首里乃家@国分寺

仕事も終わったし帰るっぺ、と電車に乗っていたら、どうやら京王線が止まっている様子。すぐには復旧しそうにないので、仕方がなく中央線の国分寺経由で帰宅することに。

家人に伝えたところ、案の定、新宿駅で立ち往生してる。だったら国分寺で沖縄メシはどうかと提案したところ、即決である。

国分寺の南口、ちょっとゴチャゴチャしたあたりに、「首里乃家」という店があるんだけど、ここは個人的な評価としては、沖縄料理屋としては都内で堂々のベスト1なのです。

なんといっても、グルクンが美味い。仕入れと輸送がキチンとしているのだろう、明らかに「冷凍モノ」とわかるそれとは段違いだ。定番の唐揚げはもちろん、身の部分をサッと揚げたものをサラダ仕立てにした皿などは絶品だ。

シメに絶対欠かせないのは、「いかすみやきすば」だ。これはもう、身悶えするほど美味いですよ。メニューに無いときもあるんだけど、あれば必ずオーダーしちゃう。

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オリオン生と泡盛で燃料補給も完了。たまにはこんな夜もよい。

首里乃家 沖縄料理 / 国分寺駅

いわしのつみれ揚げ

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魚屋で、ひと山100円のシコイワシを発見。思わず2山購入し、スキップして帰宅である。

つみれにしようと決めてはいたが、天気がジメジメした日だったので汁ものにする気にはなれず。数秒悩み、つみれ揚げに決定。もちろん、ビールはケース買い済みである。

ちいさなイワシを捌くのには色々方法があるけど、この日はスプーンを使用。エラの後ろにスプーンをあてて、そのまま背骨にそってゴリゴリっと滑らせると身が取れる。

エッホエッホと捌くまくり、塩少々+全卵とフープロにかける。いきなり全部入れないで何回かに分けて追加すると、均一にならず適当に荒い部分が残ってよいです。

ボウルに移して、様子を見ながら小麦粉も加えてコネて、最後に万能ネギをMIXすればできあがり。あとは表面がカリッとするまで揚げたら完成です。

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手間はかかるけど、かけた労力の何倍もの多幸感がじんわり。もちろん、みそ汁用にいくつか冷凍保存するのはお忘れなく。

Yet Another Sesami Rice

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ごまごはん、最高です。いやマジで。我が家ではダブついていた胡麻の在庫が一気に減って、ストップ高の大人気。胡麻自体は、まだ500ミリのペットボトル2本分あるんだけど、細かなカスをより分けなきゃいけないんだよね。おかげでこのところ家人は、日中ずうっと胡麻の選別作業に追われております。

これね、単体で食べてももちろん美味しいんだけど、やや塩気のあるおかずと合わせると相乗効果がものすごい。

例えば、たらこ。北海道の伯母に、小降りなたらこをいっぱい送ってもらったので、それを冷凍保存しているんだけど、ミディアムレアくらいに炙った状態がベストかな。そのうち、ごまごはんをオニギリにして、具をたらこにしたのを試してみたい。

あと、「だし」もグッドです。東北地方の細かく切った漬物で、以前紹介したこともありますが、伊勢丹の地下で売ってる「山形のだし」との相性が良すぎて困る。

究極奥義は、卵かけごはん。胡麻と卵がケンカするかなあと思って不安ながらも試してみたら、破壊力ありすぎてワロタ。卵のまろやかさが、胡麻の風味と甘味をこれでもかッと引き立ててくれるのです。

皆さんのご家庭でも、ぜひお試しアレ。

ウドとコシアブラ、あと子宮頸管のこと

またもやウドが届いた。ありがたやありがたや。葉の部分は天ぷらに、茎は湯がいてそのまま食べる。

ウドが来ることは事前に知らされていたので、天ぷら前提でコシアブラも調達。こちらは、飯田橋の青森物産館で入手。ギッシリ詰まって400円とはお安いものです。

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いやマジで、飯田橋に青森物産館があるおかげで「源たれ」だっていつでも買える。うれしいこと。

