祭りに人が戻ってきたよね

大國魂神社恒例のすもも祭り。今年は7月20日と、その週末の2日で合わせて3日間の開催となった。

20日の夕方、晩飯どうしよっかという話になったのだが、ふと思い出して神社のスケジュールを見ると、19時から境内で奉納神楽があるではないか。

じゃあってんで、屋台で食料を買い込み、お神楽見物と洒落込んだ。

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ジャンボニンニク収穫祭

沼田に住んでいる猟師のことは、このブログでも以前に書いたことがある。そのMさんが病気を患ってしまい、畑をどうにかせにゃならん、ってことで旧びぜん亭の大将から電話がかかってきた。

ちょうど山形から帰ってきて翌週なので、もちろん快諾。

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天童漫遊記〜人間将棋と山形駅の芋煮

最後に小ネタをまとめていくつか。

出羽桜酒造のショップに行ったら定休日だった。ガーン。失意のまま、人間将棋やる会場に行ってみようとGoogleMap見て向かったはいいが、エグいヒルクライムで電動アシストがあっても腿がパンパンに。

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天童漫遊記〜蕎麦屋の中華

山寺の峯の裏ルートはコースタイムが120分とのことだったが、休み休み行っても60〜70分程度だった。お年寄りの足ならまあ、ってとこだろう。なので時間には余裕もあったし、表ルートもサクッと登ってこれそうだったが、グッと我慢。

ところで、カミさん用に紅花で染めた何かしら(ハンカチとか)を買いたかったんだけど、ここまで道の駅はもちろんお土産屋を覗いても見つけることができなかった。

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天童漫遊記〜山寺の裏の奥を見に行く

電動アシストを快調に飛ばす。が、朝から日差しがあってけっこうツラい。汗がドバドバでるので水に溶かしたEAAを補給しながらペダルを漕ぐ。日焼けしちゃうなこりゃ。

それにしてもさすがは東北、道端に芭蕉ゆかりの句碑が唐突に現れる。

  まゆはきを俤にして紅粉の花

まゆはきというのは化粧道具。おしろいをつけた後、眉についた粉を払うための小さな刷毛のことのようだ。紅粉(べに)の花、つまりは紅花が、そのまゆはきを思い起こさせるとして、俤(おもかげ)があるという、じつに雅な俳句ですな。インターネットに書いてありました。

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天童漫遊記〜詰め将棋とコンニャクと紅花

明けての月曜日は有給を取っておいたので、夜まで遊ぶつもり満々。

宿のチェックアウト時、このあたりの果樹園について教えてもらう。サクランボを実家などに送りたいのだが、いわゆるメジャーな佐藤錦は時期的に終わっており、ちがう品種を育てているかどうか、またそれが購入できるかどうかは、個別に問い合わせないとわからないという。むーん。

たぶん、一番確実なのは道の駅だが昼過ぎには無くなるかもしれないってことらしい。なるほど。

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20230709 モンテディオ山形vsジュビロ磐田

楯山のラーメン屋からは路線バスで天童温泉へ。車窓の風景がホントのどかで素晴らしい。やっぱ果樹園が多いのかな。

予約したのは、つるやという宿。気がついたら写真を1枚も撮影してなかったが、ホスピタリティあふれるじつに佳い温泉旅館だった。

日曜夜の宿泊だったので、客は自分以外に数組だったようだが、見るからに登山してきましたという出で立ちなのに特に嫌がる雰囲気もなく、むしろあれこれ質問されて汗をかいた。客室係のお姉さんが頑張ってザックを運ぼうとして、さすがに恐縮する。

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二口山塊大行沢樋ノ沢遡行 ふりかえり

面白山という名の由来については、面白山高原駅に解説があって「おもしろい滝があったから名付けられた」ってことらしいんだけど、うーん?

