ええええ、もうちょっと頑張れよーとも思うが、心身に与える影響も大きそうだし、お年も召してらっしゃるので無理は言えないか……。
こんな連中もいたというのに。
ロッテ・18連敗の記憶
それにしても、今年の交流戦はなんだかなー。セ・リーグ勢の巻き返しはあるのだろうか。
ええええ、もうちょっと頑張れよーとも思うが、心身に与える影響も大きそうだし、お年も召してらっしゃるので無理は言えないか……。
こんな連中もいたというのに。
ロッテ・18連敗の記憶
それにしても、今年の交流戦はなんだかなー。セ・リーグ勢の巻き返しはあるのだろうか。
ウチの自治体だと購入代金の半額、最大5万円まで補助金が出るということで、買ってきました。パナソニックのMS-N53という型。どうやら、乾燥させるタイプではパナがほぼ独占状態っぽいね。
毎日、大量のお茶がらと野菜くずが発生するので、今年こそ夏が来る前にどうにかしようと思っていたのです。単純にゴミの量が減るだけでなく、小バエに悩まされることもなくなりそう。
使い方は至ってシンプル。ウチでは毎晩寝る前に、その日出た生ゴミをドカッと入れてスタートボタンを押すだけ。音はまったく気にならないし、不安だったニオイも、蓋を開けるときだけちょこっとするけど、不快なモノではないです。何を入れたかにもよるんだろうけど、総じて「香ばしい」感じ。野菜屑だけじゃなくて、肉なんかも入れて問題ありません。
このモデルはモードがノーマルとソフト乾燥と2種類あって、堆肥としてすぐ使いたい場合は後者を選びます。水分を全部飛ばさないってことかな。通常モードでカラッカラにした場合も、土に馴染ませれば1週間くらいでイイ感じの堆肥になるとのこと。
さっそく、シオシオになってた植木で試してみたところ、ものすごい勢いで新芽が出てきた。恐ろしい……。
食洗機も個人的には革命的でしたが、コイツも素晴らしい。購入金額は52000円くらいだったけれども、半額になるってのもウレシイところ。
庭があれば、埋めちゃうんだけどね〜。
訳あって、四万温泉に行って来た。四万といえば、若かりし頃あのへんの沢に入り、ヒルの大群に襲われた苦い記憶があるのだが、今回はそんな自殺行為はもちろんしない。
ただ、前回訪れたときにはなかったダムなどもできており、さすが群馬は政治主導の土木建造物が多いナーと感心(?)。そういえば、矢場ダムは結局どうなるのだろう?
そんなことはさておき、この季節の北関東は新緑が美しい。ところどころ山桜などもまだ咲いており、目を楽しませてくれる。ダム湖の湖面は、まさにコバルトブルー。いやあ、いいところじゃないか。
その後、山に分け入って山菜を採ったり。フキやらワラビがイイ感じで取れた。あと、秘蔵のウドにもありつけた。これがじつにいい。
ウドといえば酢味噌? くらいの印象しかなかったのだが、東京あたりの、地下で育てるものとは違って、葉が青々。さっと湯がいて皮向いて、短冊に切り、そのまま食べる。美味い。マヨをちょっとつけてみる。劇的に美味い。さらに味噌マヨ、七味味噌マヨと続き、味覚メーターが軽く振り切れた。「おい、日本酒だろこれ!」状態である。
美しかるべき五月。今年は、久しぶりにGWをずうっと自宅で過ごした。まったくの骨休みである。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」の冒頭、土方歳三が府中のくらやみ祭りで、女を口説くときのやり取りである。
いやー、なくしたと思ったけど本棚の奥底から出てきた。なるほど、本当にやる気まんまんで、府中に来たことになっとるな。目当ての女が男連れだった場合のことを考えて、ゆかたの下に道着を着込んだりしている。取っ組み合いになることを想定してのことだって。
いい時代だなー。
で、21世紀のくらやみ祭り、正式には大国魂神社例大祭は、こんな感じ。5日の本番は、旧甲州街道のあたりは人人人で身動きするにも難儀したほどであった。
