生まれてはじめてMRI検査を受けた

MRIってアレね、竹輪みたいな穴に頭からズコーってイメージだったんだけど、私の場合は円盤型のスキャナーの下に体をよこたえて、じっとしててください、みたいなタイプだった。ちなみにHITACHI製だったな。

コトの発端、つーか原因は膝。

ある夜、布団に入ってからモーレツに痛み出した。満足に寝返りを打つことさえできず、ウトウトとしては痛みで目覚めるの繰り返し。昼間、子供と遊びすぎたせいかもしれない(どんだけヒヨワやねん)。

寝床で苦しみながらもiPhoneで病院を検索し、意外と近所に信頼できそうな整形外科を発見。朝を待ち、カミサンに手伝ってもらいながら着替えて(靴下が自分で履けない)、ヨロヨロと病院へ。

診察室に入ると、なぜかオザキが流れている。大丈夫かココ!?

最初は、痛風を疑われた。確かに尿酸値が高めなのは間違いないので、まずは採血。その後、レントゲン。

問診にて、過去の膝痛について滔々と語る。激しい運動をすると、決まって膝が痛む。趣味の登山に行くと、最終日や下山後、特に激しい痛みに襲われる等々。

レントゲンは異常が見られず、痛風に特有の腫れなどもなかったため、じゃあMRIやってみようか、ということになった次第。

んで冒頭のとおり。膝の部分だけ機材で固定されて、50分くらいかかるんで、寝てていいですよと言われ、ゴンゴンと不気味な機械音がしてたけどウトウトしてたらいつの間にか終わった。

診察室に呼ばれ、一緒にMRIのスキャン画像を見入る。相変わらずオザキがかかっている。ずうっと流してるんだな、きっと。

すると、「あー、これだなー」と原因が発覚。膝の骨と靭帯の間に、小さな梅干し大のデキモノがあるという。グリグリと断面を行ったり来たりするのを見ると、確かに何か異質なものが、骨のところに見える。

デキモノ=腫瘍? 骨肉腫!?とも思ったが、悪性ではないらしい。このデキモノが、靭帯と癒着しているため、メカニカルに痛みが出るそうだ。クルマでいうと、4輪のうちのひとつが、サスペンションがおかしくなってる状態だねー、とのこと。無理して走り続けると、シャーシにもガタがくるんだよねー、とかなんとか。

悪性ではないから、放っておいても支障はない。ただ痛みで悩んでるなら、いっそ手術で除去することもできる。100%の保証はないけど、トライする価値はあると思うよ、ということらしい。

なんかライブ盤っぽい音源でオザキがシャウトする中、そんなことを言われた。

手術はリハビリとセットになるため、一週間ほど入院が必要になるらしい。とりあえず、鎮痛剤(といってもロキソニン)と湿布で様子を見て、手術を希望するなら日程を会社とも相談だよねってことで、その日の診察は終了。

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初めて自分の膝に強い違和感を感じたのは、忘れもしない、2001年に堀内沢マンダノ沢を遡行したときのことだ。

C2の蛇体淵まで辿り着いたものの、どうにも右膝が痛む。これまで感じたことがないような、刺すような痛みだった。

思い当たるフシはあった。出発直前、足を座卓に乗せたままクーラーを付けっぱなしで寝てしまったのだ。朝、こわばった体を起こしたとき、膝に小さな違和感を感じた。

そのまま山に行って、痛みがどんどん強くなり、撤退を余儀なくされた。トシベに全身を攻撃されながら、膝を引きずるようにして泣きながらリニューアル前の夏瀬温泉に下山したのである。

上の写真は、蛇体淵からの下降時、右岸の巻き道を無事に下りて一本取ってるときのカットね。

さて。いずれにせよ、手術はしてもらいたいと思うのだが、問題はそのタイミング。11月の連休を挟むなどして、なるべく仕事にインパクトが出ないようにすべきかなあ〜とか考えちゃうあたり社畜魂全開であるが、年内には済ませたいなあ。

まさかとは思うが、手術中にオザキを聞かされることにはならんだろな……。

或る朝のできごと

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写真はイメージです。

会社へと向かう道すがら。

総武線・中央線に架かる橋を渡っていると、5歳くらいと3歳くらいの男の子の兄弟が柵にしがみつき、母親が傍らに日傘で佇んでいた。

ああ、電車が好きなんだなと、通りすぎようとしたとき。ちょうど中央線の快速が猛スピードでやってきた。

すると子どもたちが、電車に向かって嬌声を上げながら全力で手を振りはじめる。

微笑ましい光景である。

そのとき、思いがけず「ぷあぁぁん」と警笛が鳴った。中央線の運転士が、敬礼をしているのが私にも見えた。

子供たちは、もちろん大喜びである。

大喜びしながら、柵から離れようとしない。きっと次の列車を待つのだろう。暑い中ではあるが、母親は苦笑いというより普通に微笑んで、その口元は「よかったねー」と見えた気がした。