最近、ほとんど食ったもの履歴のblogと化しているので、いまや妊娠7ヶ月、27wに突入した家人の経過など。

といっても、基本的には順調です。ちょっと前に比べると、びっくりするほどお腹が大きくなり、手を当てればドコスカと暴れる様子もよくわかる。私が爆睡してる横で、あまりにお腹を激しく蹴るので眠れない、といったこともあるそうです。

ただ、診察で気になることを言われています。

「子宮頸管がちょっと短いね」

実はGWの頃、天気が良かったせいもあって、よく散歩をしたんですよ。で、ちょっとお腹が張るみたいなことを言い出したりして、さらには少量ながら出血もあったのです。

病院に電話したところ「一応来てください」ということで診察してもらったら、子宮頸管が短いとのこと。張り止めの薬を出されて、当面の間、安静にするように言い渡されました。

2週間ほど経過を見てから再度診察したところ、特に数値は変わっていないとのことで安心したのですが、29ミリなんですよね。

現在の週数であれば、理想は40ミリくらいらしいので、やっぱり短い。これが20ミリを下回ってしまうと、入院コース。引き続き安静にして、経過を見ましょうということに。

子宮頸管ってなんじゃらほいってことなんだけど、大ざっぱなイメージはこんな感じ。



これがもっと短くなってしまうと、いわゆる切迫早産につながってしまうようで非常に危険。場合によっては、子宮口をヒモみたいなもので縛ったりすることもあるらしい。ひええ。

センセイの話によれば、いったん短くなった子宮頸管は、経過次第で長くなることもあるけれど、例えれば「糊」がはがれてしまった状態なので何かあるとすぐ元に戻ってしまうとのこと。

おかげで週末は、ずうっとゴロゴロしてばかりなんである……。

揚物三昧

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八百屋で、コロコロしたかわいい新じゃがを発見。ひと山100円とリーズナブルだったので、こいつを素揚げにしつつ、ついでにアジフライも作ろうぜってことに。

おかげでビールが進みます。最近は中瓶をケース買いしている。缶だと捨てるのが面倒だし、やっぱりビールは瓶が美味いと思う。

ところで、ZONEが再結成するみたいですね。なぜか友人にファンが多いんだけど。

ZONEといえば、演奏してると思いきや、最後に全員ステージの前に出てきて踊り出す(要するに口パクみたいなもの?)、みたいな話で笑ったりしたものですが、この動画もすごいね。



完全なやる気の無さが、かえって素晴らしいなあ。

福英料理@府中市・競艇場前駅

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府中市というのは、環境はいいのだが、飲食関係は今ひとつパッとしないというのが個人的な印象である。

とにかく、ファミリー向けが多いんだよね。言ってみりゃ、ファミレス系ばかり。以前紹介した本格タイ料理の「スイタイ」も駅前から撤退しちゃったし(泣)、数少ない例外を除いて、少しでもとんがった店はなかなか長続きしない。ぷんすか。

結局、子供連れでも安心して入れる的な要素が重要みたいで、面白みがない。中央線沿線に比べると、甚だ遺憾であります。

先日、GW中にニコタマに行く用事があって、晩飯をベトナム料理屋で食べたんですよ。そこそこ有名店で、予約しないと入れないような店。

ところが、ちょっと消化不良というか、「う〜ん……」と唸っちゃうデキだったので、帰宅後、多摩地区にベトナム料理屋ってなかったかしらと調べてみたら、なんと、多摩川競艇場の駅前に発見。