人いきれにやられ、晩飯を作る気もうせ、このような日であれば逆に空いてるに違いないと地元のモツ焼きの名店、「大定」へと。案の定、常連どもは祭りに駆り出されているのだろう、すぐ座れた。いつもは地元客や通勤帰りのサラリーマンでごった返していて、なかなか入れないんだよね。
連休中で仕入れが困難なため、刺身系はなし。焼き物メインで、レバ/シロ/牛ハラミ、それと鶏カルビ(つまりはタッカルビだ)を。サービスでニンニクがコロンとコンロに乗せられる。
ココのホルモンは基本豚なんだけど、処理がとても丁寧なのか、特有の臭みが驚くほどない。そしてウレシイことに、とても安い。ホッピーをガンガン飲み、ジュージュー焼き、おばちゃんとの世間話に花が咲く。
祭りは祭りでいいけれど、これもまた府中が誇る、庶民のための名店である。
ボディーがちっちゃい、薄い、そして軽い。おまけに価格も、相当がんばってるじゃないか。
<sonystyleより拝借>
すでにネット上では軽い祭りが起こり、数少ない撮影サンプルを巡ってあーだこーだと賛否両論なわけだが、これは早いとこ触ってみたいねえ。AF/MFまわりの機能とか、使い勝手も相当気になる。あとレスポンスね。
「背景ぼかしコントロール」みたいなのは、よくわかってらっしゃる方とかは「そんなの露出変えてるだけじゃねーか」なんてクサしたりするんだけれども、じつはこういうのがとても大事だと思う。なんも分からん人に、露出と被写界深度の関係を解説するのって骨が折れるもん。オフサイドの説明の方が、まだ簡単だ。
m3/4とかGXRみたいな層っていうのは、まさに自分がそうなんだけど、これから競争が激化しそうだ。ニコンとかキヤノンとかはどうするつもりなんだろう。まあこれで、尻に火がついたかも。
それにしても、思ったより早く出てきたなあ。年末商戦かと思ってたのに。だけどこれ、どうせなら防水モデル用意してくれんかなあ。アウトドア需要、相当あると思うんだが。防滴でもいいんだけど。
正直、ソニー製品で「おおっ」と声を上げたのはClip-On以来かもしれない……。ちょうど10年前だナー(遠い目)。
最近は、魚屋さん、いわゆる鮮魚店なんてものを見かけることも少なくなったけど、わが街・府中では「くるる」という駅ビルの中にイイ感じの店が2件も入ってる。そのうちのひとつ、「浜喜屋」さんは魚介類全般・加工品まで扱う、乾物屋と総菜屋と鮮魚店がいっしょになったような感じの店で、とても重宝してる。
魚は、なんつっても、切り身や刺身がとても安い。イカ刺し250円とかね。そんでもって、鯖だの鯵だのはもちろん、カワハギやら鮎、イワナやイサキ、まあ近海物に限らず遠方モノやら養殖モノまで、丸のまま売られている。
これがまた安いうえに、頼めばすぐにさばいてもらえるのね。あー、こんどちゃんと紹介しておきたくなってきたなw けっこう貴重だぞ、このテの店は。
何が言いたかったかというと、先日は鯵を背開きにしてもらって、アジフライでしたよと。1尾100円しなかったぜ。
こないだ、豆アジを南蛮漬けにしてたけど、あのへんのサイズのが、けっこう立派な大きさに育ってきてる。定期的に魚屋を覗いてると、こういうところで季節を感じられるなあ。
アジフライというと、学生時代のキッチン南海、アジフライ&しょうが焼きセットを思い出す。揚げたてにソースをかけてジュワッとするのがたまらんのよね。
魚介類を油で揚げて調理する食べ物としては、世界一美味いと思う。次点は僅差でカキフライ。異論は、認める。
なお次が離れて、エビフライなんだが、鯨の竜田揚げも捨てがたいぜ〜。
音楽とかをガンガン入れるわけでもないので32でいいかとも思ったのだが、手元にあるコンテンツの総量をひとしきり考えたところ、最悪の事態とは、それを管理するのがメンドくさくなることだと気づいた。そんで64である。アホだ。
3Gはどうするか最後まで迷ったのだが、ソフトバンクでSIM Lockだなんてどうよ? ということで却下。どうせ今年はiPhoneも機種変することになるので、通信系はそっちでいいだろう。
さて、あとは手塚治虫全集を「自炊」して……と。誰かやってくんないかなあ!
