいんだよね。なんというか、誤摩化しがきかないというか。特に人物を撮るときって、動画だと気恥ずかしさが出ちゃう気がする。撮るほうも、撮られるほうも。オッサンな証拠かしら。

動画といえば、最近のフルサイズ一眼レフの動画機能はハンパなくよいんですよね。レンズがいいぶん、フルHDのすごい絵が撮れちゃう。キヤノンの5D mark2なんかは、特にブットビですよ。Youtubeで”5D mark2″あたりを検索するといっぱい出てきます。ニコンのD90も職場の詳しい人間に言わせるとよいらしいですが、数年後には、運動会のオトーサンはみんなデジイチ構えてる、みたいな世界になるのかもしれません。

まあ、ぼくは防滴・防塵仕様のGR DIGITALが出てくれればそれでいいんですがね:P

日本三大砂丘

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またも地元ネタですが、浜松の子供たちが年に一度は必ず遠足などで訪れるのが中田島砂丘。学校行事以外にも、町内のイベントなんかで、年に2〜3回は行ってたなあ。

その中田島砂丘が日本三大砂丘のひとつだというのは大人になってから知ることになるのですが、子供の頃は、海っていうのは「ここからが海だよ」という地点から波打ち際まで、ヒーコラ言いながら延々と続く砂浜を歩いて、ようやく辿り着くものなのだと思ってました。

天竜川にダムやら堰堤がいっぱいできて、セメント業者が砂を取りまくったおかげか、小さい頃は潮干狩りができたような海岸も今では見る影もなし。久しぶりに行ってちょっとガッカリしたけれど、腐っても「砂丘」だな〜。最近だとウミガメの産卵地としても有名みたい。

日本三大砂丘、ひとつはもちろん鳥取ですが、もうひとつは鹿児島の吹上浜だそうですな。

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海に行ったついでに、浜名湖を超えて新居の関所に。「入鉄砲に出女」ってヤツですな。改めババアが娘ッコの着物を脱がせたりしてたんだろうな〜。ここは当時の建物が現存する唯一の関所跡だそうです。さすがに正月は閉まってたので外から撮影。

新年パイパィパ〜イ

あけましておめでとうございます。正月は、実家に帰ってました。当然、おみやげはうなぎパイです。それも、地元でしか売ってないデラックス版。あ、最近だとひょっとしたら東京駅あたりで買えるかもしれないけど。

これね。真夜中のお菓子。単にブランデー混ざってるだけなんですが。

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会計のとき、何気なくレジ横を見ると、ヘンテコなCDが置いてある。「うなぎのじゅもん」……ま、まさかのうなぎパイ・ソング? しかも小椋佳!第一勧銀の浜松支店長なんかやってたもんだから、こーいうの、きっと断れなかったんだろう。

もちろん、ノリで購入。車で来ていたので、カーステレオで試聴。そして絶句。

↓こんな唄です。おいおい。ていうか、女の子かわいいじゃねーか。

↓ニコ動のアカウント持ってる人は、こっちもどぞ。想像通りのコメントが多くて笑える。

公式サイトはココなんだけど、2005年にリリースされたらしいね。いやー、知らなかった。帰宅して母親にきいてみた。

「あ〜、あのパイパイの歌ね」

恐るべしうなぎパイ。いやさ、小椋佳。頭の中がパイパイでいっぱいだぜ!

そういえば、「夜のお菓子」というキャッチフレーズについての公式見解が昔と変わってる気がする。

「夜のお菓子」というキャッチ・フレーズは、春華堂2代目社長山崎幸一氏が「一家団欒のひとときをうなぎパイで過ごしてほしい」という願いを込めてネーミングしたものです。このキャッチ・コピーをつけた当時の浜松は高度成長時で夜の繁華街が賑わっていた時代。このキャッチ・フレーズに目をつけたお客様が精力増強と結びつけてあらぬ解釈をした人も多かったとのこと。