店名は「福英料理」といいます。中華? と思いきやベトナム料理という。そんで、これがびっくりするほどレベルの高い店でした、というお話。

福英料理 公式サイト

正確な立地は、西武多摩川線の競艇場前駅から徒歩1分。駅前ではあるけど、この駅は名前の通り競艇場があるだけで、店のある南口に下り立つと、とても東京都は思えない佇まい。こじんまりとしたロータリーでヤンキーが改造バイクの回りにうんこ座りして煙草吸ってたり。

お店自体、どう見ても居酒屋の居抜きで、内装なんかもそのままの民芸調。なのにメニューはちゃんとしたベトナム料理というギャップがものすごい。

オーダーは、春巻き系とか空心菜とかをひと通り。これがまた、総じて美味いんですよ。都心の有名店にも負けない味わい。シメで食べた鶏のフォーが、特に素晴らしかった。2人でたらふく飲み食いしても、5000円程度と、都心に比べれば半額以下ではなかろうか。

でね、この店は何といっても店主のお母さんの人柄がイイんですよ。店に入った瞬間、それがわかる。常ににこやかで、細かい質問にも丁寧に答えてくれるのね。生春巻きのタレが甘めだったので尋ねてみたら、南ベトナムは甘めの味付けがポピュラーなんだそうだ。ピーナッツのペーストで調整しているとか。

あと、「パクチーいっぱい食べたいんですよ」と言えば、そのとおり山盛り状態で持ってきてくれる。このへんだと苦手な人が多いらしく、基本的に入れないらしい。パクチー好きな方は事前に言っておくとよいです。

バーバーバーが瓶で供されるのもポイント高いなあ。ポンポン空けちゃうもんだから、苦笑しながら持ってきてくれた。

帰りの道すがら、「今度いつ来ようか」「来週また来よう」「毎日でもいい」と絶賛しまくり。

問題は、立地の悪さだなあ。府中駅前から「ちゅうバス」が使えるものの、終バスの時間が早すぎる。次回は早めに訪ねてみようと思う。

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定番の春巻。揚げ春巻は絶対に頼むべき。ネットライスペーパーで包んであって、思わずご飯が欲しくなる。

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バーバーバー(333)が瓶なのがイイ。ニョクマムの容器も「居抜き感」アリアリでおもしろい。

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海老揚げパンの凶暴さと、フォーのスープの味わい深さたるや。フォーを初めて美味いと思った。

Sesami Rice

このところ、ゴマご飯をよく作ります。ヨメ実家農園からゴマが大量に届くものの、そんなに減らないのね。胡麻和え程度じゃ、焼け石に水。

お米2合に、ゴマを大さじ2杯〜2杯半くらい。そいつと、オリーブオイルも大さじ1杯入れてよく混ぜたら、炊飯器で炊くだけ。塩もちょっと入れるといいらしいんだけど、わが家では入れてません。塩分はおかずで摂取。妊婦もおるのでね。

セサミンパワーで、今日も元気ナリ。

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大沼ビールのおもひで

酵母が中で生きてる系のビールが、大好きです。

とりわけ大沼ビールは、まだ「地ビール」という言葉が一般的でなかった時代から美味いビールを作っていました。あれはいつだったか、とにかく函館に飛行機で降り立ち、駒ヶ岳を見たいがためにレンタカーを借りて大沼を目指したときに、初めて出会ったのでした。

たぶん季節は初夏。爽やかな気候に素晴らしい風景。そんな中で飲んだ大沼ビールは、私にとってはベスト・ビール・エバーとでも言うべき存在となりました。特にアルトが素晴らしい。

クルマで来ているのも忘れ(オイオイ)、グイグイと飲み、大沼公園でボートを借りて、湖上で昼寝をしました。忘れ難き体験です。

麻婆豆腐を舐めながら、何年ぶりかの大沼ビールを飲みました。

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「酒」〜今週の一本

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そのものズバリ、「酒」という名前の純米吟醸。蔵元は福島県二本松の「人気酒造」という。

なんか、ネーミングがアレゲな気はしたが、試しに買ってきたらこれが大正解。たいへん結構な味である。リピートしてしまいそう。

蔵元のサイトを見ると、なかなか気合いが入っている様子。

今週は桜海老を仕入れてきたので、これがまた酒にピッタリだ。釜ゆでしてあるので、そのまま食べても美味しいが、ちょっと手を加えると、さらに素晴らしい。

桜海老はそれなりに値が張るが、小分けでちょっとだけ買ってくるより、思い切ってドカッと買ったほうがいい。今回200グラムほど買ったんだけど、けっこう「使いで」がある。なあに、由比に行くと思えば安いものよ。

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山菜万歳!