朝からいいモノを見て気分の良くなった私は気合を入れ直し、クソッタレな仕事が山積みのオフィスへと、汗をかきながら歩くのであった。

クレジットカードを不正利用されたお話

もうね、記事タイトルのとおり。比較的早期に気づいたこともあって結果的に被害はゼロだったが、色んな手間を考えると非常に腹立たしいというか、脱力というか。

流れとしては、こんな感じだった。

・カード会社から支払額確定通知がメールで送られてきた。
・何の気なしに、確認する。まあ、こんなもんかという感じ。
・たまたま、次月以降の支払い予定を確認したところ不正使用が発覚。

だって、ソシャゲとかやったこともないのに、明細にMOBAGEとか書いてあるんですよ。最初は野球関連でなんか使ったか?とも思ったけれど、ヨコハマには行ってないし、そもそもベイスは嫌いではないけれども金を落とすようなことしてないし。

よく見たら、MOBAGE以外にもGoogle決済でソシャゲ会社っぽいところでの使用履歴が他にもある。全部で3件。どれもキレイに99.99ドルでの決済。

ちょっとググると、これって不正利用の常套手段らしいですね。チョコチョコと1万円以下の少額決済をして、その後ドーンと限度額いっぱいまで使われるという。

そもそも、どこから情報が漏れたのか。ちょうど2chの流出事件が騒がれた日ではあったが、モリタポなんて買ってないし時系列的にも無関係。

エロサイト?エロサイトか!? いやいや、さすがにそんなのに引っかかるほど情弱じゃないし(←こーいうのが一番あぶない)、昔からオカズ不要なタイプだし(それは関係ないだろ)。

モヤモヤとしつつも、翌朝速攻でカード会社に連絡。

本人照会して、いろいろ話をしたが、とりあえず不正利用分については補償されるので請求からは削除されるとのこと。あんしん。

また、すでに情報が流出しているのが明らかなので、いま使ってるカードは即停止。番号などが変わった新しいカードが再発行され、週末までには届くとのこと。

カードからの自動引き落とし(ケータイとか公共料金とか)については、自動で変更対応してくれる(親切!)。だけど、例えばAmazonとかネットショッピング系のサイトに登録してある情報は、都度都度こちらで変更するしかありません。チクショウ、めんどくせぇなあ!

問題の情報流出源について、担当の方にも訪ねてみた。最近も個人輸入などしているので、そのへんの業者の問題かしらとも思ったが、使用履歴をザーッと洗ってくれたらしく、「おそらく、これですね」とアッサリ判明。

1年前にニューヨークに行ったんだけど、その際、現地で使えるポケットWiFiをレンタルしたのですね。その会社が、個人情報を派手に流出させやがったのです。調べてみたら、そこそこ話題になっていた模様。

グローバルデータの情報流出に、深刻な三つの問題点

 1:セキュリティコード・住所・カード番号など「完全データ」が流出
 2:事件がわかってから発表までに1か月以上かかり、その間ユーザーは無防備
 3:10万9000件もの流出。件数が大きすぎて、対応にも手間取る

「対応に手間取る」どころか、ウチにはなんも連絡きてねーし! 5月に流出が発覚して、もう8月も終わりだというのに、ナシの礫とは……おお、もう!

不幸中の幸いだったのは、カードと氏名こそバッチリ流出したようだけど、この業者には会社の住所でやりとりをしたので、自宅住所や電話番号なんかは無事だったこと。ふぅ。

個人情報の流出については、定期的にどこかで話題になっているけど、いまさらネット通販(決済)抜きの生活には戻れないんだよなあ。

こまめに明細の確認をして、なんかあったら、すぐカード会社に連絡するくらいしか対応取れないのかね。そもそも、不正利用の対応についてもカード会社ごとにまちまちのようなので、たまたま自分が使ってるカード会社がその点では良心的なところでよかったと言うべきか。

せめてリスク分散なり、何らかの抜本的な対策を取らないといかん気がしてきた。

まあ、とりあえずはフィッシングとかエロサイト絡みとかじゃなくてよかったということで(情弱っぽさ全開だなー)。

2013年のなつやすみ

昨年の敗退にも懲りず、今年も大深沢に行ってきました。天気も上々、イワナもいっぱい釣れた。自分以外のメンバーが、良型をバンバン上げてたのがうれしかったな。

それにしても、東北の沢は本当に美しい。広いナメ、水面に映る碧、焚火のあたたかさに満天の星。

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同じものを見て、それを佳いと心底思える仲間たちと、それを見に行く。

同じことをして、それを佳いと心底思える仲間たちと、それをしにいく。

かけがえのない体験というのは、まさにこういうことなのだ。

<今後の課題・反省点>

・食料計画をもっとシビアに考える。
・経験の少ないメンバーのサポート。特に装備面。
・個人的には、もうバイオちゃん不要。テンカラで通す。
・いいから痩せろ。

Goopingで個人輸入してみた

今夏の山行に備え、ちょっとした個人輸入をしてみた。その記録。

買ったのは、ザック。ここ数年は秀山荘の沢登用ザックを使用していたが、どうにも体に合わない。最近のザックはいろいろ高機能になっており、特にBlackdiamondの“エルゴアクティブサスペンション”ってのがよさげであり、万年腰痛持ちにはたまらなく魅力的に思えたのだ。

↑こんなの。

とあるブログでは、この機能について「背負い心地は、初めて振り子特急「しなの」に乗ったときに感じた、乗り物酔いしそうな感覚とそっくりです」などと紹介されており、期待はMAXである。