以前は、ガーリックが夜の調味料だからとか、相当なこじつけじゃなかったっけ? まあいいけど。

茶筒

自分の結婚式の引出物は茶筒にしたんだけど、じつは自分が欲しかったからに他ならない。特に、京都開花堂の茶筒は、普通の感覚だったら絶対買わない。だって、たかが茶筒に1万円である。よっぽどのことがない限り、自宅用に買ったりはしないよな〜。というわけで、親戚に配るついでに自宅用を銅と真鍮のを1コずつ確保したのです。

単に金属モノの経年変化が好きなんだよね。このへんは、男の子ならわかっていただけるんじゃなかろうか。

週末に、大学の同期がお祝いの飲み会を開いてくれたのだが、そこでプレゼントをいただけるってことに。ありがたい。が、生活に必要なものってある程度揃ってるし、予算的にもちょうどよかったので、ここでも茶筒、最もシンプルなブリキをリクエスト。

これで全色コンプリート。じつは職場の人にも(何にも言ってないのに!)銅製のものを頂いており、なんと4つになった。まあ、豆やら海苔やら色々入れたいものはあるので、本当にうれしい限り。末永く、大事に使わせて頂きます。

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みの家の桜鍋、美味し!

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多摩川クラシコ!

出身地と現住所の関係で、Jリーグではジュビロ磐田およびFC東京を応援しています。どっちもパッとしないチームになっちゃったなあ。 特にジュビロは、過去の栄光を知る者としては……いや、まあいいや。

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ってことで、昨年から「多摩川クラシコ」などと銘打って催されてるFC東京と川崎フロンターレの試合。20日に等々力だそうでございます。京王沿線にもポスターが張られてた。なぜか、タッツミーw

この両チーム、同じシーズンにJ1昇格したのと、もちろん、その名のとおり多摩川を挟んだ立地だから、その因縁でってことやね。エスパルスとジュビロなんかも、地元じゃ静岡ダービーなんて言わずに、「大井川決戦」なんて言ったりしますからね。昔っから川の向こうとこっち、みたいな感覚のほうがしっくりくるのかもしれない。

なぜにジャイキリ?などと言わず、盛り上がるんだったら、なんでもやってみるのはいいこと。長く続けることに意味がある。さすがに等々力は厳しそうだけど、味スタでやるときには、行きたいなあ!

↓フロンターレのページにあったバナー

パラリンピックが面白すぎる件

さっそく日本人選手もメダルを取ってるようです。柔道の藤本選手は惜しくも4連覇ならず。っていうか、3連覇してたことなんて知らなかったわけですが……。

NHKのスタジオに呼ばれてインタビューを受けてましたが、帯を譲り受けたという先輩からの伝言を聞いた途端、スイッチが入ったかのように号泣してたのが印象的でした。平常心を保ってたのが、イッキに壊れちゃったんだなあ。まさに漢泣き。スタジオもオロオロしてたのが伝わってきたけれど、いい涙だと思います。

ゲストの山下さんも触れてたけど、パラリンピックって国ごとの温度差が非常に激しいんだね。日本の場合は、ほとんどが普段の競技活動においてロクな支援がない。ただでさえ健常者に比べてさまざまなハンディキャップを負っているというのに、自腹で遠征や大会に出たり、あるいは仕事が休めなくて出られなかったりするそうだ。また驚くことに、オリンピックへの参加自体も、何割かは自腹を切ってるらしい。ホントかよ。

このへん見て愕然。

番組内では、井上康生が、柔道のパラリンピックチームの練習を偶然見て、そのあまりの道着のボロボロさに、自分のお金で柔道着やなんかをプレゼントしたいと山下さんに相談に行ったっていうエピソードがよかった。そういうのがきっかけで連盟が動いて、柔道に関しては道具の支給や健常者との合同合宿など、すこしずつ良くなってきてるらしい。

ただ単に駅にリフト付ければいいってもんじゃなくて、やっぱりきちんと想像力働かせて、国も社会も考えねばならない問題なんだろうなあ。

ゴールボール初戦はアメリカに0-2で敗戦。今日は現地21時からスウェーデンと。今日も22時までには帰宅せねば。
http://results.beijing2008.cn/WRMP/ENG/Schedule/index.shtml