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先日、義母に会ったときに頂いたおみやげ。タラの芽。冷蔵庫に眠っていたゴボウとニンジンも掻き揚げ風に。

苦み走った佳い香り。これまた日本酒にはサイコーです。目尻が下がりまくり。

桜は散り始めているけれど、どっこい春は、いろんな形でやってくる。

今週の一本

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「おい、ちょっとペース速すぎだろうが!」と書いてある妻の顔を横目に、今週の一本をゲット。福島県二本松の大七酒造、「箕輪門」です(奥のは先週の浦霞)。生酛ってことでふくよかな香りというかなんというか、とにかく佳い味わいです。

ボイルしたホタルイカにおろし生姜を添えて、コイツをクイクイっと。この時期ならではの贅沢であります。

わかめ+酒

酒飲みならたまらない動画が話題ですね。



こんな感じで、被災地の蔵元から切実な訴えが。ようし、わかった!飲むぜ飲むぜ!と、近所の伊勢丹の酒コーナーにて、ラベルをひっくり返して産地の住所を確認しながら物色。「浦霞」が塩竈というので今週はコイツにした。毎週5合ずついこうっと。

日本名門酒会のサイトでは、各蔵元の被害状況がレポートされている。深刻な被害を受けた蔵元もあるし、物流面での影響も相当なのではないかと思うが、こちらも頑張って飲みますから!

ところで実家のカーチャンが、静岡県の相良というところの名産、砂つきわかめを送ってくれた。ヨウ素がどうたらいうニュースで、わかめが効くとか見たらしい。ホンマかいな。

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相良は御前崎の北のほうに位置する。昔からわかめで有名なところで、砂でまぶして天日で干す『砂わかめ』にするんだよね。塩蔵とは明らかに味わいのレベルが違うし、生わかめより美味いと評判です。

食べるときは、砂を落としてサッと茹でる。それだけ。5株送られてきたのを調子に乗って全部砂を落としちゃったんで、昨日の牡蛎まみれと同様、ここんとこずっと、わかめまみれです。

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わかめは味噌汁とか酢の物とか食べ方は色々あるけれど、量があるので鍋にしちゃう。わかめだけだと寂しいので、いわしのつみれなんぞを魚屋で買ってきて、ネギと生姜を練り込んで一緒に放り込み、ポン酢で。味の素理論というか、うま味成分の相乗効果というか、とにかく日本酒が進んで進んで仕方がない。

葉の部分は小分けにして冷凍しといたけど、茎は5株ぶん、イッキになくなりました。歯ごたえがシャキシャキしてて最高です。ヨウ素とか関係なく、今が旬のわかめ、素晴らしい味わい。日本人に生まれて本当によかったわ〜。

牡蛎まみれ

中国地方に旅行していた義母から、牡蛎が届いた。震災前に広島で発注したそうだが、その後の物流の混乱もあったのか、届いたのは3月末ギリギリというタイミング。

40粒ほどあったのを、まず大量にカキフライとする。エッホエッホと下ごしらえをして、これまたエッホエッホと揚げて、口に運ぶ。

カキフライは、牡蛎の食べ方としては不動のナンバーワンであると再確認する。

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残りは後日、グラタンにしたり、ソテーにしたり。バター醤油でソテーしたものを海苔に巻いて食べると、これまた絶品。牡蛎の食べ方としては、貫録のベスト3入りを確信する。