ところで手塚治虫といえば「火の鳥」。中でも「太陽編」が好き。火の鳥というシリーズ自体、古代と未来を振り子のようにして現代へと紡がれているわけだけど、太陽編は作品自体が壬申の乱の時代と21世紀を行き来している。
物語は白村江の戦いに始まって、壬申の乱自体を、日本古来の八百万の神vs大陸からやってきた仏教、という形になぞらえるあたり、スケールも大きく、非常に読み応えがあります。
いっぽうで近未来と設定された世界では「光」という宗教が世界を支配しており、それに与しない人々は「シャドー」として地下に暮らしている。ゴキブリの唐揚げなんかを日常的に食べたり。
まあ、物語の解説はどうでもいいんですが、その近未来で、主人公は「光」による理不尽な支配状態を打破すべく、その総本山に乗り込み、テロを行うんですよねえ。
私は最近のAppleのことを考えるとき、よくこの「火の鳥・太陽編」のことを思い出します。
おっと、Appleがマーケットにおいて支配者的存在になり、すっかりevilと化したとか、そんな話にしたいわけではありません(笑)。
ただまあ、世の中全体という大きな枠も、あるいは数人による小さなコミュニティーでも、支配構造の変革というのは常に起きりうるんだけど、ざっと歴史を見渡すと、意外と人間って同じことを繰り返すようになっとるのですね。
弱くて虐げられた者が、大きな力を持つ者に立ち向かい、勝利を手にする。そこにカタルシスは生まれ、大抵の物語はそこでハッピーエンドを迎える。
平凡なフィクションの世界でなら、それでもいいでしょう。しかし、現実世界では物語はとどまることなく続くわけで。あ、もちろん火の鳥・太陽編は、凡百のごとき終わり方ではなく、そのあたりキッチリと描かれています。
つくづく、火の鳥シリーズは完結してもらいたかった……。
今年はどこへも出かけないことにした。とはいえそれは「遠方には」ということであり、むしろ近所の散策に忙しい。
府中でのGWといえば、なにはともあれ例大祭。いわゆる「くらやみ祭り」である。
その淫靡な響きから察せられるように、もともとは「そのような」意味合いもあったと聞く。以前書いたこともあるかもしれないが、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の冒頭、このくらやみ祭りが描写されている。
さすがに近代文明の時代、不埒なコトは滅多に起きないと思うが、ともあれ大國魂神社の境内は、初詣以上の熱気である。なにしろ駐車場を出店スペースとしてつぶしてしまうほど人が溢れ返っており、参拝しようにも長蛇の列。これは、クライマックスとなる5日にはどうなってしまうのだろう。
近隣の路上では、祭りの法被を着込んだ人も、そうでない人も、老いも若きも、酔っぱらって幸せそうに笑っている。まあ、祭りというのはこうでなくてはいけない。
府中界隈の喧噪をあとに、国分寺へ。本当は用事があって吉祥寺に向かうつもりだったのだが、バス停を降りたら、殿ヶ谷戸庭園が無料開放されているではないか。
殿ヶ谷戸といえば、この季節は藤が見事なはず。そんなに広くはないところなので、ものはついでの藤鑑賞としゃれこむ。
おばちゃんの団体に混ざり、口をポカーンと開けながらしばし藤棚を仰ぎ見た。この淡い紫が、なんともいえんなー。
その後、吉祥寺で所用を済ませ、西荻で骨付きマトンカレーとラムラッシーを堪能し、帰宅。祭りに出ようと出まいと、結局はへべれけなのである。
府中のメインストリート、けやき通りで異彩を放つ店がある。そこだけ昭和な佇まい。東京五輪からこっち、時が止まったままのような大衆食堂、吉田屋だ。
なにしろ看板には「中華料理」「きそば」とある。店頭のディスプレイには、カツ丼もあればしょうが焼き定食とか、その手の物も並ぶ。何でもアリだが、昔はこーいう店がいっぱいあったもんだ。