「マーキュリー」という最新モデルは、前面に大きなファスナーがあったり、2気室だったりと、一般的な登山における流行を取り入れたデザインや機構が目に付く。そのぶん、2.14kgとやや重い。

「インフィニティ」というひとつ前の世代だと、エルゴアクティブ搭載で、なおかつ昔ながらのシンプルなトップローディング式。1.74kgと軽い。その差400gは、非常に大きい。

ところが、この前の世代のモデルは日本のカタログからはすでに消えていた。いろんなネットショップも調査したが、すべて在庫ナシ。

海外のアウトドア系通販ショップだと僅かながら在庫はあるのだが、ことごとく日本へのシッピングはNGとなっている。Amazon.comでも同様。これは、メーカーと日本の代理店間で結ばれたリージョン規制によるものだ。契約上のことなので、どうしようもない。

こりゃ、多少重かろうと最新モデルを買うしかないかと諦めかけていたところ、ふと個人輸入を思い立った次第。

いまどきは、こうした個人輸入をサポートしてくれるサービスがけっこうあるのですね。調査の結果、比較的クレームや事故が少なそうな、Goopingというサイトを利用することにした。

流れとしては、まずGoopingに会員登録(無料)。Amazon.comで品物を購入し(もちろんドットコムのほうのアカウントは必要)、Goopingに指定された住所に配送する。Amazon.comでの決済は、もちろん自分のクレカだ。つまり、品物自体はあくまでも日本のカードで決済し、配送先をいったん米国内とするわけ。

品物がGoopingの倉庫に配達されると連絡が来て、手数料その他を提示される。支払いが完了すると、Goopingの倉庫から日本へと出荷される仕組みだ。

Amazonで注文をしたのが7/13で、Gooping倉庫には7/15に到着。その後、支払い処理をし、7/17にLAから日本に向けて出発。通関を経て、7/24には自宅に届いた。

関税として1200円が追加課税され、その代引き手数料として515円、計1715円が追加でかかった。

以下、明細。

<Amazon.com>
Item(s) Subtotal: JPY 23,100
Shipping & Handling: JPY 1,758
Total for This Shipment: JPY 24,858

<Gooping手数料>
保険料:400円
国際送料:5,131円
転送手数料:1,280円
注文合計:6,811円

<その他>
関税:1,715円

総計:33,379円

AmazonからGooping倉庫、あとGooping倉庫から日本へと、それぞれかかった配送料は、もっと遅くてもよければ安く上げることもできたが、まあこんなもの。アベノミクスが炸裂する前であれば、円高でもっとお得だったかも。

最新モデルの「マーキュリー」は日本で普通に買えば25000円くらいなので、第三者的にはアホっぽい買い物になってしまったが、内外価格差が大きいブランド物なんかは、けっこう個人輸入の需要が高いみたいですね。

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届いた品物も問題ナシ。ストラップとか、ウエストベルトの位置を調整して準備万端。あ、右上に写ってるのはムスメ用のおまるです。

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ウエストベルトが中央を軸に回転する。果たしてこれで、腰への負担が和らぎますかどうか。

これで今年の装備もすべて揃ったし、あとは本番を待つだけ。今年は例年にない大所帯だし、ヒジョーに楽しみだ。おっと、ザックにはマッキー極太で名前を書いておくのを忘れないようにしなきゃ。

信州上田を往く〜大叔父との対面を果たす

別所温泉を後にし、塩田平をのんびりドライブ。

聞くところによると、このあたりは年間降水量が極端に少ないため、あちこちに溜池がある。なるほどカーナビの小さな画面にも、大小さまざまな池が確認できる。田んぼの畦には、アヤメが咲いている。風光明媚。

ちょうど田植えの時期。日曜だというのに(あるいは日曜だからか?)田んぼ仕事にいそしむ方が大勢いた。

向かったのは、今回の旅の目的地でもある無言館。ここは、第二次世界大戦で戦場に散った画学生の遺した絵画が展示されている。以前このブログでも書いたが、祖父の弟の自画像が、こちらで所蔵/展示されているのだ。

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丘の上に佇む無言館は、入場時ではなく出口にて料金を支払うシステム。コンクリート打ちっ放しの館内は空気がひんやりとしている。日曜日の朝ではあるが予想以上に混み合っており、意外と若者も少なくない。

大叔父はどこかと探すでもなく、まずは順番に絵に見入る。戦没者というくくりではあるものの、こう言ったら失礼だが絵としてのクォリティーがどれもこれも非常に高い。それがゆえに、作品に添えられたエピソードであったり、展示されている遺品や手紙が痛切な響きとなり胸に刺さる。

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ひとまわりしたものの、目当ての作品が見当たらない。まさか見落としたかともう一周。出口で係の方に尋ねると、別館の入ってすぐ左手にあるという。名前を告げただけで展示位置まで即座に出るあたり、さすがというかありがたいというか、なんだか嬉しくなった。