がんばれ浦田理恵ちゃん

オリンピックが終わったばかりの北京だが、今日6日からはパラリンピックが始まる。じつは今年のパラリンピックには、ちょっと注目しているのだ。なんでかというと、浦田理恵ちゃんがゴールボールの日本代表として出場するからである。

本当に偶然にも、その番組を見ることができた。九州朝日放送(KBC)のドォーモ内のコーナー、「見えない生活」である。なんかの賞を取ったということもあるのだろうが、以前、東京の深夜帯で続けて放映されたのだ。

……ちょっと、というか相当感動した。

いまではYouTubeに辛うじて一部の動画が上がっているだけだが(ニコ動のなんかは削除されたみたい)、できれば自分のところのサイトで丸ごと見られるようにしてもらいたいものである>KBC

理恵ちゃんの病名は、網膜色素変性症といい、現代医学を持ってしても治療は不可能とされている。徐々に視力が下がり、視野が失われ、やがて失明するという、自分がそんなのにかかったら自殺しちゃうんじゃないかと思うくらい、つらい病気だ。彼女の場合、20歳くらいから徐々に見えなくなったそうで、いまでは健常者の5%くらいの視野だそうだ。5%といっても、ぼんやりとしか見えず、コントラストの強いものしか識別できない。そんな世界の中にいる。

ところが理恵ちゃんは、番組内で底なしの明るさを見せ、とてつもなく前向きに生きる様を見せてくれる。普通に道を歩き、スーパーで買い物をして、自宅(なんと一人暮らしだよオイ!)では自炊もしている。お化粧もする。ついでに言うと、とてもカワイイ。

●「見えない生活」特設サイト

しみじみ思う。強いオンナは、いいオンナだ。

なお昨夜、ゴールボール日本代表のエース格選手に焦点を当てた番組がNHKで放送されており、その中でも理恵ちゃんの元気な姿が映っていた。このエントリもそれに触発されたわけだが、北京パラリンピックは、教育テレビで放送されるみたい。
【補足】
期間中の夜10時から教育テレビでダイジェスト。その再放送が翌日午前10時から総合テレビでって流れっぽいです。

海外のチームは、ガタイの大きさにモノをいわせたパワープレイ。対して日本は、どうしえてもディフェンシブにならざるを得ないという。前回のアテネでは銅メダルだったが、果たして今回はどうか。

最後に、ゴールボールについて簡単に。

バレーボールと同じ広さのコートで、鈴が中に入ったボールを、3人ずつに別れてお互いに投げ合う。ゴールに入れば得点。ただそれだけ。視覚障害者を対象としており、弱視や全盲など症状に差があるため、目隠しのゴーグルを付けて行う。要するに、真っ暗闇の中、ボールの音だけを頼りに攻守を行うのだ。守る方は全身を使って攻撃を防ぐ。反射神経が、相当要求される。KBCの番組でも見たけど、これけっこうハードなスポーツだと思う。さらに、見ていても面白い(wikiはこちら)。

気合い注入

40ちかくになっても、社内で下ネタばかり連発している私ですが、セクハラと下ネタの間には越すに越せない一線があるわけで、そこにさえ注意すれば訴えられるようなことはありません。今日も今日とて、お気に入りのサイトを巡回していたら、こんなの発見。さっそく北京五輪ネタが上がっておったわけです。



反則スレスレの高度な技が極まっております。さすが、血は争えません。そのままリフトできんかね?

Spornはもともとイングランドのサッカー情報サイトの1コーナー(ファウルのついでにパンツ脱がせちゃった画像とかね)だった(はずな)んだけど、久しぶりに見たらサイト全体がお色気指数上がっててワロス。サッカー+お色気+アホネタって、エゲレス人としては上出来だと思う。

storm and the lightning

さーて帰るかと会社を出たら、猛烈な雨!