あと、かきごはんも作った。こちらも素晴らしい。同じく文句ナシでベスト3入りであろう。その昔、かきめしを食べたいがために北海道は厚岸を目指そうとしたが、あまりの便の悪さに断念した思い出が甦る。

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どれもこれも、素人が適当に作るだけで極上の味わいというのが、牡蛎の素晴らしさだナー。ちなみに生食は苦手です。当たるとか当たらないとかじゃなくて、単純に、火を通したほうが美味いと思うんだよねぇ。

というわけで、先月末は牡蛎にまみれた日々を送りましたよ、というお話でした。

牡蛎といえば、こんな形の復興支援もあるようです。すでに各所で報道されているようなので、ご存知の方も多いはず。

三陸牡蠣再生を目指すプロジェクト

何口申し込んだかはヒミツ。

ピッツェリア ベル・リーノ@府中

府中というよりは分倍河原なんだろうけど、自宅から徒歩圏に、評判のよいピザ屋さんがありまして。散歩であのへんに行くと、いつも満席で悔しい思いをしていたので、昨年末に予約を入れて初体験してまいりました。

店名は、欧文表記だと「Pizzeria Bel lino」ですね。店内に入ると、ドーンとピザ窯がしつらえてあり、期待が膨らみます。

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お願いしたのは、まず定番的なマルゲリータ。生地はやや厚めなナポリ風。焼き立てアツアツを、ムフーッと鼻息も荒くかじりまくり。

次に頼んだのは、チーズが香ばしいクワトロフォルマジオ。焼くのにかかる時間は10分程度ということだったので、1枚ずつオーダーしたんだけど、こちらもあっという間に胃袋へ。

イタリアから持ってきたという窯は、ギッシリ埋まった客の注文でフル稼働です。

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メニューの表側に、ナポリ人はピザをナイフとフォークで食べるんだよ〜と書いてあるのでその通りにしてみようかと思うのだけど、ついつい手を使ってしまいますな。いやしかし、これは美味いから一刻を争うように口に運ぶためであって仕方がないのだ。うむ。

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会計を済ませて店を出たら……こんなの初めて見た。スープ切れで閉店するラーメン屋のごとし。

ふくみみ@府中

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府中が誇る、おそらく多摩地区で最も評価が高いラーメン屋のひとつではなかろうか。店名は「ふくみみ」という。

駅から15分ほどと立地はすこぶる悪い。営業は昼間のみ、11:30〜14:30まで。自家製麺とのことだが、寸胴ひとつの仕込みが終われば閉店といったところか。

この店、オープン当初はよく行ったものです。が、最近では上の写真のとおり、並ばないと入れないほど有名店になってしまった。この日も、13:30にはのれんを下げてたなあ。我々も、結局40分ほど並んでしまったし。

むかしは夫婦二人で回していましたが、最近はプラス1名。思えば、おかみさんも赤ん坊を背負って給仕してくれてたものですが、あの子も大きくなったろうか。

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特製中華と、辛みご飯をオーダー。やや濃いめの醤油ベースのスープに、ツルシコなストレート麺。相変わらずの美味しさで安心です。最後は、辛みご飯にスープを投入してグチャグチャにしてかっこむ。

都内ではラーメン屋の行列も珍しくないけど、府中でこれほど人が集まるのは、ココと二郎くらい。ダラダラと営業しないで、昼のみ/スープ切れたら終了ってのが、実は人気の秘密なのかもしれないな〜。

三宝食堂@東府中

大事な用があり、東府中へ。昼メシの時間を考慮して少し早めに移動したので、かねてから興味があった「三宝食堂」へ。

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店頭のディスプレイからして、絵に描いたような食堂です。土曜日の昼間だというのにほぼ満席。どうにか座れたところで、生卵と漬け物が目の前に置かれる。どうやら生卵がもれなくサービスみたい。見渡すと、昼間っから水割りや焼酎を飲んでるおじさま多数。ええ感じや。