入店すると、すぐ右手に風呂屋の番台のようなスペースがあって、そこで食券を買うのだ。心の準備ができてないとあたふたする。硬券なら雰囲気が出るのだが、そこは今様で、レシートみたいなものを渡される。
奥が厨房。やたらと天井が高い。5人くらいのパートのおばちゃんがチャキチャキと給仕をしている。なにしろ日曜日の昼時だったので、テレビではお約束のようにNHKのど自慢が流れている。思わずニヤニヤしてしまう雰囲気。
それにしても、けっこうな混雑だ。家族連れ、老夫婦のほかにも、若い兄ちゃんがチャーハンをかっこんでたり、近所の不良中年だろうか、ビール瓶を何本も並べてるテーブルもある。
ああ、ホッとするなあ(笑)。
おそらくは、グルメとかのキーワードとは無縁。すごく美味いわけでもないし、何か特別なこだわりがあるわけでもない。そして安いわけでもない。一見さんにとっては色んな意味で敷居が高いが、地元民にとっては、それこそ小さいときから慣れ親しんだ貴重な存在なのだろう。なんというか、幸福感のオーラに包まれている。
給仕のおばちゃんをつかまえて、世間話。なんと、大正時代くらいからあるらしい。これもまた、府中百年食堂である。
ところで、以前紹介した「津軽百年食堂」ですが、オリエンタルラジオのどっちかが主演らしいですね。いままさに、弘前でロケ中とか。
東北行きてえなあ〜!
近所のスーパーで豚バラブロックが5割引だったので、1本買ってきた。となれば、とりあえず角煮である。
豚バラの角煮というのは、いろんな作り方があるんだけれど、まずは鍋で煮る。ネギの青いとこと、ニンニクと生姜を適当に。あ、あと冷蔵庫に古い泡盛があったので、ドボドボと。
1日目は、これをとにかく弱火で煮込む。水が足りなくなったら継ぎ足しながら、3時間ってとこかな。圧力鍋がほしいなあ。
で、私の場合は、ある程度冷まして、肉はもちろん鍋の中の固形物はすべていったん器に取る。そんで一晩放置します。なんでかというと、ラードを取りたいから。
翌朝、鍋は雪が積もったかのようにラードの層ができているので、これをすくって別の小鍋に入れます。それを弱火にかけて水分を飛ばしたら、ラードの出来上がり。焼きそばとか、野菜炒めとか、なんにでも使えるので、なにか容器やお椀に入れて冷蔵庫で保管しとくといいです。
さて、スープのみとなった鍋を火にかけ、醤油/砂糖/日本酒/みりんetcで味付けをします。私はめんつゆの素とか使います。甘みは、蜂蜜とかメープルシロップとかでもかまいません。お酒も種別問わず。甘い・辛い(塩味)・酒の要素があればOKです。経験則として、やや甘めの方向を目指すといいんじゃないかと思います。
味見をしてOKなら、肉などを戻して煮込みます。私の場合、この戻すタイミング、冷めた状態で肉のブロックを切り分けることが多いですね。
10〜20分くらいかな。ある程度味がしみ込んだら完成。白髪ネギとかをあつらえていただきます。芥子とか柚胡椒もお忘れなく。なお、ここで煮込んだものをさらに放置し、味を染み込ませるというやり方もあります。まあどちらでも。
すっかり脂が抜け、プルプルトロットロのゼラチン質がすばらしくイイ感じです。
このところ、週に一度は六本木を訪れている。おもにミッドタウン方面の用事が多いのだけど、今日はヒルズ。だったらランチは、カフェ・シンガプーラでしょう。
むかし、オフィスが九段下に会った頃は、水道橋のハイナンチーファン(海南鶏飯)に足しげく通っていたものだが、ここんとこ、あの手の味から遠ざかって久しい。朝からずっと、王道のチキンライスにするか、ラクサ+ライスにするか、はたまた肉骨茶にするか、悶々として仕事どころではなかった。
