Emergency Room

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このところ、すっかり更新をサボってしまっている。月並みだけど仕事が忙しい。

そんな中、ちょっとした出来事があったので記録として残しておきたい。ERのお世話になったのだ。長文になってしまったが。

45ともなると、完全に中年なわけなので体のアチコチがちょっとずつおかしくなってくるよね。若いころだったら考えられないようなことが起きる。

多忙モードで睡眠も足りてなくて、なんかヘンだなーっていう兆候はあった。昼に刺身定食を食べたんだけど、それがドカ盛りで有名な店で、調子に乗ってライスも大盛りに。ウマイウマイと平らげて、ゲフーと会社に戻ってきて仕事をしていた。

夕方、突然妙な吐き気を感じた。唾液がやたらと分泌される。あ、これ吐くかもと思い、トイレに駆け込んだ。

ウゲーとえづくものの、吐瀉物は出ない。胃がキューっと持ち上がるんだけど、特に胃液の逆流なんかもなくって、ちょっと苦しいだけ。そのうち喉が出血したのか、唾液に血が混ざりだした。

5分ほど安静にしていたら吐き気も収まり、体調も回復。食べ過ぎたせいかしらんと、呑気に仕事を続け、夜帰宅。

風呂を上がって晩酌していたら、なんだか脇の下がモゾモゾする。なんかカイーなと気にもせず、しばらくビールを飲んでいたのだが、かゆい箇所がだんだん広がってきた。脇腹、腕の内側。さすがにおかしいと思い、洗面所の鏡で見てみたら、体中にジンマシンのような、蚊に刺されたときのようなデキモノがブワーッと発生していたのです。

うわ、うわ、うわ、と慌てているうちに、みるみるデキモノが広がっていく。股間に、腿の内側に。体の柔らかい部分に集中的に発生している模様。

このとき、救急車を呼ぶことも考えたんだけど、とりあえずはインターネッツで検索。近所のでかい病院にERがあったので、直接電話で問い合わせた。担当の方に細かく症状を伝え、熱や痛みはなく歩けるので、タクシーなどですぐ来てくださいと言われる。

いそいそと着替えて、マンションを出て通りでタクシーを捕まえる。病院名を告げたところ「ERですか?」と訊かれ、専用の窓口近くまで行ってくれた。なんか慣れてるなー、という感じ。

待合に入ると「2時間待ち」という非情なディスプレイが目に入ったが、実際には1時間ちょっとで診察を受けることができた。

経過時間から言って昼間の食事は関係ないし、家族と同じものを食べて自分だけ症状が出たのであれば、そこが怪しいが、どれもこれも食べ慣れたものばかりだし、鮮度も悪いわけではない。結論としては、原因不明。

診察を受ける頃には症状も収まりつつあり、痒みもずいぶんと減ったので、念のための薬だけもらって終了。帰路も、病院前にタクシーがズラーっと並んでたので問題なし。午前3時頃に帰宅。

なんだろうな、やっぱり体力が衰えているのかな。抵抗力が弱まってるところに、何らかの因子が作用したんだろうなあ。その後は特に問題ないし。

それにしても、夜更けのERには色んな人がやってくるね。高熱を出した子供とか、バイク事故で顔面血だらけで膝潰れてる人とか、ストレッチャーに乗せられた大正生まれのお爺さんとか。

まあ、いい経験になったということで。

TRAVESSIA

ソチは終わってしまったけれど、夏にはW杯があります。今回はご存知のとおりブラジル。ブラジルといえばボサノヴァ。ボサノヴァといえば、私の大好きなスタンダードで“TRAVESSIA”という曲がありまして。

この曲は、ムーンライダーズのカバーが初体験でした。NOUVELLES VAGUES(ヌーベルバーグ)というアルバムのトリを飾る曲だったのですが、ミルトン・ナシメント(Milton Nascemento)の曲に、こないだ急逝したかしぶち哲郎が日本語詞をつけているのですね。