メンチカツ定食と豚汁をオーダー。これがびっくりするくらい美味い。特に豚汁はキャベツが効いてるのか甘みがあって、とにかくタダモノではない。こりゃあ人気が出るわけだ。

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店内では、客あしらいの上手なおねえさんが、常連客が絡んでくるのを適当にいなしている。色んな意味でお見事。しばらく定期的に東府中に来ることになりそうなので、ココにも通いつめることになりそう。

豚バラ軟骨

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某所で食した豚バラ軟骨がべらぼうに美味かったので、通販で取り寄せてみた。白い円形の断面のところが軟骨ね。

豚バラはよく見るけど、豚バラ軟骨というと、肉屋さんでも見たことがない。部位としては、スペアリブの先っちょに付いてるところらしいのだが、あんま量は取れないのかな。ちなみに沖縄のソーキそばのソーキは、この豚バラ軟骨のことだそうです。知らなかったわー。

グルメショップすみよしというところで購入。ヤフーや楽天からも買えるようです。1キロ買ったんだが、500グラムずつ分けて、真空パックを冷凍して送ってくれた。肉だけだと650円。安い! でも送料が840円。クール便だから仕方がないが、それでもグラム149円。家族が多い人はまとめ買いするといいのかも。賞味期限も、半年以上あるしね。

というわけで、まずは500グラムを下処理。15分くらい煮出して脂を抜いて、生姜を適当に切って改めて煮込む。ああ、圧力鍋がほしいぜ。部屋中がトンコツ臭でラーメン屋のようになるのはご愛嬌。

自分で豚バラの煮込みを作るときと同じく、ひと晩寝かせる。翌日、冷めて固まった脂を取り除いて、ニンニクを5〜6粒とゆで卵入れて煮込む。ちなみに脂は、豚バラのブロックほど出ないです。健康的。

味付けは、いつぞやココにも書いた自家製のたれ。酒も足して、砂糖も入れる。このへんは味見をしながら。

完成品は、我ながら上出来である。ゆず胡椒を添えていただく。歯ごたえよし、さらにコラーゲンたっぷりで酒とご飯が進むくん。さすがに500グラムのイッキ喰いは色んな意味でヤヴァすぎるので、残りは冷凍庫へ。う〜ん、これは定期的に作るしかないな。

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カキフライ

オトナとしては、日本酒やワインと生牡蠣がこの季節は最高なんだよね、とか言うべきなのかもしれない。いやもちろん、それは否定しない。美味かろう。

だがしかし、私は生牡蠣なんぞより、カキフライのほうが数百倍好きだ。オイスターバーで白ワインだぁ? こちとら、カキフライにビールだぜ!たまらんぜ!

もちろんビールですべて流し込んではいけません。ライス用に数粒、必ず残しておこうね!

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3年目に突入

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仕事を適当に切り上げて、赤坂氷川神社へ。もうちょっと普通の日に結婚すりゃあよかったなあと後悔。ところが時間が遅すぎて、予想どおり門が閉まっていた。むー。

門前で軽く手を合わせ、向かうは六本木の中国飯店。もちろん、今夜は上海蟹です。

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んー。満足。たまにはこんな贅沢もよかろう。例によってココは作業台みたいなのがあって、スタッフ総出で蟹の身をほじくりだしてくれるのがウレシイ。

なお蟹の身はオスメスそれぞれ違った味わいがあって、この時期は「どっちもおいしいヨ」とのことでした。ちなみにミソを大正海老と炒めてくれたヤツが最高に美味い。それと、老酒漬けは絶対に外せないのです。

