ムスメが最近、白いご飯をあまり食べたがらなくなった。好き嫌いというより、単なる気まぐれのようなので、ちょっとした味付けご飯を作る機会が多い。
とりわけ、カミサンも含めて大人気なのが鶏飯。ケイハン、と読みます。ムスメも、おわん一杯ぶんペロリと平らげてくれるので、作り甲斐がある。
九州出身の同僚の意見やネットの情報を元に試行錯誤を重ねた結果、ある程度仕上がった感があるので、忘れないように書いておく。
<材料>
米 2合
鶏肉 100g(ムネでもモモでも)
ごぼう 小さめのを1本<調味料>
醤油 30ml
酒 30ml
砂糖 小さじ2杯程度
にんにく 中2粒、あるいは大1粒
仕上がり2合で上記の量が目安。鶏肉は多くてもいいし、ごぼうも、そんなに厳密じゃなくてよいと思う。調味料を見ればわかるとおり、すき焼きの割り下+にんにく的な解釈で間違いない。
<下ごしらえ>
・米を2合、普通に炊飯器にセットして炊く
・鶏肉を食べやすい大きさに切る。皮と脂身は取り除く
・ごぼうは細かいささがきにして水にさらしてアクを抜く
・にんにくは、すりおろしておく
・調味料をすべてMIXして砂糖を溶かしておく
炊き込みご飯ではないとうところがミソなのですね。ご飯が炊き上がる時間を見越して作業すると吉ナリ。
<調理>
・鍋に少量の油をたらし、弱火で鶏皮をじっくり炒める
・油が出てきて色づいたら皮を取り出す(けっこう油跳ねるので注意)
・中火にして鶏肉をさっと炒める
・表面の色が変わったくらいでごぼうをギュッと握って水を切ってから投入
・そのまま調味料が1/2〜1/3くらいになるまで煮詰める
・いったん火を止めて、米が炊き上がるまで冷まして味を染み渡らせる
・米が炊き上がったら、鍋の中身をザザザっと炊飯器にぶち込む
・10〜15分くらい蒸らしたあと、しゃもじで全体を切るようにかきまぜて完成
油出しした鶏皮は、細かく刻んで鍋に戻してもいいし、そのへんはお好みでドゾー。我が家では俺がビール飲みながら作ってるので、そのままお口にポイされますがね。
<備考>
・鶏肉は、我が家ではコドモが小さいので細かく切っています
・ごぼうはめんどくさいのでピーラーで処理しています
・にんにくは、家族にどんなに反対されようとも必須です。この料理においては「柱」とも言える存在です。
・当然ながら、煮詰めれば煮詰めるほど味が濃いめになります
九州では、こうして作った鶏飯はおにぎりにすることが多いらしんだけど、それは冷めても美味いから。ウチではそのまま茶碗などによそってアツアツを食べてます。
ぜひご賞味あれ〜。