吉兆@十和田のバラ焼き定食

八戸でレンタカーをピックアップし、まず向かったのは十和田市。まずは腹ごしらえをと、十和田名物のバラ焼きを食べることに。

ここでいうバラ焼きというのは、基本お馬さんの肉。店によっては豚肉を使うところもあるようなのだが、そこは明確に「豚のバラ焼き」と書いてある。全国のB級グルメを集めたB1グランプリにもノミネートされているらしい。

昼時だというのに、十和田の街中はどうも閑散としている。ちょうど大きなお祭りがあるようだったが、それにしても街に活気がなさすぎる。目当ての店、「吉兆」にはのれんがかかっていたのでホッとしたけれど。

テープルにはコンロが設置されていて、バラ焼き+さしみ定食を頼むと、たっぷりのタマネギとピーマンといっしょにドカッと馬肉が乗った鉄板がやってくる。2人前とはいえ、けっこうなボリュームだ。こげやすいから、よくかきまぜながら弱火でね、とアドバイスされ、早速いただく。

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馬肉は、独特の風味がある。臭みではなく、風味ね。また脂身も牛なんかと比べるとサラッとしていて、非常に食べやすい。B級グルメだなんてとんでもない。東京にあったら、絶対に繁盛するんではなかろうか。肉汁を吸ってしんなりしたタマネギが、また美味いことよ。馬刺も、あっさりしてるわりにはコクがあり、まるで上質なマグロの赤身のよう。この店を発見してくれたjitai君に感謝。

隣接する馬肉専門店が経営していて、小売りもしている。どうやら十和田では一般家庭でも普通に馬肉を食べるようだ。例えばバラ焼き用の肉が、1人前300円ほどで販売されていた。こうした素性のいい肉は限りがあるだろうし、やはり大規模で展開ってのは難しいのかもしれないなあ。

たらこのスタミナ寿司

なんか、知り合いに教えてもらったレシピ。

▼材料▼
ご飯(2杯分)、大葉(6枚)、ミョウガ(2本)
ちりめんじゃこ(大2)、炒りゴマ(大1)、ポン酢(大1)
たらこ(1/2腹)、おろしニンニク(1/2かけ)、ゴマ油(大さじ2)

▼料理手順▼
1) 大葉…みじん切り ミョウガ…あらみじん たらこ…ぶつ切り
2) ボウルに、たらこ、おろしニンニク、ゴマ油を入れて、スプーンでよく混ぜる
3) ボウルに2)のたらこを半分、ポン酢、じゃこ、大葉、ミョウガ、炒りゴマを入れて混ぜる。ご飯を加えて混ぜ、器に盛る。
4)器の上に大葉、残りのたらこを盛りつけて完成!

▼ポイント▼
○たらことニンニクは 白っぽくなるまで混ぜるとクリーミーに!!

作ってみたら、なるほど美味いじゃないの。つーかまあ、この素材の組み合わせでは不味くなりようがないよね!

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収穫祭

昼下がり、素人ベランダ農園からの授かり物を食す。

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まるで雑草のような繁殖力のバジルを根こそぎちぎり、まずはジェノベーゼペーストに。あらかじめ買いそろえておいた松の実やパルメザン、あとオリーブオイルでフープロにかける。超簡単。

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パスタを茹でて、まぜるだけ〜の、インチキジェノベーゼをこしらえ、ミニトマトをのっける。ある意味、贅沢な味わい。美味いのう。

夕飯には、これまた雑草のように茂っている大葉を、これまた根こそぎちぎり、しそ餃子。

・長ネギ一本
・キャベツ1/4玉の葉を5枚くらい

これらをみじん切りにして塩を振っておく。そんでもって、挽肉200?にオイスターソース、スープの素、塩、胡椒、日本酒をぶっかけてコネコネ。野菜と合わせて、半分はそのまま、もう半分は大葉まみれにして冷蔵庫で寝かす。

特に写真は撮ってないけど、野菜は特に水気をしぼらず日本酒多めにしたからか、狙い通りにジューシー感が高い。

餃子をほおばりながら、ついに諦めて購入した47吋液晶テレビで、じゆうなチャンネル・トゥエルビを堪能。里崎のアップに萌えた。

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夏は麺だよねえ

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左は、実家から送ってもらった茶ソバ。右はうちのマンションの一階のイタ飯屋のイカスミスパ。

イカスミを初めて料理に使ったのは地中海の人々らしいんだけど、さすがだよなあ。イカスミはタコスミに比べてアミノ酸が多いんだって。あと、ペストの特効薬ということだったらしい。

いや、wikiの受け売りなんだすけどね、セピア色っていうじゃないですか。あれって、イカスミとかタコスミから作られた黒茶色の絵の具のことをセピアって言ってたのが語源らしいっすね。ギリシア後だと、セピア=甲イカだとか。へえええ。

この時期は、夏休みを取るためのシワヨセがすごくてblogをなかなか更新できず。ガンバロー。

桃とサングリア

山梨の従兄弟より、桃が届く。

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桃って皮をむくのが大変よね。色々調べたところ、アボガドを切る要領で包丁を廻し入れて、あとはねじりながら実を二つに分けるやり方がイイ感じ。皮もツルッとむけます。

さて、そのまんま食べるのも美味しいけれど、1000円くらいの安い白ワインを買ってきてサングリアを試してみました。どうでもいいけど、サングリアとサンガリアってややこしいよね!