「傷ついた画布のドーム」なる別館は、無言館に至る丘の中腹にある。入ってすぐ左。そこに、確かに画像でしか見たことのなかった「彼」の自画像が展示されていた。

多くは語るまい。ただ、二次元の画像ではまったくわからなかったが、ところどころ絵の具が盛り上がり、それが複雑な陰影となり、独特な表情を出している。

会ったことなどない、祖父の弟。自分によく似た顔を眺めながら、ずいぶんと長い間、その場で過ごした。

外に出て初夏の木陰のベンチに腰掛け、気の早い蝉の鳴き声の中、実家に電話を入れた。大叔父との対面を報告し、その場を後にする。

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図録的な関連書籍を3冊購入。大叔父の絵は3巻目に掲載されている。少しずつ読み進めようと思う。

と、今回のエントリを書くにあたって、大叔父の名前で検索していたら、コスモ教育出版というところで出している、「理念と経営」なる雑誌の最新号で、無言館の館主(水上勉の息子さん)が大叔父の自画像について語っているらしい。なんたる偶然。思わず取り寄せの手配をしてしまった。こういうの、なんだかウレシイ。

信州上田を往く〜別所温泉いいところ

カミさんとコドモを埼玉に預けに行った。3月以来なので、爺婆も大喜びである。水入らずで過ごしたかろうと思い、今回はタッチ&ゴーで、そのままひとり上田へと向かう。高速道路って本当に便利だ。

宿は、上田盆地を見下ろす位置にある別所温泉に取った。宿に着くなり展望のよい露天風呂に浸かり、遠くの山並みを眺めながら心身ともに弛緩。遠くを見やれば浅間はもちろん四阿山も望むことができる。

四阿山といえば、遠い遠い昔、山スキーで計画を立てるも、入山前夜に酔いつぶれそのまま帰京したという、うすら昏い記憶もあるが、そんな人生の汚点も今となっては懐かしい。うむ。

風呂をあがり、浴衣に草履で散策すると、映画にもなった「愛染かつら」のモデルとされる桂の巨木があった。映画の主題歌は、「花も嵐も踏み越えて」でおなじみですな。そんなことは抜きにしても、なかなかの威容。巨木マニアとしてはたまらんです。

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しかしアレですな、ひとりで温泉宿ってのもなんだか手持ち無沙汰というか、退屈です。料理の上げ下げに時折やってくる中居さんと他愛もない話をしながら、冷酒をチビチビ舐め舐め、過ごしました。

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翌朝は、宿のそばにある安楽寺というお寺に散策。ここには、八角三重塔があるのですな。本堂の裏手の杉木立の間を登って行くと、見えて来ました。なるほどこれはすばらしい。

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鎌倉時代末期にできたというから、1000年も前にこれだけのモノを釘一本使わず建ててしまうというのは、やっぱり昔の人ってのはすごいよなあ。首が痛くなるまで、仰ぎ見た。

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春の野川

友人らと痛飲した翌日、あまりの天気の良さに、つい野川へと。

あまりの暑さに少々ゲンナリしながらも、いつもの小金井街道ルートからベビーカーを押して歩く。

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これまたいつものことだが、バーベキュー広場では焼肉の匂いにうらやましウンザリしつつ、人だらけのエリアを抜け、西武線の鉄橋をくぐったあたりから周りが落ち着いてくる。

適当な木陰にどっこいしょと腰を下ろし、ビール片手に夕方までボーッとしてきた。着陸態勢に入った小型機が頭上を低く飛ぶ。爽やかな風がシャツの裾をなぜる。コドモは元気に歩きまわる。

素晴らしい季節である。

おさかなミンチコロッケ

いつだったか、伊勢丹府中店の食品売り場で佐賀の蒲鉾屋が出展しており、「ん?」と引っかかったアイテムがあったので購入したのです。それがコチラ。

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上のドーナツのほうは「ふ〜ん」程度の印象であったが、おさかなミンチコロッケは「!!」とその素晴らしさにビックリ。なんだろうこの、チープな味わいながらもしっかりとした食感。ふわっと広がる魚の風味と野菜の旨味。ビールとの相性たるや!

カレー味もあって、そちらも絶品である。やるな、佐賀の野中蒲鉾。ビッグカツといい、こーいった食い物に弱いんだよなあ!

たことたこシャン

府中が誇る酒屋・柏屋さんにて、ついに「たこシャン」をゲット。もちろん、たこ焼きを作ったよ!

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なんというか、シャンパンとしてはクセもなく非常にスッキリなお味。ソースに負けない、というよりソースを軽く受け流すようなイメージかな。

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こんな感じで解説が。なるほどなるほど。確かによく研究された感じは伝わってくるんだけど、でもやっぱり、申し訳ないのですが……次回のたこ焼き開催時はビールを頂いちゃうと思う! 話のタネ的なレベルは軽く超えてるので、機会があったら是非どーぞ。

じつは大阪府は意外とワイナリーが多いらしいんですね。むしろ他の、フツーのを試してみたい(笑)

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こちらのビールも柏屋でゲット。ベルギービールの輸入大手、日本ビールが販売を手がけております。「はくだく」じゃなくって「しろにごり」だそうなんで、念のため。

なお味のほうは、けっこうなスッキリめ。ややパンチに欠ける印象もあるけど、それはスパイスが入ってないせい。とはいえ香りはよいので、女子受けは非常によろしいんじゃないかと思う。