じつは個人的に初めて海南鶏飯を食べたのは、ロイヤルホストなんですよ。なんかのフェアで、シンガポール・チキンライスとかいう名称だったかな。長粒米をチキンスープで炊いたごはんに、蒸し鶏。ソースがだいたい3種類くらい付いてるあの定番スタイル。
ロイホのくせに、これは美味いではないか!と、すっかりファンになってしまったのだ。その後、水道橋の海南鶏飯を知り、ある意味中毒に。タイ料理のカオマンガイとかも同じ系統。ていうか、マレー半島周辺の国では、スタイルに差はあれど、チキンライスがポピュラーですね。
で、シンガプーラ。訪れたのは2度目で、前回は確かラクサ(米粉のレッドカレーヌードルとでも言えばよいのかしら)を堪能したのです。迷いつつ、本日は定番のチキンライス。セットのスープを肉骨茶に変更できるというのが気が利いてる。
ご覧のとおり、なかなかのボリュームで満足です。肉骨茶(バクテー)のスープは、やや味が濃いめだけれども、漢方+ニンニクのスープが体に染み込むイイ感じ。
4月からこっち、けっこう出歩くことが増えたので、いろんなところでメシが食えて楽しい。おかげで、すっかり体重も戻ってしまった(笑)。笑ってる場合じゃねーだろ、と。ハイ。
発売延期で大いに落胆する人がいっぱいいますが、なあに、昔のアップルがの、さまざまな「やらかし」に比べれば全然かわいいもんです。「泳げる頃には」とかね。
とはいえ私も、今月末には入手する気まんまんだったのでガックシきてますが、ひと月くらいならまあ、特段慌てることもないでしょう。むしろ、手塚治虫DVD-ROM全集のePub変換をする時間ができたということで無理矢理な自己解釈。
ヤフオクも価格が跳ね上がってるし、2chあたりでは個人代行のボランティアまで出る始末ですよ。さすがにそこまではするつもりないけど、ものすごいなあww
ま、あまりにも有名になってしまった、iPadとたわむれる猫の動画でも見てなごむことにしよう。
「思ったより売れすぎちゃって困ってるんで、とりあえずアメリカ優先でモノを回させてもらいますね、ごめんね」というロジックは、いろんな意味を持っています。
まずはやはり、一部のアナリストやFlashヲタの指摘をよそに、相当な勢いで売れまくっているということをアピールしたいというのがひとつ。米国以外の発売延期リリースが出た途端、Apple株が暴騰してるらしいので、これは予想以上の効果があったんではないでしょうか。
また、米国内でユーザーの絶対数を増やすことで、さまざまなサービスやアプリ、たとえばiBooksとかを、短期間で一定のレベルにまで利用頻度を上げることができます。iPhoneもそうだけど、現時点でのiPadはドメスティックな要素が非常に強いので、事前の根回しの効果がより強く現れてくるわけですね。
iPhoneを持つようになって、それまで肌身離さず持ち歩いていたノートパソコンを手放しました(家人にあげました)。iPadを持つようになれば、まず手帳を完全に捨て去ることができそう。そしていずれ、いま現在コンピューターと呼ばれているものをとサヨナラする日が来るのでしょう。
OpenDocのことを覚えている人など、もはや少数かもしれないけど、あのコンセプトがタブレットに降りて来たらすごいことになるだろうなあ、とか妄想。でもまあ、それはまた別のお話。
iADとはいかにもベタなネーミングだが、昨夜のAppleのEventの中では、これが潜在的に最も大きなインパクトを持っているのではなかろうか。
基本的に広告は、嫌われる存在だ。特にインターネット・オリエンテッドな世界では。
チカチカとうるさいバナーやFlashはもちろんのこと、メルマガと称したDM、はてはRSSの新着にまで紛れ込み、既読にする手間をかけさせる。