トラベシアは世界的にも知られた名曲でありまして、いろんなアーティストがカバーしています。中でも印象的なのは、ビョーク姐さん。もうこの人が唄うと、この人の曲になっちゃうってくらいですが、それがよい。



あと、小野リサのカバーもよいです。ビョークとは違う意味で、これもまた小野リサ節が全開。



日本人だと「のっこ」もカバーしてます。歌詞はムーンライダーズバージョン。昔レベッカやってたNOKKOですね。個性という意味では上の2人と比べると若干薄いですが、そこはそれ。



というわけで、最後に原詞をコピペしておきます。

TRAVESSIA

Quando voce^ foi embora
fez-se noite em meu viver
Forte eu sou mas na~o tem jeito,
hoje eu tenho que chorar
Minha casa na~o e´ minha,
e nem e´ meu este lugar
Estou so´ e na~o resisto,
muito tenho pra´ falar

Solto a voz nas estradas,
ja´ na~o quero parar
Meu caminho e´ de pedras,
como posso sonhar
Sonho feito de brisa,
vento vem terminar
Vou fechar o meu pranto,
vou querer me matar

Vou seguindo pela vida
me esquecendo de voce^
Eu na~o quero mais a morte,
tenho muito que viver
Vou querer amar de novo
e se na~o der na~o vou sofrer
Ja´ na~o sonho, hoje fac_o
com meu brac_o o meu viver

【EDIT】
しまった、大事なことを書くの忘れた!

なんでこんなエントリを書いたかというと、三崎で活動している「かもめ児童合唱団」というのがあってですね、その動画に感銘を受けたからなのです。これも、かしぶち哲郎バージョンの詞ですが、なんとも無垢な感じが素晴らしい。

鱈のコロッケとメロンの浅漬け

バダサオリさんという方がいて、このひとのポルトガル料理のレシピがけっこう好き。cakesという有料サイトで紹介されていた鱈のコロッケは、この冬何度も作ってるなあ。

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レモンを絞ってそのままでもイケるけど、OLD EL PASOのサルサソースとの相性が個人的には好き。

甘塩の鱈の切り身を2切れ。これにワインをまぶしてしばらく冷蔵庫で寝かせたら、電子レンジで2分くらい加熱。茹でたじゃがいも3〜4つと玉ねぎ1/2のみじん切り、それと鱈と生卵1個をボウルでぐちゃぐちゃにミックス。あ、鱈は皮とか骨とかはちゃんと取ることね。レンチンしたときに出た汁も入れる。彩りにイタリアンパセリのみじん切り(なければ普通のパセリでも)。ちょこっとだけ牛乳入れたりもするかな。

タネがゆるゆるだったら、小麦粉でも入れて(超テキトー)全体がボッテリとした感じになれば準備オーケー。そのままスプーンで形を整えながら油で揚げる。コロモとかは不要です。

あとは揚げたてをビール片手に食いまくる。

実家の浜松に、ブラジル系の皆さんが集うスーパー兼食堂があるんだけど、そこで食べたバカリャウのコロッケも美味かったな。さすがにホンモノのバカリャウは手に入れるのも難しいし、水で戻すのも大変なので、バダサオリさんのレシピは甘塩鱈を使うことが多いのだけど、けっこう本格的な味になります。

ちなみにバダさんはポルトガル料理についての本まで書いてらっしゃる。もちろん読んだが、これ読むと断然ポルトガルに行ってみたくなるんだよなあ〜。トルコかポルトガルが、いま自分の中では行きたい海外のツートップ。

ようこそポルトガル食堂へ (私のとっておき)
馬田 草織
産業編集センター
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浜松つながりというわけでもないが、実家のカーチャンからメロンの浅漬が大量に届いた。東京だとあんまり見ないが、静岡県西部とか豊川とかメロン産地では、間引いたメロンをこうやって漬物にするパターンが多いね。味はメロンというよりも、まあ瓜だわなって感じ。

感涙!『大川端探偵社』がドラマ化!