戻って傘を取ってくるかどうか、1分ほど悩んだ挙げ句、駅までダッシュすりゃいいべと安易に走り出したのだが、いわゆる後の祭り。ほんの数歩でびしょ濡れになる。頬を伝うのは涙か雨か。とにかくバス停(屋根がある)まで辿り着き、ひと息つく。

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それにしても最近のこの、ゲリラ豪雨ってんですか? すごいね。この時期に前線が居座ってるとはね。高尾山のほうでも土砂崩れで京王線が止まってるし避難勧告も出てるっぽい。各地で悲惨な被害が出ている模様。みなさんのところは無事だろうか。

家に帰って来たあたりで雨は小降りだったんだけど、雷はまだゴロゴロいってる。じゃあってんで、デジカメをゴソゴソと取り出す。マニュアルにして、絞りを絞ってシャッタースピードを8秒くらいに。そんで三脚立ててインターバル撮影にして放置。

メモリーがいっぱいになって電池が切れる頃には何枚か、稲光をキャッチしてくれていた。画角がもうちょっと欲しいところだけど、一眼レフじゃないコンパクトで、こんだけ写ってれば合格……ってことでひとつ。

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don't trust over 40

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住んでる市のお役所から、「アンタももう40なんだから、タダで診療してやるさかい医者行っとけ」的な案内が相次いで届いた。

いまんところ、肝炎ウイルス検診と成人歯科健康診査ということらしい。なんというか、ありがたいやらゲッソリするやら。もう、そんな年齢になっちまったんだなー。

ところでこういうのって、どこの自治体でもあるのかしら。婦人科(乳がんとか子宮がんとか)は聞いたことあるけど、まさか自分がこんなのもらうとは思ってなかった。無料はうれしいけど、複雑な気分。

ギョッとした

先日テレビをつけたままボーッと見ていたら、何やら生まれ故郷の地名をニュースのアナウンサーが読んでいる。何事ぞ!? と画面に目をやると、どうも天竜林業高校の校長がイケナイことをしたとかなんとか。

まあ、ニュース自体はさておき、ビックリしたのは、「浜松市の天竜林業高校で……」というフレーズだ。天竜林業というのは、じつは日本で唯一の林業高校。いまどきの日本で林業を学ぶというのは、まあ確かにあんまり需要なさそうだとは思うが、その昔、天竜川のおかげで伐採した木材をドンブラコと流して運搬できたので、自然と上流では林業が盛んだったんだよね。

市町村合併をあれこれ言うつもりはないけど、「そうかあ、天竜市も最早なくなって浜松市になってしまったんだよなあ」と改めて実感した出来事であった。

そういえば水窪っていう、けっこう夏になると激烈に気温が上がる地域があるんだけど、その水窪町も今では浜松市である。たぶん県民以外読めないんじゃないかと思うが、水窪と書いて「みさくぼ」っていうんですよ。どうでもいい?

今夏訪れた大深沢あたりも市町村合併で田沢湖町から仙北市となった。そのせいかどうかはわからないけど、これまで秋田県ないしは田沢湖町が管理していた登山道は刈り払いがされておらず、ちょっとしたヤブに悩まされたり。タクシーの運ちゃんも、合併して予算が回ってこなくなったとかなんとか、嘆いていたなあ。

ま、特に何かを批判するつもりもないけれど、確実に情緒は失われてるような気はする。古くからの住人にとっては、天竜や水窪も浜松市とか言われても、なんだか違和感しか残らない。それとは全然違う次元の話ではあるけれど、「南アルプス市」とか、本当にやめてもらいたかったなあ。

特に結論的なものはナシです!

キモチのいい仕事相手

ある種の技術系人間と業務上のコミュニケーションを取ると、ほんとうにうんざりすることがある。この手のタイプの人は概ね最初っからわかってるもので、予想通りの反応が返ってきて却って面白かったりするんだけどね。

どういうタイプかというと、まあひとくちで言えば杓子定規な人。機械的ともいう。まあ同情の余地はあるというか、とにかく「要件を満たす」ということをゴールに設定しているからか、融通が効かないし、気も利かない。