こういった広告は、迷惑なことこのうえない。
その反面、好感度の高い、あるいは少なくとも気にならない広告も確かに存在する。その差は何かと問われれば、「役に立ったか立たなかったか」という要素が非常に大きい。
確かにGoogleの力は偉大で、AdSenseなんかは確かに内容とのマッチングはいいが、それはあくまでもアクセスしている対象との親和性が比較的高いだけにすぎないから、時にトンチンカンだったり、どうでもよかったりもする。
Appleがやろうとしているのは、もっと突っ込んだモノになりそうだ。何しろ、iPhoneなのだ。音楽を聴く、アプリを使う、ネットを見る、そういった行動がすべて、紐付け要素となる。もっといえば、位置情報。行動パターンなんかも含まれるのだろう。
個人情報保護的な観点から、こういったことに対してアレルギー反応を起こす人は多いと思う。キンタマ握られてる感覚ね。
しかし、広告を出す側、売る側としては、これほど高い効果が望まれる媒体は、かつてなかったかもしれないというくらいインパクトがある。ユーザー側としても、的確なリーチの広告であれば、それが役に立つ度合いは高まるわけで、決して悪いことではないはず。
モバイル向け広告会社のQuattro Wirelessを買収したのが1月だが、この僅かな期間で形にしてしまうところがおそろしい。もちろん前々から構想されていたことだとは思うが。
もちろん同じことはGoogleにも簡単にできるわけで、実際、AdMobという会社を買収しようとしている。だから今回のAppleの買収は、先手を打とうとしたものだ。
今後は、ますますiPhone vs Androidという図式に拍車がかかる。Android側は、端末による個体差をどう埋められるかがカギとなりそうだ。そしてAppleは相変わらず、ハードウェアとOSを1社で開発しているアドバンテージを活かし、より最適化された広告を配信することができるだろう。
このアドバンテージは、かつては逆にデメリットでさえあった。ほんの10年でここまで状況が変わるというのは、本当にすごいと思う。そう、かつては確実に負のスパイラルだったわけで、ずうっとその様子を見て来た人間からすると、まるで海底に沈んでいたものが衛星軌道まで飛び上がったくらいの感覚だ。
なお、レベニューシェアはApple側が40%という数字のようだ。Googleはどうなのかとちょっと調べたら、どうやら非公開っぽい。もちろん調査はしているだろうから、同等か、あるいはやや良い条件という感じではなかろうか。
広告代理店としては、どんな受け止め方なんだろう。ちょっと話を聞きにいってくるかなー。
「味芳斉」での飲み会へと向かう道すがら。
高さが何番目とか、どうなろうと、こういった風景は心に留まるものだ。
そういえば、しばらく前に東京タワーのCM曲を歌っていた末永華子が、じつは大好きなんですけどね。ニューアルバムでも出ないものか。
我が家では定番の葱鍋ですが、つい、いつも腹一杯になっちゃうのが悩みでした。そこで、やや控えめな量で食えないものかと思案し、バラ肉に合わせて葱を切り、肉を巻いて串を刺して鍋で蒸すという方法を思いつきました。串はたこ焼き用に買ったものが大量に余ってるので。
葱1本につき、スーパーで売ってる豚バラ肉は3枚くらいですかね。大雑把に巻いて、串を打っていきます。ついでに、冷蔵庫で余ってたたまねぎとかも刺してみる。こいつを鍋に入れて、酒をドポドポと注ぎ、ふたをして弱火でじっくり蒸すの刑。
ふつうに美味いです。柚胡椒とかつけると幸せな気分になれますねこれは。仕上がりの見た目は要改善だけれどもww
残り汁をひと舐めし、猛烈に雑炊が食いたくなりましたが、まさかの冷凍ごはんストック切れ。おかげで、腹八分目で抑えられました。