桃1個、バナナ1本と、冷蔵庫で死にかけてたマンゴーも半分投下。あと、国産のワックスとか使ってないレモンも輪切りで。

これに、砂糖を大さじ2杯、シナモンスティックも1本入れて、冷蔵庫にて冷やします。

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だいたい6時間くらい漬け込んだところで飲んでみた。

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ギャー!! う、美味し!

果実部分も、フルーツポンチみたいだけどワインが染みててグゥ〜ですわ。

湖南菜館〜李さんのお店

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知人の紹介で、歌舞伎町の案内人(ガイド)をしている李小牧さんのお店に伺う。その名も「湖南菜館」。湖南料理のお店らしい。場所は新宿・歌舞伎町の一番街を入ってしばらく行ったところ。

Wikiによると、湖南料理って中国で一番辛いんだって。四川の『麻辣』に対して『酸辣』、つまり酸味があるみたい。

辛ウマなものが大好きな私としては、まさにストライクな感じなのだが、実際に運ばれてきた料理はどれもこれも絶品! 暴力的な辛さというわけではなく、非常にいいバランス。もちろん、辛さの度合いはオーダー時にリクエストすることもできる。

写真は冷しゃぶの湖南風ニンニクソース。あまりの美味さにガツガツ食いまくったおかげで、写真を撮れたのはこれだけでした。いやー、不覚だった。

おすすめは、「よだれ鳥」「季節の鮮魚の湖南風ピリ辛仕立て」あたりかな。何を頼んでも美味いんだけどね。腕のいい料理人を湖南から引き抜いて連れてきたとのことで、そのへんは徹底している。ついでに、紹興酒も相当いいものを揃えていて、これもぜひ試すべき。

李さんご自身も、一緒に飲んでいろいろ話をしたが、相当おもしろい人だ。細身の体からは信じられないようなバイタリティーを持っている。サイトでは、なんだかうさんくさそうな感じもするんだけどね(笑)。

歌舞伎町案内人–李小牧公式サイト

李さんについては、何冊か本も出ている。読んでみたのだが、これがまたおもしろい。店同様、すっかりファンになってしまった。あんまり歌舞伎町で飲んだり食ったりはしないんだけど、朝までやってるし、近いうちにまた再訪することになる予感。

浜松珈琲

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故郷・浜松でこんなコーヒーを販売しているそうだ。なぜ浜松とコーヒー? 一瞬、ブラジル人が多いからかとも思ったが、豆自体はエクアドル産なんだよね。

思わず箱買い。30本入りで4500円。ひとつ150円。肝心の味はというと、フツーに美味いですコレ。それほどコーヒーに思い入れがあるわけじゃないが、パッケージもので、この味わいが出せるとはちょっと驚き。知り合いのコーヒー好きに言わせれば、「相当がんばってる」ということらしい。

宣伝くさくて申し訳ないけど、じつはこのコーヒー、もうちょっと書いてみたくなるような「ネタ」が仕込まれてるんだよね。

●フェアトレード商品であること

フェアトレード(公平貿易)とは発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動(Wikipediaより

輸入製品が安いのは、安い価格で原材料を提供し、安い賃金でそれを加工する人たちがいるからなんだが、こーいったベーシックなことは、一般的にはあまり意識されていないと思う。いいものには、それなりの対価が支払われるべきなのに、消費者がほしがるのは、とにかく安いもの。結果的に、中国毒餃子みたいなことが起きる。少々高くても安心・安全なものを、とは頭では理解できても、財布のヒモは固いんだよなぁ。

ともあれ、できるだけ安く大量に仕入れるという方向ではなく、モノの価値に見合った対価でもってお互いに良好な関係を築くというのは、商売における基本だよね。

●パッケージが紙、しかも国内産の間伐材パルプを使用していること

紙の容れ物に入ったコーヒーって珍しい。ありがちなのは、外側が紙でも、内側にアルミ箔がはってあるようなもの。でも、このコーヒーはすべてが紙。おかげで、ふたを開けてレンジで温めることもできる。

しかも、国内の間伐材によるパルプを使用ってのが、個人的にポイントが高い。間伐しないと木が育たない。木が育たないと森が育たない。地盤が緩くなり、保水力が低下し、地滑りなんかが起きたりする。

ここのところ、輸入モノの割り箸に押されてたりして、国内の林業は相当疲弊している(中国産は一膳1円くらい、国産だとこれが5円くらいになる)。徐々に、建築資材や飲食業、製紙業などで国産間伐材を使う動きは出ているみたいだけど、景気が悪くて「安さ」のみを追い求める世の中、なかなか理解されづらいようだ。

マイ箸とかがまた流行ってる。でも、それって本当にエコかどうかはケースバイケースだ。国産間伐材を使った割り箸を積極的に使うのが、本来のエコ的観点からすると正しいんじゃないかと思うんだよね。じつはデニーズの割り箸は、ずうっと前から国産間伐材を使ってるらしい。こういうのは、もっと評価されてもいいと思う。

なんだか、コーヒーの話題から相当ズレた気がするが(笑)、気になった方はココから通販で買えます。東京でもいくつか買える店があるみたいだけど、まだまだ少ないっぽい。

実家にも送ってあげたら、けっこう好評だった。地元でもまだ、ほとんど知られてないみたい。正式名称は、「エコ・ブラック」。エコって、なんだかとってもうさんくさい言葉に聞こえることが多いんだけど、こーいうのはホンモノだなあ、と思う。