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プーさん@武蔵小金井

武蔵小金井に「プーさん」というカレー屋がある。むかし、中央線を利用していた頃にはよく来たのだが、10年ぶりくらいに再訪。

昔に比べると店構えが新しくなって、座席数も増えたみたい。11時30分くらいに入店したのだが、その後続々とお客さんがやってきて行列ができていた。相変わらず人気のようだ。

ココで頼むのは、野菜カレー。とにかく野菜を中心に組み立てるのがセオリーだ。野菜チキンとか野菜ポークってことね。盛りはレギュラーとプチ(-100円)、大盛り(+100円)があるけれど、よほど空腹のときでもレギュラーで十分。女性なら絶対にプチにすべきです。

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で、こちらは野菜ポーク。ルーの下によく煮込まれた豚肉がゴロッと入っています。素揚げされたさまざまな野菜がこれでもかとトッピングされている。とはいえ、こんな写真じゃ盛りの豪快さがわかんねーだろうなあ。言ってみりゃ、カレー界のラーメン二郎とでもいうべき存在なのです、ココは。

価格については賛否両論あるけれど、いわゆるコストパフォーマンスという意味では妥当なところではなかろうか。シメのアイスも堪能し、久々の味わいに大満足でありました。

オリーブオイルでマヨネーズをつくる

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ブラウンのハンドブレンダーを、ちょっと前に購入して活用しています。そういえば、マヨネーズは作ったことなかったなあと挑戦してみた。もちろんここは、オリーブオイルを使う。といっても難しいことはなく、マニュアル通りにするだけ。材料を入れたら一瞬で完成。むかし、泡立て器で延々とかきまぜてたことを思えば、楽になったもんです。

ホワイトバランスが適当なのでわかりづらいですが、オリーブオイルだからか、やや緑がかった感じ。味わいもフレッシュな香りが前面に出ております。こりゃ市販のマヨネーズを買うのがアホらしくなるね。

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ペペロンチーノ・ペースト(食べるラー油のイタリア版)や、七味唐辛子なんかをお好みでミックス。あとは野菜を手当たり次第に蒸して、いっしょにいただくわけです。うまー。

秋葉鶏排@秋葉原に新メニュー?

仕事でアキバに出向く用事があったので、ランチはチーパイで春雨スープセットだな〜と決めておりました。

店に入るや否や即オーダーして、相変わらず奥行きのないカウンターに座って店内を見渡すと……ありゃ、なんかメニューが増えてるじゃないですか!

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おお、牛肉麺か。台湾といえば、牛肉麺だものねえ。ところで、牛肉麺と牛喃麺の違いって何だろ。こんど調べておこうっと。

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う!うまそう! これが台湾弁当の正体だったのか〜。こっち頼めばよかったなああ! 3種類あるのがまた悩ましいけれど、今度来たときのお楽しみに取っておくか……。

そうこうするうちに、春雨スープセットが到着。

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ご覧の通り、ミニ魯肉飯(るうろうはん)が付いてます。なんだか、この日はスープが薄めだったなあ。でも魯肉飯は、前回食べたときより味付けがよくなってる気がする。美味し!

真っ昼間から、チーパイ齧りながらビール飲んでる人もいたりして、けっこう賑わってたな。アキバでも、完全に定着した感がある。また来なくちゃ。

スイタイ@府中

おたんじょうびディナーは、仕事が遅くなったせいもあって、自宅近所のタイ料理店で。

いや〜この店はですね、なんで府中みたいなハンパなところにココまでレベル高い店があんの?ってくらい、貴重な存在です。

タイ料理は、屋台や食堂なんかの庶民系から、いわゆる宮廷料理までけっこう幅が広いけど、こちらはいわゆる宮廷料理。店内の内装もゴージャスです。高級というよりも、豪華。たとえばタイ料理では定番の、テーブルの上の4種の調味料・クルワンポン。この容器のデラックスさからして、気合いを感じます。

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肝心の味も、きちんと本国のものを再現しようという努力がヒシヒシと伝わってくる。