マイル消化も兼ねて、香港(と定番だけどマカオ)に行ってきました。おそらく語りだすと止まらなくなる恐れがあるので、無難そうな写真だけ並べて終わりにしておきます。
[flickrset id=”72157623646380986″ thumbnail=”square” overlay=”true” size=”large”]
とはいえ少しだけ。
はい、食い物のことしか考えておりません。
あ、シンフォニーオブライトを初めて見たけれど、残念な感じだった。特に時間を合わせる必要ナシだなー。あと、日本も寒かったみたいだけど、香港も最高気温が9度とかで死ぬかと思いました。コート預けないでよかったわー。
KISSといっても、デジカメではなく、奇抜な化粧に長い舌でもない。
ペットボトルやコップ用のシリコンゴムキャップだ。倒したり、逆さにしてもこぼれたりせず、吸い口を軽くか噛むことで微妙に密着されているシリコンが少しだけ開き、中のものを飲むことができる。
公式ページより
機能が伴っていなければ、いかに外見が良かろうとも優れたデザインとは呼べない。そういう意味では、コレは久々に「本物だな〜」と感じ入った。グッドデザイン賞受賞も頷ける。
もともとは介護用にと考案したらしい。昔からある水差しなんかだと、いかにも「病人」扱いだし、ストローで飲んだりしても、こぼしてしまったりする危険性がある。ずうっと前に死んだウチのばあちゃんもそうだったけど、食べ物や飲み物の粗相って、当の本人にすれば相当へこむんだよね。
でも、オフィスやらドライブ中やら、役立ちそうなシーンはいっぱいありそう。
まだまだこの国も、捨てたもんじゃない。
これはすごいなあ。実写ではなく、フル3Dで、10日かけてレンダリングしたとか。気合いの入り方が違う。
よくハードウェア的なデザインをもってしてAppleを賞賛するのは個人的にはしっくりきていなくて、最大のデザインはやっぱりOSだと個人的には思うのですよね。それも、見た目ではなく所作というかふるまいというか。まあそれも、「直感的なインターフェース」的な物言いをされることは多いんだけど、それもちょっと違和感があって。
頭の悪い人と話をしてるときのイライラがない。理にかなった構造とリアクション。結果的にストレスがない。結局はそんなことなんじゃないかなあ、などと思いつつ。
話がそれた。
ハード的なデザインも、じつによくできてるなあ、と改めて。
iPadの注文はいつから始まるのかなー。
寺島しのぶが銀熊受賞したとかいう話、当初スルーしてたんですが、作品紹介をチラッと読んだら「あれ?これは……」と。やっぱり、乱歩の芋虫じゃないですか。
いやー、アレを映画化するとは勇気があるというか、さすがはピンクの黒澤・若松孝二。『われに撃つ用意あり』はよかったなー。あさま山荘とかよりも好き。
ところで、こうして話題になったことで、「じゃあ観てみるか」などといった軽いノリで映画館に行ってしまう若者とかが心配だw
ちゃんと原作読んで予習してからにしてほしいものです。映画ではグロいところはマイルドになってる可能性もあるからなんとも言えんですが。国内での公開は夏とかなのかなこれ。
あ……と、ここまで書いたところで公式サイト(というか若松孝二のサイト)を見たんだけれども、なんか『芋虫』はインスパイアされただけっぽいね。さすがにねえ、あの世界はそのまんま映像化はできんわな。反戦色が強い?うーん。
というわけで、とりあえず丸尾末広が描いたマンガ版『芋虫』はとてもおすすめ。ある意味、本家を超えたのではなかろうか。この人が以前出した、『パノラマ島奇譚』も相当よかったけれど、『芋虫』はまさに芸術の域。エンターブレインは、なかなかいい仕事するなあ。