坂口良子さんが好きでした

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たまたま録画してあった『傷だらけの天使』を見ていたら、オサムの幼馴染として登場。上の画面は、アキラがメ一杯おしゃれをして気を引こうとしているシーンだ。どちらも初々しい。

『池中玄太80キロ』を初めて見たとき、なんて美しい人なんだろうと子供ゴコロに思ったことを覚えている。まだ若いのになあ。

遅ればせながら、合掌。

わさび菜と文旦

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四国を旅行してきたという義母から、大箱入りの文旦がドッサリ届く。剥くのが面倒ではあるが、爽やかな酸味がすばらしい。焼酎のアテにせっせと剥いて、1日1個ずつ消費中。

本場・愛媛には東京にはなかなか出回らないような柑橘類がイッパイあるんだよね。10年以上まえ、道後温泉のあたりで聞いたこともないような品種がたくさん売られていて驚いたことを思い出す。

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後日、これまた義母から、自宅の畑で収穫したというわさび菜をひと抱え頂く。ざっと水洗いしてモシャモシャと食す。うさぎになった気分。

どっちも、1ヶ月くらい前の写真なんだけれども。。。

お魚のバジル炒め

すんげ忙しくて更新頻度が激落ちですが、画像フォルダを漁ってたらいろいろ出てきたのでちょっとずつ。

春の魚は、アッサリめのものが多いので、オリーブオイルでバジルソテーが美味い。

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んで、最近ハマってるのがこの焼酎。米焼酎のシェリーカスクという、なんともキワモノな感じなんだけど、週イチのペースで空けてしまう。

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サイリュウムの海に溺れた夜

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野球開催日でもないのに西武ドームくんだりまで来たのにはワケがありまして……っていうか、このカラフルな人の波!開幕戦でもここまで混まないんじゃなかろうかというね。

なぜだかひょんなことから、ももクロのコンサートを観ることになったわけです。以下、ざっくりと感想。

  • 休憩タイムがあるとはいえ、4時間立ちっぱなしは老体には堪えた
  • モノノフの皆さんの掛け声の統制っぷりがすごい
  • 坂本冬美にちょっと驚いた
  • 女子率、ファミリー率の高さにけっこう驚いた
  • スタンド席回遊したのにはかなり驚いた
  • サイリュウムがものすごく綺麗だった
  • 音響は、西武ドームは屋根で反響するのであんまよくない
  • 結論としては、予習ナシの初見だったけど楽しかった! すごいモノを見てしまった感! ナイショだけど2回ほど落涙してしまった!

    あと赤色の子が浜松出身で、ウチのばーちゃんの実家あたりの出身ということがわかった。

    いろいろ本当にすごいと思った。プロデュースというものの本質を見たような気がした。低迷する日本の音楽業界が生み出した突然変異体なのかもしれないとか薄ボンヤリ思った。正直、体は疲れ果てたw

    チャボと過ごした夜〜2013桜の頃に

    仲井戸麗市、Fighting Guitar Man Tour 2013の最終日。どうにか仕事を一区切り付け、南青山曼荼羅へと。

    昨年秋のライブがベースにありながらも、ステージと客席が近いこともあって雰囲気はより柔らかな印象だった。相も変わらず、ギター1本で。カッチョいい。

    この日の、個人的な最大の収穫は、キャロル・キングの”You’ve Got a Friend”のカバーが聴けたこと。キャロル・キングは自分としても大好きなアーティストなので、MCでこの曲を演るよと言ったとき「おぉ??」と思わず身を乗り出した。

    チャボは、ライブでは洋楽カバーのレパートリーを数多く持っているんだけど、さすがに権利的な問題もあってCDなどでは除外されてしまうことがほとんどだ。だから、ライブでしか聴くことができない。ただのカバーじゃなくて、チャボの手によるオリジナルの日本語歌詞なんだけど、これがまたことごとく、本当に素晴らしいのですよ。

    例えば、ブルース・スプリングスティーンの”Hungry Heart”では「誰もが満たされない心を抱えている」といった感じだ。たったワンフレーズで元の楽曲を自分のものにしてしまうあたりは、さすがのひとこと。

    で、チャボの”You’ve Got a Friend”である。オリジナルでは、サビの部分はこうだ。

    Winter, spring, summer or fall
    All you have to do is call
    And I’ll be there
    You’ve Got a Friend

    いつだって、どんなときだって、必要なときには飛んでいくよ。君のともだちだから。要するにそんな内容で、ある意味ポップチューンの様式美。王道とも言えるスタイルだ。だが、それもチャボの手にかかるとまったく違う味わいとなる。

    きみが困っているとき、
    自分には何ができるだろう、
    何をしてあげられるだろう。
    ともだちとして。

    記憶が曖昧な部分もあるので細かいニュアンスは実際の唄とは異なる。だが原曲の持つ雰囲気はそのままに、視点をガラリと変えることでまるで違うメッセージとなっているのは、おわかりいただけるはず。

    もちろん、震災の影響が強いのだが、このカバー自体は311のずっと以前からステージで披露していたらしい。この日も、相馬でのライブの話を幾度もしてくれた。福島を取り巻く状況も「まったく変わっちゃいない。むしろ後退してるんだ」と。