裏磐梯・米沢紀行

大学時代の同期の連中と、裏磐梯へ。家族ひっくるめて総勢10名という大所帯。こーいうの初めてだけど、なかなか面白かった。

R0012664 喜多方から雄国山方面

レンターカー借りてのドライブ旅行。全体通して印象深かったのは、田んぼの美しさである。生活圏に水田がないのと、この時期に出かける機会が少なかったせいか、青々とした田んぼが広がる「ニッポンの初夏」が目に眩しい。いいなあ、こーいうの。

●喜多方ラーメン
チャーシューメン@まつり亭。東京で食べるのと違って、地元店ならではの素朴な味わいに大満足。喜多方自体は蔵が多くておもしろい街なんだが、今回は時間がなくて散策できず。

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●五色沼
修学旅行以来。時間がなくて全行程歩けなかったけど、道もよく整備されていて楽しかった。こんなにキレイだったっけ?

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●会津磐梯山
裏磐梯休暇村より。登ったことはないが、いい山である。

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●雄国沼湿原のニッコウキスゲ
人大杉なれど、湿原の木道を埋め尽くす花・花・花。お見事の一語。あんだけの人が大挙して押し寄せるのもわかる気がする。

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●小野川温泉の蛍
子供の頃は、田んぼの用水路あたりで死ぬほど飛んでたもんだが、大人になってからは目にすることが少なくなった。けっこう飛んでて満足。さすがに写真は撮れず。

●米沢牛
美味い。柔らかい。とろける。岩魚のカルパッチョも美味し。

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●上杉神社
JFKも尊敬していたという上杉鷹山の像がお出迎え。「なせば成る、なさねば成らぬ」ってロボコンのオリジナルかと思ってたわw(←アホすぎ)

それにしてもココは上杉モノがいっぱい展示してあって、歴史好きな人にとってはたまらん場所だろうなあ。謙信が信長からもらったビロードのマントとか、「毘」の旗とか。あと「愛」の前立も普通にありました。にしても、大河ドラマブームで人大杉。大型バスがひっきりなし。

個人的には、上杉版の洛中洛外図をナマで見られて感激。これだけでお腹いっぱいになれるけど、ついつい、直江兼続の墓なんぞにも足を伸ばしてみたりして。

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●おみやげ
米沢駅前で売ってる、お約束の「牛肉どまん中」。最後まで牛肉三昧。帰宅後に食す。いやー、コイツは駅弁界のホームラン王だなあ!

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メキシカンサラダ

個人的にメキシカンサラダと言われてイメージするのは、たぶんステーキ屋あたりで出てくるようなもの。

トマトとか、キュウリとか、コーンとか、豆とか、アボカドとか。そのあたりがグチャグチャっと混ざったところに辛いソース(あるいはタバスコ)がかかってるヤツ。メキシコ人が見たら、きっと怒るよね。でも美味いから許してくれよと、今宵もメキシカンサラダを作るのである。

材料は、とうもろこし一本と、トマト1個、キュウリ1本。あとは気分によってレタスをちぎって入れたり豆入れたり。

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とうもろこしの実の取り方は、いろんな流派があるけど、個人的にはこのやり方。茹でたては熱いので、冷ましてからね。

  • 手でふたつに折る
  • できるだけ実がまっすぐ伸びてる列を、指やフォークなどで1〜2列だけ外す
  • 親指と親指の腹で、となりの列を倒すようにして根こそぎ取り外す
  • 包丁でザクッと切ってくのもいいんだけど、やっぱどうしても実残りがあって勿体ないんだよなー。めんどうだけど、綺麗にすべての実を外すと、達成感ありますよ。

    その他の材料は、すべてとうもろこしサイズに切ります。あとは混ぜて、マヨネーズかけて、タバスコあるいは七味をドドドドッと入れて和えれば完成。本来はそれなりのチリソースとか用意したいところだが、なきゃないでいいかな。なお、とうもろこしは、市販の缶詰とか冷凍コーンとかだったらソテーするといいかも。

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    辛ウマで、ビールがないと悶え死にます。夏のフロ上がりにはピッタリですわ。

    シメは、これまたジャンクなニンニキーライス。ニンニクとタマネギをみじん切りにして冷や飯ぶちこんで炒めるだけ。ベランダからパセリをちぎってきて、たっぷりかけた。

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    梅酒09 その4(ジャム編)

    じつは梅酒を漬ける段階で、梅の実がいくつか痛みつつあった。4〜5個だけど、当然これらは使わず。さりとて捨てちゃうのももったいないので、ジャムの刑に処すことに。

    計ってみたら150?くらい。果実と砂糖の割合は1:0.8程度らしいので、梅酒用の余った氷砂糖100?を用意。

    痛んだ部分を包丁で取って、種を取り出す。あとはまな板の上でみじん切り、というかなめろう状態にする。皮もめんどくさいので取らず。

    小鍋にグチャグチャの梅を入れて、超弱火で煮詰めていく。湯気が立ってきたあたりで、氷砂糖の1/3くらいを入れて溶かす。本来はグラニュー糖だと思うんだよね。さすがに氷砂糖は溶けるのが遅い。根気よく木べらでまぜていく。

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    全部溶けたかなー、というところで、さらに氷砂糖1/3を投下。もう部屋中が、梅の甘酸っぱい匂いでいっぱいになる。いい感じ。

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    砂糖を全部入れて、コトコトと煮詰めていくと、全体的に透明度が上がってくる。

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    キリのいいところで火を止めて、煮沸消毒した小瓶に入れる。完成!