ごはんはしっかり、タイの高級米のカオホムマリだし、ガパオ炒めを頼めば、当たり前のようだけどガパオ(タイのホーリーバジル)がたくさん入っている。都内でよく見かける、ガパオの入ってないインチキなガパオ炒めなんかとは、完全に別モノ・別次元です。

味については、定番料理のソムタムやパッタイを頼むと実にわかりやすい。特にパッタイは麺の処理が絶妙で、ベチャッとしていたり脂ぎってたりということがない。ソムタムも、パパイヤの鮮度や適度な辛さなど、絶妙。大久保ならいざしらず、府中でこの味を出す店があるとは……いや美味いですよマジで。

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こちらのお店はイサーン地方(タイ東北部)の料理がベース。もちろん日本向けにマイルドにはなっていますが、イサーンの料理はもともと辛さが特徴なので、辛いのが大好きな人は、店員さんにそう伝えれば、「ニヤリ」と、それなり(?)に調整してくれたり。なお料理に添えられる野菜のカービングも、相当気合い入ってます。

昼はランチもやってるけれど、いつの頃からか、バイキング形式に統一されてしまった。客筋にファミリー層が多く、エスニック料理店がなかなか根付かない府中という土地柄としては、致し方ないんだろうね。でもランチタイムでも、店員さんにバイキングじゃなくて単品を食べたい〜と言えば、対応してくれます。ナイス。

もともと2つ隣の駅・中河原にあったお店らしい。その後、府中の国際通りにスナックを出して、2006年に、こちらの出店となりました。

オープンしたての頃には、よく1人で立ちよったものです。最近はペースが落ち気味なのが無念。ていうかオープン当初は、もっと遅い時間まで営業してたもんなあ。

上述のエリア特性もあるうえ、隣はサイゼリアという悪条件。決していつも大にぎわいというわけではないけれど、それなりに常連客も付き、がんばってくれています。やっぱり、安易に低価格路線に走らず、「ホンモノ」を出し続けるというのが大事なことなのでしょう。

八戸はずれの実力派イタリアン

カモメの繁殖で有名な蕪島の先に、ぽつんとイタリアンレストランがある。繁華街からも離れているので立地的には苦しいのではないかとも思うのだが、これがまた、じつによいお店でした。

フェザントという名前。イタリア語で「雉」らしい。

基本、地元の食材を使った料理を出してくれてるみたいですが、オーダーしたのはおのぼりさんらしく、焼き鯖のピザ、小女子と葱のパスタ、イカゴロのパスタの3皿。タバスコ代わりにと持ってきていただいた三升漬けをかけていただく。


いやこれが、どれもこれも素晴らしいクォリティー。ご近所にお住まいの方がうらやましいですわ。正直、東京でもなかなか味わえないレベルですよこれは。

やっぱり八戸は素通りしたらアカンなあ。時間がなくて色々回れなかったけれど、後ろ髪を引かれる思いで帰京したのでした。

三忠食堂で津軽そば

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弘前城に立ち寄ったついでに、三忠食堂に行ってきました。ようやく、津軽そばを食べることができた。これまで、津軽百年食堂のエントリなんかでも触れてきましたが、ずっと気になってたんだよね。

ランチタイムは外したので、ゆったり。4人で入って4人とも津軽そばを頼んだからか、観光客なのがバレバレで、店主の方がわざわざ「これで出汁を引いたんだよ〜」と焼き干しを持ってきて、食べさせてくれた。感謝。

実際、津軽そば自体はあちこちで書かれているように、麺がそもそも違う。ズズズッと啜るというより、口から迎えに行く感じ。

だが驚いたのは、その焼き干しで取った出汁が本当に美味しかったこと。焼き干しと昆布と醤油とのことだったが、びっくりです。

腹に余裕があれば、ラーメンも試してみたかったなあ。

というわけで、来春には映画も公開されるということで、津軽そばがもっと注目されるといいのかもしれない。

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