    何をしてあげられるだろう。ともだちとして。

    一晩中、そのフレーズがずうっと頭のなかで鳴り響いた。

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    とっくに出てた2013春



    例によって、出てから随分とたってから気がついた。もう、そんな季節なんだよなあ。

    入手し、真っ先に確認したのは次号予告。よかった、今年も夏号あるんだね。

    内容は、例によっていつもの感じ。高桑信一の記事だったか、クマに出くわしたときの対応ネタがおもしろかった。

    春遠からじ

    前週の雪が残るなか、府中・郷土の森へと出かけた。

    普段に比べると人手が少ないのは、やはり寒さのせいか。

    そのおかげで、奥の広場はほぼ貸し切り状態。わざわざ雪がベッタリと残っているところで、家族と戯れる。

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    臘梅が見頃だった。そういえば昨年も来たんだった。あの頃に比べると、当たり前だけど子供が大きくなりました。ココの臘梅は、サントリーがスポンサードしているとのこと。コーポレートカラーだから? よくわからんけど。

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    これまた昨年のエントリにも掲載してたけど、どうしても梅のツボミを撮影したくなる。

    ヒトの心理として仕方が無いことなんだろうと思う。たぶん来年もやるし、再来年もやる。

    来月には、ほころんでくるかな。

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    吉田栄作が好きだ

    こないだのNHKのドラマ「神様の赤ん坊」もよかったし、最近、ちょっと注目しているのだ。

    吉田栄作といえば、一時期アメリカに役者修行に行っていた時期がある。

    出発の際、「皿洗いから始めます!」と威勢のいいセリフを放ったそうだが、夢半ばで帰国した後、インタビューで皿洗いはしたのか?との問いに、「いいえ、しませんでした……」とバツが悪そうに答えたそうな。

    またこのとき、「俺は絶対ジャンボになってやる」とも言ったそうだが、ジャ、ジャンボ??? ビッグじゃなくて???というところも、なんだか好感が持てる。

    でも若い頃に比べると、本当にいい役者になってきたと思う。存在感がある。

    年齢的には福山雅治と同じ。ついでに自分とも同学年なんだな、これが。

    静岡のローカルCM

    年末年始、超絶ヘビロテですっかり頭の中に染み付いてしまったCM。カミサンも毒され、何かあるとすぐ「パヤパヤ♪」である。県外の人にとっては、訳が分からないと思う。



    静岡県のコマーシャルはいろいろとおかしいものが多いらしい。自分としては、やはり決定版は↓コチラかなあ。最近すっかり見なくなったけど。

    賀正2013

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    忙殺モードの年末からエイヤッと実家に引きこもり、正月はダラダラと過ごしておりました。ネットやメールの類いはほとんど見ずに、食って寝て、本読んで呑む、の繰り返し。おかげでいい感じにリセット。

    9月の彼岸の頃、ようやく数歩あるけるようになったムスメは、今ではちょっと目を離すとどこに行っちゃうかわからないほど活動的です。

    キャッキャと嬌声をあげながら、台所で洗い物をしているバーチャンの足に何度もガシッとしがみつきにいったりして、そのたびにバーチャンが萌え死んでしまうのではとヒヤヒヤしたり。

    元旦には、恒例の中田島砂丘に。今年は、手を引いてやりながら歩かせてみた。

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    距離にして600メートルほどの、アップダウンが激しい砂浜。さらにこの季節は強風がびゅうびゅうと吹きすさび、砂がバラバラと顔を打ち付ける悪コンディション。途中で泣くかな〜と思いきや、数回尻餅を付いたものの、最後まで歩き通したのには成長を感じ、目尻が下がりました。

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    今年の目標を、ゆるやかに立てた。

    体力の回復と、ギター再修行。

    1年がんばろう。

    年の瀬2012

    えと、むちゃくちゃ忙しいッス。なんでこんなに、と思うくらい。

    でもまあ、忙しさにも色々あって、本当に嫌な気分でストレスフルなこともあれば、ヒーヒー言いながらもけっこう喜んでるようなときもあるし、まあどっちかというと後者なんでハッピーといえばハッピー。

    やっぱり、子供の存在はとてもとても大きいね。いままさに、成長曲線がグググと上向きに曲がってきてるところなので、生活にとてもハリができてます。先日も、会社の元部下から、来年いよいよ親になるというウレシイ報告があり、したり顔で「子供はエエヨー」などと言ったりするわけでございます。

    そんなことはとりあえず置いといて、忙中閑というか、ようやく一息つけたので小ネタをいくつか。

    まず、このワイン。とても美味しくて、しかも安いので我が家ではヘビロテですよという話。

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    ワインについてはできるだけ国産を飲みたいと思ってるんだけど、最近飲んだ中ではダントツに美味しいです。無添加ワインというと甘口が多い中、これはキリッとした辛口。店頭で見かけたら、ぜひお試しあれ。

    つぎは、すっかり過去の話ではありますが、先日の選挙結果。

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    地元、府中ではこのようになりました。前回と比較すると投票率がやっぱり下がってたりします。ちなみに下は、前回のもの。

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    ウチの選挙区には菅直人がいて、けっこう話題になりました。小選挙区では落選となりましたが、なるほど得票数がものすごい落ちましたね。横久米氏とか候補者も増えて票が割れたのもあるけど、それにしてもすごい変化だなあ。

    当選したのは土屋氏。大学のワンゲルの大先輩だったりもします。まあ、私が誰に投票したかは触れませんがね。

    あとね、しらすトースト!