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    トーストしたパンに塗ったくって食べてみた。案の定、激ウマである。もうちょっと作ればよかったかなー。

    梅酒09 その3

    梅酒づくりでは、水気が厳禁。黄色く熟しつつある実を前にするとどうしても焦ってしまうが、漬け込みの作業は梅のみが充分に乾燥するのを待ってから行うことに。

    容器は、4?を3つに、3?を2つ用意。3?だと実は一升漬けるにはギリギリらしいので、こっちは砂糖の量を減らすことにする。

    ?麦焼酎35°+氷砂糖600?
    ?泡盛35°+氷砂糖600?
    ?黒糖焼酎30°+氷砂糖600?
    ?麦焼酎35°+氷砂糖500?
    ?泡盛35°+氷砂糖500?

    ?と?を長期保存用にするつもり。それにしても、作りすぎだろ!

    容器は本来、熱湯で煮沸消毒するらしいんだけど、3?とか4?とか、巨大すぎて無理ぽ。なので手抜きというわけではないのだが、アルコール消毒(焼酎を少量入れて容器をシェイク)。内側はもちろん、フタの部分も念入りに。ゴムパッキンも、焼酎に漬けてしばし放置。

    そののちに、両手をこれまた焼酎で洗う。実際に容器に突っ込む右手は、肘のあたりまで。殺菌が十分でないと、カビが発生したりするらしいので、念には念を入れる。

    あとは、梅の実と氷砂糖を交互に入れて、焼酎をドボドボと入れていく。1本仕込んだら、また手を焼酎で洗って繰り返す。

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    ふうぅ、疲れたワイ。美味しく漬かりますように!

    梅酒09 その1

    とりあえず今年は、以下のものを用意。

    麦焼酎 天盃・梅酒用 35°
    黒糖焼酎 龍宮 30°
    泡盛 久米仙古酒 35°

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    勢い余って、5本も買ってしまった!

    なおアルコール度数が低いと、梅のエキスが抽出されにくくなったり、長期保存に向かなくなるみたい。

    砂糖は、いろいろ選択肢があるけど氷砂糖が無難。焼酎一升に対して500〜600g。砂糖が多いと当然ながら甘口に。ただし少ないと梅のエキスが抽出されにくくなる。

    基本パターンは、焼酎1.8?:砂糖600g:梅1?:容器4?ということらしい。

    しそ餃子

    相も変わらずの餃子クッキング。

    ベランダの大葉を収穫し、半分は普通の餡、半分は大葉入りにする。

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    やや薄めの皮にしたせいか、相方が包んだのは破けてしまったのがチラホラ……。引っ張っちゃダメなのよ。精進してくれたまえ。

    いつも圧倒的に野菜の比率が高いんだけど、今回のは肉多め。味付けもアタリを強めにしてみた。ビールが進んで仕方がない。大葉はもっと、親の仇くらい入れちゃってもいいなあ。

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    有機無農薬の南高梅が5キロ届く。

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    さて、どうしてくれようか。ククク。って、どうせ梅酒一択なわけですが。

    ただ、どんな酒で漬けるかが問題。知人いわく「ホワイトリカーで漬けるくらいなら、チョーヤの梅酒でも買っとけ」ということなので、いくつか違ったバリエーションを試してみるとしよう。焼酎と泡盛かなー。角砂糖も買ってこねーと。

    仕込みは次の週末かなあ。

    タイフェス2009

    ずうっと前に一度、立ち寄ったことはあるんだけど、近年のタイフェスは大人気で、相当な混雑&行列らしいんで足が遠のいてました。が、久しぶりに代々木公園まで行ってみた。

    うーん、やっぱりものすげえ混んでる!でも楽しい!

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    手慣れた人たちは、ブルーシートで陣取りしちゃうのね。これどうにかならんか。おかげで、せっかくのタイフード&タイビールを楽しもうと思っても、まずは場所取りからという難儀な状態。ようやく空いたベンチを陣取って、ガイヤーンやらガパオごはんやらパッタイやらをプーケットビールで流し込む。

    その後、デザートと称してドリアンやらマンゴーやらドラゴンフルーツやら。ドリアンはね、いい状態のものなら決して臭くはないですよ。なんつーか、甘みを抑えたバナナが、ややネットリしてるような感じ。マンゴーも、安いくせに濃厚で美味し。箱買いしていく人もいっぱいいた。

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    トゥクトゥク1台120万円ナリ。高速も乗れるとか書いてあったな。限定10台で、けっこう売約済みになってて笑った。これ買う人は、どんだけタイ好きかと。

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    心配された雨もどうにか持ちこたえ、35万人も集まったみたい。来年も来なくちゃなー。

    浜松餃子ふたたび

    引き続き浜松ネタです。以前、「浜松餃子? シラネ」的なことを書いてしまったりもしましたが、親と話をしていたら、「そういやアンタ、よく近所の餃子屋に行ったわよね」と母ちゃんが。

    じつは実家から徒歩5分で行ける距離に、「福みつ」という老舗餃子屋があったのですね。言われてみれば確かに小学生くらいの頃、何度か親と来たことがあったかも……。今になって思い出しましたよ!