トラウマになっても知らんけれども。
トマト鍋と鶏団子鍋。どっちも定番っちゃあ定番。
トマト鍋は、にんにくとオリーブオイルで鶏肉を炒めて、頃合いを見てトマト缶を投下。さらにトマトを4〜5個こまかく切って煮込む。塩胡椒とコンソメで味を整えたら、あとは冷蔵庫に残ってる野菜を手当たり次第ぶち込む。ラタトゥーユを鍋にする感じね。マッシュルームとかあると吉。想像以上に美味かった。〆は当然のリゾット+溶けるチーズ。
鶏団子は、鶏挽肉と軟骨(フープロで粉砕)を1:1。あとはニンニクと生姜と葱。ごま油とか日本酒とか、入れて美味くなりそうなものは色々入れる。餃子の餡のノリね。卵は卵黄だけのほうが固めに仕上がるけど、めんどくさいから白身も混ぜた。
スプーンを右手に持って、左手で餡を掴んだら人差指と親指のところからムニュっと出してスプーンで受けて丸く整形して鍋に落とす。出汁とかは不要。白菜とか長ネギがあればそれも鍋に添える。〆は当然の雑炊+もみのり。
なんか体調が悪いなーと思い、酒も控えておったのですが、熱が出始めてそのまま延々と一週間。38度〜40度くらいをいったりきたりで、これはインフルエンザではないかと医者に行くも反応は陰性。
聞くところによるとインフルエンザってのは発症してからしばらく経たないと検査でひっかからないとかいう話もあるのですが、ほぼ寝たきりで一週間。家人も熱を出して、二人してゼリーやらプリンやらでカロリーを維持しつつ、アイスノンを奪い合い、世間様とは隔離された状態でしばらく過ごしました。
折しも冬季五輪やらがテレビを賑わしておったようですが、とてもそんな気分ではなく、久しぶりにひどい寝込み方をしてしまいました。
年度末のこの時期、一週間も臥せっておりますと、社会復帰したらしたでとんでもなく仕事が溜まってしまいます。
ヨボヨボと出社すると、文字通り机の上には山積みになった書類の山。よくマンガとかで見かけますが、まさにあーいう状態ってのはリアルで起こりうるものなのだなと、ひとつ勉強になりました。
ようやく、ペースが落ち着いてきたところ。ホッと一息であります。
いろいろblogに書こうと思ってたネタはあったのですが、短くまとめます。
The Crimson Jazz Trioがすばらしい。今更気づいたんだけど、この一週間で50回以上聴いてる。宮殿の40周年記念大BOXを買うべきか買わざるべきか、ちゃんと再生できるハードウェアはないんだけど……。
小林まことの長谷川伸原作連載がようやくイブニングで始まった。瞼の母かと思ったら、なんと沓掛時次郎じゃありませんか。再びの入魂仕事に大きく期待。折しも、藤田まこと逝去。「当たりマエダのクラッカー」はリアルタイムではないけれど、子供の頃、必殺シリーズはいつも楽しみにしてた。合掌。
寒い日は鍋かたこ焼きと決まっておる。
キャベツは入れず。なるほど、このほうがたこ焼きとしての存在感が高まるんだね。すこぶる形而上的。
チーズとか餅とかを入れてもいいねえ、とか話をしてたんだが、結局ノーマルなものばかりを焼いた。2回戦でたこが切れたので、刺身で食ってたイカを入れたくらい。比べると、やっぱりたこのほうが美味いや。
「おとうと」を観て来たんですけど、鶴瓶がたこ焼きの焼き過ぎで腱鞘炎で……みたいなシーンがあって、それでね。
映画のほうは、なるほどファンタジーとしての「寅さん」との対比として捉えると、強烈だ。しかし、吉永小百合出演映画としてみれば、相当な傑作の部類に入るのではなかろうか。母親役ということで、比較的無理もないし。
劇場内の平均年齢がハンパなく高かったが、そのリアクションも含めて話題の3D映画なんかよりも非常に楽しめた。鶴瓶って、本当に人気者なんだなあ〜と再確認。