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    吉田秋生が昔から好きなんですが、最近の作品の『海街ダイアリー』にやたらと出てきてるんで、作ってみたらべらぼうに美味かった。

    ググるとレシピがいっぱい出てくるけど、我が家ではしらすとマヨネーズを和えて、トーストにのっけて焼くだけです。

    というわけで、どうにか2012年にケリをつけるべく、明日も働きます!

    中山の引退に思う。

    自分の世代にとっては、まさにヒーローだ。

    あの、ドーハでの北朝鮮戦。それに、フランスでのジャマイカ戦。この男はゴールを決めた直後、猛然とボールに駆け寄った。

    決して諦めないという姿勢を、いつだって具体的な行動で示してくれた。

    静岡県民としてだけでなく、まさにニッポンの誇りだ。

    本当にありがとう。

    めにやさしい

    久しぶりに、メインで使用する端末を変えた。MacBook Air 11inchの初代モデルからMacBook Pro 13inch Retinaへ。iPadやiPhoneでRetinaディスプレイの素晴らしさは十分わかっているので、13inchでRetinaが出たら、それがAirじゃなかろうと買おうと心に決めていたのだ。

    若い頃とは違い、もはやこの年齢になると、視力のこれ以上の低下は何より恐ろしい。どうにか裸眼で生活できてはいるけれど、明らかに視力は落ちており、またその落ち方が尋常でないのです。なので、毎日長時間目にするインターフェースには、とにかく気を使うことにした。理想をいえば、13inch AirでRetinaが出るのを待ちたかったのだけど、背に腹は代えられず。

    などと「しょうがないから買った」的なオーラ全開ですが、画面の文字表示が本当に美しい。美しすぎる。小さな文字から大きな文字までクッキリハッキリ。おかげで、仕事関係のイヤ〜ンなメールも、なぜだか清らかな印象になるくらいです(ホントか?)。

    Retinaは、コンピューターのハードウェアなUIの歴史の中でも、相当にエポックな出来事なのではないかと思うのですよね。モバイル端末でなく、ふつうのノートPCでこの画面が手に入るというのは、本当にすごい時代になったものだ。

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    ↑なんかモアレ出ちゃって全然伝わらんなあw 実物を見ると、まさに異次元なんだけどねー。

    龍潭寺アゲイン

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    ボンベイ庵を後にし、龍潭寺へと。ここには小堀遠州が作庭した庭があって、過去何度か来たものの、長年にわたって工事をしており消化不良だったのですね。さすがにキチンと下調べしてきましたよ。工事完了は確認済み。

    平日の午後、来訪者はほとんどいない貸し切り状態。おかげでじっくりと庭見を楽しめました。なんとも贅沢。

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    カミさんと、我が家の将来の話なんぞを語り合ったり。ある意味、貴重なひととき。そのほかは、ひたすらホゲーっと。日が傾くまで、ゆっくりさせていただきました。

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    祝☆ゴールボール金メダル獲得!!

    なんということだろうか、準決勝が薄氷の勝利だったので決勝は負けてもいいんじゃないか、くらいに思っていたのだが、なんとチャイナ相手に1-0で勝利!パラリンピックでのゴールボールという競技で、初の金メダルを獲得した!

    アテネでは銅メダルを獲得したが、前回の北京大会では奮わず七位。決勝で当たった中国は強豪で、北京大会は銀とかで、直前のアジア大会では余裕の優勝だったはず。その中国を僅差で破っての、価値ある金メダルである。本当にすばらしいと思う。個人的には、なでしこを軽く超える。

    ゴールボールという競技は、なかなか説明しにくいのだが、見ていると本当に面白い。今回のロンドン大会でもさすがにライブ中継はなかったのが残念なくらい。昔書いたエントリでも紹介したが、一度くらいナマで観戦したいものだ。

    ここのところ、前述の過去記事のアクセスがものすごい伸びてる。当時、ネタにさせてもらった浦田理恵ちゃん、今回の代表チームにも入っている。さすがに多少はお年を召したが、せっかくなので、まだ削除されていないKBCのYouTube動画をここでも張っておこう。たぶん、KBC側があえて削除依頼してないんじゃないかと想像するのだが。



    何度も言うけど、本当に素晴らしい。もっといろんなところで報道してもらいたい。ていうか、パラリンピックそのものがマジで面白いことを、もっとメディアは取り上げるべきだろうと真剣に思うのだがなあ。

    まあそんな愚痴はどうでもいいけど、おめでとうございます!