どこかで山肌の白い岩が云々で、面が白いから面白山となったみたいな説を読んだ記憶があるような気もするが、まあいいか。

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二口山塊大行沢樋ノ沢遡行記その③

早めに寝たからか、2時前に目覚めてしまう。うだうだとシュラフの中でモゾモゾするが、どうにも目が冴えてくる。まあいっかと諦めて上体を起こし、しばらくボーッとする。

エイヤとシュラフから抜け出して、湯を沸かしコーヒーを淹れて飲む。今回、濃いめ3杯(400ml×3)ぶんの豆を持ってきており、これが2杯目だ。

小屋の外に出ると、雨は止んでいた。テントの大学生たちも起きているようで内側からエレキ(ヘッドランプ)が光ってる。

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二口山塊大行沢樋ノ沢遡行記その②

パンスト含めて足回りを固めて、ザックにはザックカバー(新品だから……)、雨具も上だけ着て、いざ。

二口の大東岳登山口からは、大東岳にストレートで行くルートと、樋ノ沢避難小屋まで沢沿いに進み、そこから大東岳に突き上げるルートがある。前者を表コース、後者を裏コースというそうだ。

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二口山塊大行沢樋ノ沢遡行記その①

山を越えてスタジアムに行こう!という企画趣旨のため、日程は決め打ちとなる。そう、たとえ雨が降ろうと、その雨が豪雨であろうと……。


というわけで、出発前から分かっていたことだが、東北地方が傘マークだらけなのに沢に突入するという、なかなかに悲壮感がありつつも始発の新幹線に乗った。

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早慶クラシコを観に行った

サッカーは現地で見るのが面白い。そりゃテレビでもいいんだけど、ピッチ全体の動きであるとか、ベンチの様子であるとか、画面に映らないものが重要だったりするんだよね。

なので理想としては、現地でリアルタイム観戦して帰宅後にDAZNなんかで復習するというのが良いのではないかと思う。


なにがきっかけだったかは忘れたが、早稲田大学ア式フットボール部と、慶応大学ソッカー部のいわゆる早慶戦が、「早慶クラシコ」として毎年行われていることを知った。

なんかね、俄然興味が湧いたのですね。当初、ひとりで見に行こうかなと思っていたのだけど、慶応OBのDくんに声をかけてみたらノッてきたので、じゃあ行こうぜ!ということに(Dくん、誕生日だったのに付き合わせちゃって悪かったw)。

大学スポーツを最後に現地で見たのはいつだったか覚えてないけど、さすがの早慶戦ということで、両校の応援団の意気込みと熱量がすごかった。特に慶応。声もすごく出ていたし、「一生黄色が好き〜エンジは大嫌い〜」というチャントも面白かった。

センターラインのちょうど真ん中あたりで見てたんだけど、観客席のほとんどは現役学生で、両校の応援団がバチバチと煽り合うエリアだったから、エンタメ性の高さに感心することしきり。やっぱり慶応はスマートだし、早稲田はバカっぽい。

学生の飲み会のキッカケ作りに使われるのも早慶戦の一部。「一緒に見に行こうよ」なんて女子グループに声をかけて、後半途中の、これから盛り上がるっちゅうこのタイミングで!? 席を立つ男女グループがいたりして、それもそれでおもしろい。


さて肝心の試合内容だけど、両校ともJのユース上がりや名門校出身者が多数を占めており、J3くらいの強度とスピード、テクニックは確実にあったので、非常に引き締まった好ゲームだった。

1-0で早稲田が勝ったけど、慶応のFW塩貝健人選手は1年生とは思えないほどハイレベルだった。フィジカルとスピードを併せ持ち、決定力もありそう。卒業時期を待たず、どこかしらのチームから声がかかるであろう逸材だ。

味の素フィールド西が丘って、初めて行ったけどコンパクトでとても見やすい、いいスタジアムだったなー。

なんか、1週間限定で無料配信されてるみたいだから、見直さなくっちゃ。17日までってことでいいのかな?