    さっそく立ち寄ってみると、夕方の中途半端な時間だったのにけっこうな行列。30分くらい並んでようやく入店です。メニューは餃子のみ。あとは定食のセットとビールしかありません。このへんはオトコらしい。

    ただ、この店はいわゆるメディアが言うところの浜松餃子とは違って、もやしなんて乗ってないし、焼き方もどちらかというと油でカリッと仕上げるタイプ。ニンニクたっぷり、野菜多めなところは好感が持てます。

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    餃子ひとつでビルをおっ立てて、さらには向かいの土地もドーンと買って駐車場にしてしまったという、まさに餃子サクセスストーリーを地でいく店。並んで食べてく人も多い中、おみやげで20人前とか、50人前とか無茶なレベルでのテイクアウトも目立ってました。

    さりとてもう一度行くかと言われたら、ちょっと悩むところ。実際、中高生時代は一度も来たことなかったってことは、個人的な評価は、つまりはそういうことなんだろうねえ。けど、駅から遠いわりには賑わってるので、今後も頑張って頂きたいところ。

    そういえば、dancyu最新号は餃子特集だったね。阿佐ヶ谷時代に足繁く通った「潮州」のレシピが載ってるってんで買ってみたけど、なんというか、これじゃ、単なる東京の餃子屋ガイドだナー。

    せめて餃子の具についての考察(特にキャベツ/白菜/ミックスの三つ巴論争)や、ジューシー感のコントロールについては掘り下げてほしかったのぅ。

    小堀遠州のお庭

    連休中、車でちょっとだけ遠出をしました。遠出と言っても、浜名湖にしらす丼を食べに行こうとしただけなのですが、すさまじい人出で、どこもかしこも大行列。

    うんざりしたので方針を変更。あまり人気のなさそうな、龍潭寺というお寺に。

    ここは小堀遠州が作庭したことで知られるんですが、運が悪いことに、ちょうど屋根の瓦の改修をしていて、肝心の庭にも足場が組まれていたりで、ベストコンディションとはいかず。それでも、まあなんというか、侘び寂び的なものを感じることはできました。

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    こんなふうに、鑑賞用の舞台が緊急設置されてた。本当なら、写真の左奥のほうから、もっと引いて見ることができるはずなんですがねえ。

    話のタネにと、うなぎアイス。山椒をかけて食べる。うーむ。

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    お祭り

    GW中は実家の浜松に帰っていた。この時期は、地元のアホウどもが狂乱する浜松祭りがあるんだけど、久々に法被を着てウロチョロ。

    地元の子供たちにとっては、大概の「悪さ」を覚えるのもこの祭り。悪さといっても、酒タバコの類いだけれどね。それゆえか、私が子供だった頃は、中学生になると参加自体が禁止されていた。もちろん高校生なんてもってのほか。

    実際私も、この祭りの夜の部で「練り」ってのがあるんだけど、子供の頃は大人に交じってガンガンこっそり呑んでたもんです。

    今では緩和されたらしいけど、まあ、そーいう祭りなのよねえ。

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    町内単位で「組」が違うんだけど、中学3年のとき学区が異なる隣町に引っ越しちゃったので、いわゆる幼なじみとは会えなかったばかりか、知ってる人もほとんどいないという有り様。それでも、何十年ぶりかに、あの雰囲気を味わってきました。

    報道では148万人の人出があったそうだけど、見物するだけってのはツマランのじゃなかろうか。余計なお世話だけど。

    東京への道すがら、沼津で寿司を食ったり柿田川(何度行ってもいいところだ)に寄ったり。連休中の静岡はそこらじゅうで桜えびフィーバーなのよね。好きだけど。

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    そういえば、沼津の飲み屋で食った「まご茶」が最高に美味かった。まご茶ってのは、いわゆる漁師料理。全国に似たようなのがいっぱいありそうだけど、この呼び方は伊豆あたりでよく見かけるかな。

    なんてこたない、旬の魚を細かく叩いてヅケにしてご飯の上にのっけて、大量のネギとアツアツの出し汁をぶっかけて食うというもの。鯵とかとか鰹とかがポピュラーだけど、ちょうど鮪だったからか、とにかく絶品。写真を撮るのも忘れて一瞬で完食である。

    あ、これをイワナでやればいいのか。

    揚げ物環境の構築

    ずうっと一人暮らしだったので、自宅で揚げ物することがなかったんだけど、山菜が大量に送られてきたこともあり、重い腰を上げることに。

    つっても、小ぶりの鍋を買ってきただけ。当座はこれでいいや。油の選定は悩んだけど、とりあえずの米油で。

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    これはタラの芽かな。山菜ついでに牛蒡なんかも天ぷらにした。美味し。

    たこ焼き道〜立志編

    前回の反省点をふまえつつ、再びたこ焼きである。いや、紅生姜とか揚げ玉とかさ、一回じゃ使い切れないんだよね〜。

    ・各穴に入れる生地の量を均一に
    ・具材は手際よく投入する

    以上を心がけつつ、準備万端。いざ!

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    結果は、まあこんなもんかな。ちょうど魚粉があったので、青のりといっしょにふりかけて食す。美味し!だが熱し! 口の中が大変なことになるぜ!

    やはり、中央付近はいいんだけど、はじっこが生地が足らなくて、形がいびつになってしまうなあ。なんとかならんもんかとググったりしてたら、「ためしてガッテン」のバックナンバーでたこ焼きの回があるではないか!