「AとBとCを満たしてますから、これで問題ないですよね?以上、業務終了」

うーん。キミはそれでいいのかもしれないけどねえ。AもBもCも、もうちょっとどうにかならない? クォリティーとしてさあ。

「AさんとB案件を擦り合わせるにはCの条件がクリアになっていないと話ができません。よって私はCの条件が完全にクリアにならないかぎりAさんとは一切話しができませんし、するつもりもありません」

とかとか、そーいう感じの物言いをなさる。

その反面、技術系でもそうじゃない人はいる。

「要件はAとBとCだったけど、たぶんアナタだったらDを加えた方が好みなんじゃないかと思ってこうしてみたけど、どう?」
「AとBとCは満たしてるんだけど、たぶんBが最も大事だろうから、CよりもBを重点的に仕上げといたよ」

こーいう人は、本当に仕事をしていてキモチがいい。もちろん、その思惑が外れたりすることもあるけれど、仕事を単なるモノや情報のやり取りではなく、より良いコミュニケーションを付加してくれているからだ。

中には進行途中で電話なり直接会いに来てくれたりして、ディスカッションを重ねてくれたりもする。会議室を取ったりするようなもんではなく、立ち話の延長くらいのノリで情報交換し、最終的な成果をよりよいものにしようとしてくれる。もちろん、こういった仕事の多くはよい結果につながる。

相手が、こちらの想像以上のものを仕上げてくれたときのうれしさといったら、もう本当に快感である。

会社の中に限らない。単にモノを売ったり、料理を売ったりするだけでも、キモチのいいやり取りとそうでないやり取りは世の中にあふれている。

「この人とはもう一回仕事をしたい」と思えるような人に、いっぱい出会えますように。自分もまた、相手にそう思ってもらわなければならないのだが。

再開・リアルな日々

休暇明け、何が起きてるかわからなかったので、いつもより早く出社。下期の予算がらみでいっぱいメールが来てた。いそいそと資料を作ってたら、社長に呼ばれてあれこれ話す。得意のその場しのぎ戦術が功を奏し、午前中のヤマ場をやりすごす。いやマジで大丈夫ですよ!

午後からはボケーっと。ワンセグでカナダ戦見つつ(相当ヒヤヒヤものだったね)、韓国-台湾の馬鹿試合の横目で追いつつ。ギアはローのまま。

帰宅後、またもやいっぱい頂いた野菜を使って自炊。納豆炒めが絶品の出来。オイスターソースが決め手です。最後はメシにぶっかけてタマゴのせてかきこむ。美味し。

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あー、普通の生活もいいなあ。

幸せの代償

今回の沢旅では、東北名物のトシベに相当やられた。トシベというのはアブのこと。秋田界隈では、お盆の期間中大発生するらしく、毎年覚悟の上でこの地を訪れるのだが、今回は予想以上に被害が大きかった。

露出している肌に、いつのまにかプ〜ンとやってきてパクッとされまくり。中には猛烈な毒性を持つものもいて、ものすごく腫れて痛いやら痒いやら。

過去何年かは、キンカンだのムヒEXだので誤摩化していたが、今年は思い立って医者に行った。お盆中で休診のところが多かったのだが、地元で唯一、暦通りに開いてる皮膚科があり、ラッキーである。

ずいぶんとお年を召した女医さんの皮膚科なのだが、患部を見せると「うわー、あなたこれどうしたの? ひどすぎるわねえアハハ」と、すっかりコーフン気味。興味津々に質問され、山でやられたこと、トシベと呼ばれる秋田地方のアブにやられたことなどを話すとフムフムとメモを取ってらしたり。

「あたしも趣味で登山するんだけど、お盆にはあのあたり行かないようにするわ〜」ということで、色々クスリを処方してもらう。基本はステロイドホルモン剤。透明シートの切り貼りするものと軟膏をたっぷりと。あとは痒み止めの錠剤。

家に帰って、噛まれたところを逐一処置。さすがに市販の薬なんかより効くね。早めに痒みが収まるといいんだけど。

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リフレッシュ完了

10日から13日まで、東北の名渓・大深沢の関東沢で遊んできました。
これ以上ないくらいの晴天。そしてかわゆいイワナちゃんたち。特に、ヘタクソなテンカラに飛びついてきてくれた9寸の引きが心地よかった。とにかく、空がパーッと開けた気持ちのよい渓相で、終始笑顔が絶えず。
もちろん、焚き火に酒に、メシも堪能。課題はいくつか残ったけれど、いろんな意味で、過去20年ちかい沢生活の集大成といってもいい、最高の夏休みでした。