ダイソー尺団扇

来週の山行に向けて団扇を探していたのだが、求めていたものが100均にあった。

ポリプロピレンの団扇。何が嬉しいって、縦寸がジャスト30cmなのである。これで、釣った岩魚が尺あるのかないのか、すぐに分かるという寸法だ。

ついでに言えば、まな板としても使えそう。便利便利。似たようなものがAmazonにもあったが、そちらは750円。原価的には100円が妥当でしょうよ。

久しぶりにダイソーに行って、いい買い物ができた。ついでにフルーチェのみかん味も仕入れて(なぜかみかん味は100均にしかない)ホクホクである。

今更だけど後藤くん問題について

下山後、盛岡で一泊。秋田杉ジンハイボールを痛飲した。翌朝仙台に移動して、J2の仙台vs磐田を観戦。我ながらタフだわ。

仙台駅のコインロッカーは全滅してたので、ecbo cloakというアプリサービスを探して、駅前のネットカフェに荷物を預けて地下鉄に乗った。

初めてのユアスタ。専スタだからとても見やすいよね!仙台サポの圧もけっこうあったし、試合も2-3で磐田勝利だったけど内容的には両チームとも非常に高いレベルだったと思う。

伊藤彰監督との因縁試合という見どころもあったが、終了後は伊藤監督が磐田サポに挨拶に来てたりとか、いいシーンもあった。

取った席は通路の真上で、パイプ類がちょっと煩かったけど、反対側ゴールで後藤君が放ったシュートが仙台DFに当たって軌道が変わり、GK林の手をかすめてゴールに吸い込まれた様子がクッキリ見えた。


試合後は仙台駅にて牛タン。有名な善次郎という店はさわやか並に混んでいたので、アーケード内の空いてる店でいいやと舌鼓。個人的には厚切りに価値を求めてないので、薄切りをカリッと焼いてくれるほうが好みなんだけど、まあそれはそれで。


ところでこの試合は、後藤くんの決勝ゴール後のパフォーマンスと、その後の一部仙台サポによるバス囲みが話題になった。

サッカーにブーイングはつきものだと個人的には思う。審判の微妙な判定に対してだったり、悪質なファールや遅延行為なんかはブーブー言いたくなるよね。それは分かる。

だけど、一定のリスペクトは必要だとも思っている。

相手がボール持っただけでブー、ビルドアップしてるだけでブー、おまけにクソッタレコールのような、小学生かお前は的なものについては、単にその応援チームの品格を落とすだけなんじゃないかなあ。

後藤くんはインタビューとかでは「ブーイング」としか言ってないんだけど、これは明らかに気遣いだよね。放送あるわけだし。

彼はリスペクトに欠ける汚らしい言葉遣いだったり、下品な野次、とりわけ「◯◯、◯◯、くそったれ!」という仙台のコールに対して憤りを感じていたのは間違いないと思う。◯◯には個人名が入ったりチーム名が入ったりしていたのだろうが、一般的なブーイングと、これらの下品な罵りは切り分けて考えるべきだろう。

仙台サポの有名YouTuberたちがこの件を扱っている動画もいくつか見たが、くそったれコールに言及しているものは皆無。コメントなどで指摘されているから分かってるはずだが、特定集団に対する気遣いなのか、敢えて知らんぷりしてお茶を濁すようなものばかりだった。

こういった「煽り」の文化は浦和に顕著だ。下位に沈むチームに対して「J2◯◯!J2◯◯」といったものもそうだし、くそったれコールも浦和が発祥(?)なんじゃないかと思う。よく知らんけど。仙台サポは浦和サポの姿勢に倣っているのだろうな。

浦和はACLを制した素晴らしいチームだ。あの埼スタでの試合は本当にすごかった。だからこそ、色々残念に思うことも多い。


試合前、対戦相手に応援するチームに所属していた選手がいて名前が読み上げられたとき、ブーイングするチームがある。

片や、元気でやってるな!とばかりに拍手や声援を贈るチームがある。

どちらが良いとか悪いとか言いたいわけではない。ただ、それぞれを好む人達がいるというだけの話だ。


ヒマな人は「くそったれコール」でググってみるといい。私もしてみたが、その中で印象的な記事をひとつだけリンクしておく。

あと、仙台磐田でいうと有名なのはこの動画だが、いやー、隔世の感がある。どうしてこうなった(哀)

後藤くんは今年チームを是が非でもJ1に上げて、アウェイ浦和戦で「後藤、後藤、くそったれ!」を受けてのスーペルゴラッソを決めてほしい。そんで海外に羽ばたこう!w