    ごっつウマ! たこ焼き大革命

    素人は、作る過程でひっくり返したあと、丸くしようと何度も触ってしまいます。一方達人は、まず半分返して中の生地をドロッと出し、そこが固まるのを待ってからさらに半回転します。

    な、なに〜! 一回でひっくり返さないほうが空洞ができてよいのか〜。なるほど。次こそは!

    なかよし〜我が青春のひとくち餃子

    南阿佐ヶ谷の「なかよし」といえば、私と親しい人ならば一度は(無理矢理?)連れて行かれたことがあるであろう、博多ひとくち餃子の店だ。

    ま、餃子屋というより、餃子が看板メニューの居酒屋な感じなのだが、むかし、杉並に住んでた頃には頻繁に通ったもんです。いまでは広めの店舗となったが、昔は青梅街道を挟んだところの、薄暗くて間口の狭い店だった。相変わらず週末は行列覚悟らしいが、当時もよく並んだなあ。あまりに行列がひどいときには、テイクアウトで持ち帰ったりね。

    旧店舗時代、夜中にひとりで6人前くらい食べて、苦しくて歩けなくなって、隣の駐車場でひっくり返ってしばらく休んだこともある。

    先日、ちょうど仕事が早めに切り上げられそうだったので、渋谷〜阿佐ヶ谷行きのバスに飛び乗った。道すがら、連れに「とにかく臭くなるから覚悟するように」と何度も念を押す。なかよしの餃子は、翌日のトイレの中でも楽しめるのだよ。ククク。

    無事入店し、2人で5人前をオーダー。あとは定番の手羽先とトマト。しばらくすると、店員がジュージュー音を立てる鉄鍋を持ってくる。久々のご対面。ゆずこしょうをたっぷり取って、黙々と箸と口を動かす。

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    うーん、堪能。変わらないなー、ココは。博多でもいくつか餃子の有名店に入ったことがあるけれど、現地と比べても遜色ないと思う。しっかり楽しませてもらいました。

    帰りの電車の中では、乗客の視線が痛かったが……。スンマセン!

    南阿佐ヶ谷近辺でいうと、焼き肉の太田家(テジョンヤ)、中華の潮州あたりも懐かしい。ちょっと調べたら、潮州は移転して荻窪なんですね。あの繊細な味わいは、なかなかないんだよなー。

    たこ焼き☆Night

    じつは定期的に行っている晩餐メニューに、たこ焼きがある。これね、実際に自分で作ってみると、銀だこは勿論、そこらの縁日の屋台で買うのがバカらしくなるくらいですよ。

    粉は、そこらのスーパーで売ってるものをそのまま使います。個人的には、ダシを多めに追加するのが好き。そんで、生卵をぶち込んで、冷水(氷で冷やしておいたもの)を徐々に入れながら混ぜて行きます。ある程度、ダマがなくなったら氷も入れちゃう。そんで、さらに泡立て器でシェイク。

    氷を入れるのは、小麦粉のグルテンがどーのこーのと、理由があるらしい。

    大阪は羽曳野、イズミヤ古市店で調達した、たこ焼き器。コイツに油を引き、焼きまくりDEATH!

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    ヘタっぴ!見栄え悪い!w でも美味し!

    も、もちろん腕前がよければ、もっと美味しくなるのですが……。私はたぶん、4級くらい。有段者の関西ネイティブ人の方々に一度講習を受けたのだが、火加減の調整とスピードなど、まだまだ下手くそすぎる。見ての通り、適当にやってるもんだから、ムラが多いんだよね。もっと数をこなさないとなー。

    アツアツを口に放り込んで、キンキンのビールで流し込む。サイコーです。

    春が来た

    ソメイヨシノの、だいたい一週間前なのかな、見頃は。

    府中が誇る、枝垂れ桜の名所、東郷寺まで散歩。ここの山門は、クロサワの羅生門のロケで使われた事でも有名。その山門の前に、4本の枝垂れ桜が植えられており、ちょうど一番早い、一番手前の木がいい感じだった。おそらく、この一週間がベストなんだろうな。来週末には、いろんな花が見られることだろう。春だぜ。

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    同日、大国魂神社境内の枝垂れ桜は2-3分咲き。ほとんど蕾だったぞ>来年のオレ。

    帰宅後、野菜鍋および水餃子。肉はほんの少し、キャベツとニラ主体の餡をこさえて包む。七味のみで食す。美味い!

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    牛丼@味芳斎

    何十年たっても、忘れられない味がある。

    当時はライターの見習いみたいなことをしていて、ちょうど御成門にある、某山岳系出版社でよく仕事をしていた。そのとき、頻繁に通っていたのが「味芳斎」という中華料理の店。

    一応、薬膳中華のはずなのだが、どうも最近、看板の「薬膳」とあったところがガムテで消されてるんですよ。なんでだろう。なんか、クレームでも来るのかね。

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    ここは何でも美味いが、やはりお勧めは「牛丼」。牛肉の角切りを煮込んで丼にドバッと盛る。茹でたもやしが添えてあるんだけど、そのまま食べるもよし、かき混ぜて食べるもよし。イメージとしては、辛い牛喃飯かな。正式名称はたしか、「四川牛肉飯」のはずだけど、誰もそう言わない。あれ? 重慶だったかな。とにかく頼むほうも店の人間も「牛丼」で片付けている。