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調子に乗って泳いだらカメラが水没……トホホ。

アホな写真ギャラリーはこちら

熱に浮かされて

ネガティブなことを書きます。

ルパンやエヴァ、必殺ぐらいならまだ看過できた。だが、七人の侍にブルーハーツとは、いったいパチンコ/パチスロ業界ってのは何なのだ!?

そんなに金になるのかと思うと同時に、何かが損なわれてる気がしてならない。

虫プロも苦しそうだが、黒澤プロも資金繰りが厳しくなり、黒澤作品のリメイク権で食いつないでいるという話があった。だが、ここまで来ると、もはや故人に対する冒涜なんじゃなかろうか。浦沢直樹がプルートゥやるのとはわけが違うし、織田裕二の三十郎だってパチンコ・七人の侍に比べれば、まだ許せる範囲だ(観には行かなかったけど)。

それとは別の次元で、最近どうかと思うことがある。テレビコマーシャルに、やたらとパチンコ台のCFが増えたことだ。

田舎に帰ってテレビを見ると、ちょっと遅めの時間になると途端にCMはパチンコorパチンコ屋の独壇場になる。このこと自体は、地方局の広告事情なんだろうなあとボンヤリ思うくらいだった。

だが在京キー局の、このところのパチンコ関連CMの増え方は尋常じゃない。もっと言えば、消費者金融(いまじゃほとんど都市銀の子会社になってやがるけど)もすごい。というかひどい。

放送業界はもう、相当の末期症状と言える。広告営業あるいは代理店業を生業としてる人であれば、何を今更とおっしゃるかもしれないが、そんな折に、これまたショッキングなニュースが耳に入ってきた。

在京民放キー局は広告減少で大幅減益

この数字がすごい。抜粋するとこんな感じ。

フジテレビ 19.6%減
テレビ東京 69.6%減
日本テレビ 61.8%減
TBS 48.2%減
テレビ朝日 3.0%増

まあこれ見たら、何が起こってもおかしくないよなあ。地デジ移行なんて、無事にすむわけがない。なんて思ってたら今度はB-CAS問題がようやく浮上してきた。

「不要と言われれば退く覚悟はできている 」B-CAS社 代表取締役社長 浦崎宏氏

我が家がいまだにデジタルテレビを買わずにいるのは、このB-CAS問題があった。コピーワンスとか、最近は緩和されつつあるけど、この視聴者不在の業界天下り甘汁すすり構造は、本当に世界に恥ずべき日本起業社会の象徴ともいえる。

このあたりの問題がスッキリしたら、いつでも移行しようと思うのだが、そんな日が本当に来るのだろうか。ただ上記のニュースはある意味大きな前進とも言える。29inchブラウン管でもプログレッシブ対応だから、そんなに不都合は感じないんだけどね。

あーなんか連鎖的にいろんな問題がつながるなあ。結局のところ色んな業界が構造的に疲弊しきっちゃってて、無理があるにも程がある状態なんだろう。ABCも民事再生ですし。もろもろ、リセットできれば楽なんだけどねえ。

とか書いてたら熱が下がった。ラッキー♪

東京競馬場

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昨日の夕焼けはきれいだった。

そんな中、向かったのは東京競馬場。

もちろん、大井じゃあるまいしナイター競馬ではありません。

なんか、スタンドや場内はGIなみの混雑(いやオーバーか)。

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なぜかというと、コレでした。

例年は自室のベランダから見てたんだけど、現場は現場で、また違った趣があるな。なんせ、GIのファンファーレとともに打ち上がるんである(作曲はすぎやまこういち)。思わず笑った。

約30分間、ドッカンドカンと花火を満喫。夏ですなあ。

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さすがに撮影は手持ちじゃツラかったなあ。