    わすれじのふうけい

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    やっべ、忘れるところだった……みたいなこと、ありませんかね。

    正直言いますと、私はあります。んで、その度に反省し、思い出すのです。

    おもに、お酒売場ですかね。ずうっと、東北の日本酒を飲む生活を続けているものですから、たまに西日本の酒に浮気しそうになったりして、そういうときに思い出すのは特に堪えますな。

    でもでも、西日本にも美味い酒はいっぱいあって、わかっちゃいるけど……ってときが多いのも告白しておきます。

    思い出すだけじゃなくって、どう関わっていけるかについても、確実にフェーズが移行してるよね。

    少しずつ、でも確実に問題は細分化している。できるだけキャッチアップしたい。現場に行きたい。

    2012年のなつやすみ

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    今年の夏は、相も変わらず東北の大深沢に行ってきました。

    が、結果的には撤退。アプローチで使う林道が閉鎖されていたので、後生掛温泉からの登山道を使って沢床に下りようとしたのですが、これがとんでもないヤブ道で、のっけから大幅なタイムロス。やっとの思いで林道に下りたら、なんと閉鎖されてるはずなのにクルマがブーン、と。

    聞けば、新玉川温泉からなら入れるよ、とのこと。ガックシ。そういえば、その林道の存在は計画立案時に認識していたはずなのに、予定していた林道閉鎖→代替ルート(登山道)確認、しかも宿の方が親切にも送迎してくれるという急展開のおかげか、完全に頭から飛んでおりました。

    もっと真剣に検討すれば何の問題もなかったのに、我ながら大甘だったヨ……。

    気を取り直して初日のC1を東電小屋にするも、翌日の天気は大荒れが確定。結果、2日目は幕営地こそバックウォーター付近へと30分程度移動しましたが、結局は沢をツメるのを断念し、林道を歩いて引き返すことに(運良くヒッチハイクできたおかげで、かなり救われた)。

    明確な反省点のほとんどが、体力づくりも含めた準備段階にあったことが悔やまれる。そういう意味では消化不良ではあったが、焚き火とイワナはそこそこに楽しめた。特にC2での、大雨が降りしきる中で延々と燃え続けた焚き火は、ことのほか印象的であった。

    Sweet Child O'Mine

    She’s got a smile that it seems to me reminds me of childhood memories where evreything was as fresh as the bright blue sky.

    あの娘が笑うと、なんだか子供の頃の、何もかもがスカッとした青空のような、宝物みたいな日々を思い出すんだ。

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    ムスメが生まれて、今日でちょうど1年が経ちました。

    日々が驚きと感動で溢れ、その一方で疲弊、困惑、とにかく初めてのこと、これまでの自分の知識では対応ができないようなことばかりが起き、まあそういったことも含めて子育てというのは楽しいものなのだな、と感じています。

    月並みだけど、今後もまあ、いろんなハプニングが起こって、右往左往して、日々が過ぎて行くんでしょうな。子育てとは親育て也、とはよく言ったものです。

    病気というか、病院のことだけ、少し。

    4月から保育園に預けるようにした途端、それまで風邪ひとつ引いたことがなかったのに、急に鼻水が出まくったり、熱が40度を超えたり、忙しくなった。これはまあ、みんなに言われていたことでもあり、織り込み済み。

    ただ、鼻水には本当に悩まされた。コイツのせいで中耳炎になるもんだから、口で吸うタイプの吸引器で吸うようにしてたら、私もカミサンもひどい風邪に。こりゃタマランと、電動式を慌てて買ったり。

    そりゃ保育園に通ってる子供の鼻水なんて、病原菌のカタマリだわなぁ。

    あと、連れてく病院によって言うことや対応が違うし、出る薬も違う。

    例えば、ある病院ではあれもこれもとドッサリ処方箋を書いてくれる。ありがたいといえばありがたいのかもしれないが、府中市は小児医療が自治体もちなので、ガンガン点数付けまくってんじゃないの?などと邪推したり。

    田舎に帰省したときに連れて行った病院では、そのとき処方されてた薬のリストを見せたら、「これはクラミジアの治療で使う薬だよ!」とすごい剣幕。
    工工エエエエ(´Д`)エエエエ工工

    鼻水の吸引時も、内視鏡使って「ほら、喉の奥のココが腫れてるでしょ」などと見せてくれるところもあれば、別の病院では「乳幼児に内視鏡使うだなんて!」と言われたり。

    子供なんて病気するものだから、本当にひどくない限り薬は出さないよ、というところもある。

    小児科に限ったハナシではないが、病院選びというか病院との縁ってムズカシイなあ〜。

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    さて、今日は仕事をサクッと終わらせて、花でも買って帰るとしよう。

    八月十五日の憂鬱

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    予定通り下山できたおかげで、15日は出社することに。となれば昨年に続き、今年も靖国である。

    午後2時くらいに列につき、約30分ほどで参拝することができた。昨年も思ったが、参拝客はほぼ無言で、スマホをいじってばかりという輩も見られない。ギラギラと照りつける太陽に汗を流しながら、無言で並ぶ。ただただ、静謐なる空気が漂う。

    この時期、隣国関連のニュースが増え、竹島問題の緊張の高まりも相まって非常にイライラする。

    特に今年は、頭のおかしな隣人に執拗な嫌がらせを受けているような気分にさせられる。政府は即刻、5兆円にものぼるスワップ協定を凍結あるいは破棄すべきだろう。

    いったい日本という国家は、この状態をどうにかするつもりが本当にあるのだろうか。

    A級戦犯が祀られているからという理由で政治家が参拝を自粛するというなら、このおびただしい数の一般参拝客については、どう考えているのだろうか。

    人の死を、それも戦争や空襲で亡くなった人間を追悼する気持ちが、外交カードに使われている現状を見るにつけ、本当にやるせない気持ちになる。