    先日のこと。たまたま夕方に浜松町の某大手企業で打ち合わせがあった。仕事はサクッと終わったんだけど、「ちょっとこのあと予定があるので」と単独行動に切り替えて、味芳斎に行くことにした。何年ぶりだろうか、とにかく久しぶりだ(同僚を誘わなかったのは、その人、痔持ちだからだ。ある意味、思いやりです。ええ)。

    5時すぎだったのに、店内は仕事を切り替えたオッサンたちで賑わっている。「ぎゅうどんください」とオーダーしたら、仕込み中で時間がかかるという。その後も戻って仕事だったが、つい「じゃあ生ください」と切り返す。

    この店でビールを頼むと、アテとして出てくるのがこれ。ただのキャベツの酢漬けじゃないのは、見ての通り。いい感じに発酵していて、んー、美味し。

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    ビールを飲み干すあたりで、お待ちかねの「牛丼」が来た。

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    パッと見ではわからないけど、八角やら中国の山椒やら、いろんな味がする。初めて食べたとき、なるほど薬膳っぽい、と思ったものです。そして、ジワジワくる辛さ。うへー、美味すぎる!

    あと、この店で好きなのがコレ。いわゆるラー油なんだけど、これまたいろんなスパイスが混ぜ込んであってウレシイ。途中からコイツをドドドと牛丼にかけて、さらに汗をかきながらかき込むのだ。ランチのレバニラなんかにも、これをかけるだけで味わい深くなるんだよね。

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    幸せな時間を過ごし、満足して店を出ると、東京タワーが美しい。嗚呼、生きててよかった。

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    ホントはこの店には、ぜひ4人くらいで訪れたいんだよね。その際は、これまたとびっきりに美味い麻婆豆腐は外せない。それも、いわゆる日本人がイメージする麻婆ではなく、かといって陳麻婆豆腐みたいなものともまったく異なる。豆腐がグズグズに崩してあって、知ってる人は知っている、神田小川町にある「四川一貫」の麻婆とよく似てる。

    あと味芳斎には本店と支店があって、私がよく行くのは支店のほう。歩いてすぐのところにある本店は、主がちょっと変わり者で、店の壁にヌードポスターとかが貼ってあっていかにも怪しい(笑)。

    場所はこちら。芝パークホテルの向かいです。
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    続きを読む 牛丼@味芳斎

    湯豆腐☆Night

    寒い日は湯豆腐に限ります。準備も簡単だしさ。仕事で夜が遅くなると、野菜鍋か湯豆腐ってのが定番。

    大量のかつおぶしと醤油、酒、みりんを小鍋で煮立ててツケダレを作り、ネギを刻み、鍋に水を張って昆布をブチ込めば準備完了。煮えたら豆腐を入れていきます。みなさんは木綿派? 絹派? ウチは、だんぜん絹です。

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    千葉県は佐倉の、七味唐辛子専門店より取り寄せた新作をたっぷりとふりかけて食す。相変わらずの強烈な辛さは健在だが、その他の素材が存在感を増している。オヤジ、腕を上げたのぅ。

    湯豆腐の困るところは、ビールが進みすぎることなんだよねー。こればっかりはねー。

    インスパイア≠fake

    会社の近所に魚介系のラーメン屋があるんです。ある夜、会社帰りにどうしようもなく腹が減って「この際ラーメンでいいや」と、のれんをくぐりました。すると、いつもは食券制なのに、肝心の券売機が使えなくなってる。

    おやじに声をかけると「夜は違う店なのでメニューみてオーダーしてくれ」とのこと。きょとんとして席につくと、確かにメニューが置いてある。

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    ……なんだこれは。しばし悩んだ挙げ句、意を決して頼んだのが「偽郎油そば」なるモノ。偽郎? 偽郎ねぇ……なーんかイヤな予感がする。 待つこと数分後。

    ドーン!

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    「よくかきまぜて食べてねー」

    オ、オヤジ……。作るとこ見てたけど、あんたさっき、どんぶりにまず背脂ゴリゴリして、麺とタレをかけてから野菜を盛って、その上からさらに念入りに背脂ゴリゴリしてませんでしたか? 俺に死ねと?

    ていうか、これって油そばですか? どちらかというと脂そばなんですけど、合ってますか? 文句言いながらも完食したけどさあ!

    調べてみたら、普段は魚介系スープのラーメン作っとる店が、夜になると突如二郎インスパイア店になるらしい。そうですかそうですか。ちょっとトラップに引っかかった感じだなー。

    味は、まあ二郎っぽいといえば二郎っぽい。ややマイルドかな? 美味いといえば美味いですな。世の中に、二郎インスパイアがいっぱいある中、あえて偽郎と名乗るところが奥ゆかしいかもね。若い頃だったら、そうとう気に入ったかもしれないけど、食後、胃もたれに苦しんだのはお約束。

    二郎は、府中二郎* で小豚を完食できなかったことがあって、もう卒業したのに……。

    ※多摩地方では小金井/府中/野猿街道の二郎が御三家と言われます。

    美味しスパークリング! フジクレール濁りナイアガラ

    いまや特命係長・只野仁で飛ぶ鳥を落とす勢いの柳沢きみおセンセイも大好きなスパワイン。要するにスパークリングワインですが、いつだったかこのblogでも書いたけれど、フジッコのが大好物なアタクシ。 国産葡萄使用、無添加、瓶内発酵(要するにどぶろくチック)、さらには無濾過(澱がよどんでる!)。ハーフボトルなので、気軽にゴクゴクっと。1本900円だけど、決して高いとは感じられないクォリティー。

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    これまで白しか飲んだことなかったけど、赤の存在が発覚!赤でスパークリングって珍しくない?

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    ……まずは白から空けた。

    まっこと素晴らしき景信茶屋@高尾山

    高尾山に行くのならば、ぜひとも足を伸ばして景信山まで行くべきである。以前にも書いたことがあるが、山頂の「景信茶屋」が、ここに立ち寄らずして何が高尾山か、というくらい素晴らしいのね。

    [後日追加記事]
    高尾山はもう秋なのさ

    高尾山(リフト終点)〜景信山までは、途中小仏城山を越えつつ、チンタラ歩いて2時間くらい。高尾山、小仏城山どちらも、山頂は手前に巻き道が付いているので、混雑しているときなんかはスルーするのがよい。

    小仏峠まで来たら、あとは20分程度の急登で景信山頂に着く。

    到着したら、まずはビールを飲もう。缶ビール。これに追加して、「山菜の天ぷら」もオーダーだ。1皿たったの300円なので、喧嘩しないよう人数分頼むべし。ビールで乾杯したら、揚げたてにハフハフしながら食らいつくのだ。なめこ汁に目がいくかもしれないが、いまは、まだ我慢だ。

    山菜とはいうものの、厳密にはもちろん異なる。季節が合えばタラの芽だのコシアブラだのあるのかもしれないが(詳細は不明)、基本は(そのへんで採れる)野草だ。なに、おいしく食えるから心配することはない。何の草なのか聞くのは野暮ってもんだ(もちろん、おっちゃんかおばちゃんに質問すれば親切に教えてくれるゾ)。

    さて、ビールに天ぷらを堪能したら、いよいよなめこ汁だ。だが、ここでふたつの選択肢があることを忘れてはならない。まずは、シンプルになめこ汁(250円)を頼むパターン。もしこれに、コンビニで買って来たおにぎりでもあれば、相当幸せな気分になれる。

    もうひとつは、なめこうどん(500円)だ。これは単純に、うどんを湯がいてどんぶりに入れ、なめこ汁をドドドッとかけたもの。なめこ汁が巨大になって、うどんと薬味(ネギ等)がトッピングされたと思えばよろしい。もちろん、おにぎりとの組み合わせは殺人的な美味さだ。

    単なる汁か、うどんか……空腹具合に合わせてチョイスしていただきたい。

    なお景信茶屋のなめこは、自家製ということもあって、東北の山奥で供されるような、とてもワイルドかつ素朴でコクと味わいが深いなめこである。昨今、きのこ類は、雪国まいたけを筆頭とした工場による生産が主流になってしまった。それ自体は決して悪いことではないのだが、ホンモノのなめこというのは、スーパーの袋入りで売られているような、小粒でサイズが揃ったものではないのだ。高尾山〜陣馬山の間にはいくつか茶屋があり、なめこ汁も食べられるが、おそらくここ景信茶屋以外は、こうした工場生産のなめこを使っていると思われる。空腹で死んでしまうというなら止めはしないが、頑張って景信茶屋まで我慢することを強くおすすめする。

    ついでに言うと、味噌も自家製なんだよね。そこに、これまた自家製の柚子を効かせてくれる。小屋を営む青木さんは、麓(裏高尾)で農家をやってるそうで、週末になると家族総出で茶屋の手伝いをしにくる。昔は小さな女の子がかいがいしくお手伝いをしていたが、今は中学か高校かな?

    でね、日曜日に行ってきたんですよ、高尾山。

    15時30分、景信茶屋着。周囲が閑散とする中、へたり込むハイカーが。

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    そう、営業は15時までですからね!!

    途中、片付けをする小屋の主人とすれ違った。このモーター付き台車で、険しい登山道の荷揚げをしているんだねえ。

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    モエレ沼紀行

    札幌ではウニ・イクラを思う存分食べ、ジンギスカンをつついた。ジンギスカンは、目星を付けていた店が見つからず、いいかげん寒かったので断念して「だるま」にしたんだけど、北朝鮮脱税送金疑惑を考えれば、ほかの店にすべきだったか……。まあいいや。

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    それにしても、韓国・台湾・中国系の観光客が非常に増えたね。冬の北海道は本当に人気らしいんだが、だるまでも隣には香港から来たという単独ツーリストがいて、「好吃」を連発していた。ええことです。

    今回の旅の主目的は、モエレ沼公園で遊ぶこと。特にイサム・ノグチが大好きというわけではないんだけど、なんというか、公園行政だとか、運営みたいなものに興味を引かれて。同行者はさぞうんざりしていたことだろう。

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    冬なんかに来るより、初夏〜夏あたりが気持ちよさそうな公園ですね。当たり前か。でも、スノーシュー・クロカン・そりのレンタルなんかもあって、猛吹雪の中、楽しんできました。あと、アート系かどうかを問わず年中さまざまなイベントが催されていること、地域密着度の高さなど、さまざまな面でうらやましい。府中もがんばってほしい。土地と施設はあるんだから、あとはソフト面だよなあ。

    夜は親戚と落ち合って、貸し切り状態のすすきのニッカバーでへべれけに。竹鶴17年うまー!

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