公式サイトはこちら。

ななな、なんと、主演はオダギリジョーというから本気度の高さが伺える。もうちょっと眼光鋭ければ原作の「村木」っぽさが完璧なのだが、それでもオダギリジョーのキャスティングは満点であると思うのです。

『湯けむりスナイパー』だの『古代少女ドグちゃん』だの、ろくでもないドラマばかりを紹介しやがってとお嘆きの貴兄、今度こそは、今度こそはホンモノですよ!ていうか、湯けむりもドグちゃんも俺的には最高のコンテンツだし、狩撫麻礼とは関係ないけど『みんな!エスパーだよ!』も素晴らしかった。

あぁ、大川端探偵社の話でした。戻します。

正式には、『リバースエッジ 大川端探偵社』と言うのだよね。原作のコミックは、『ボーダー』とか『湯けむり〜』の根底に流れるおなじみの価値観をベースに、現代風のアレンジが施されて一般の方々にも読みやすく仕上がっております。

まさに狩撫麻礼の総決算とも言える、非常に良質な内容なので、ドラマはともかくこの原作コミックだけでも読む価値は十二分にあるわけでございます。作画もたなか亜希夫先生で、絵の巧さは折り紙つきですことよ。

なんと、本日現在Kindleで1巻が無料という、たいへんありがたいセールも行われているわけで、今すぐ読んでくださいと懇願する次第です(いつまで無料なのかはわからないので、お急ぎを)。

リバースエッジ 大川端探偵社 1
日本文芸社 (2013-12-06)

スクリーンショット 2014-01-14 18.18.40

予告動画のこのシーンを見ると、原作ファンであれば「あのエピソードやるのか!」とニマニマすること必至。個人的には「風俗嬢と不思議な客」「忘れられない味」あたりが楽しみで仕方がない。

4月が待ち遠しい限りですが、よもやの大ヒットで第2期決定!とか映画化決定!とか、そういう展開を期待する次第。

テレビを見てたら馴染みの店が

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晩酌しながら酒場放浪記を見てたら、大定がいきなり出てきてビール吹いた。

番組内では「個人名が飛び交う」的な話になってたが、まぁ確かに常連さんは非常に多いものの、そんなに敷居が高いわけでもないので、大丈夫ですよ(誰が?)。

締めの一句も、さすがわかってらっしゃるという感じですた。

最近行ってねーなー。

ベイビー☆ファイティングマン

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2014年が始まりました。今年も宜しくお願い申し上げます。

タイトルは、今年の自分にとってのテーマ(およびテーマ曲)。初めて耳にしたときから25年も経って、いまこの曲が自分の胸にズンズンと響く。

黒いバラとりはらい 白い風流し込む オウイェー!
悪い奴らけちらし 本当の自由取り戻すのさ

オウ ファイティングマン イェー 正義を気取るのさ
オウ ファイティングマン イェー オウイェー!

権力者の力には 鼻で笑ってこたえろ オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

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昨年暮れのこと。じつは、仕事でこっぴどい失敗をやらかしてしまった。

自分だけでなく、上司にも恥をかかせてしまった。P/L的な損失はないとはいえ、結果的にいろんな方々に迷惑をかけることにもなった。

原因はもちろん自分にある。ただ、単なるうっかりミスであれば猛省して立て直し、以後気をつけますとなるのだが、事態はそうシンプルではなかった。

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年末、いろいろ考えた。最終的には、やはり自分の「甘さ」に原因があるのだと行き着いた。風呂場で、汗をかきながら。

甘さにもいろんな甘さがある。馬齢を重ねてきた中で、その相当部分は排除できたつもりだったが、仕事の枠が広がれば広がるほど、関わる人が増えれば増えるほど、少し前の基準では通用しなくなる。

そして現状と照らし合わせ、どのように克服するかを考えたとき、徹底的に闘うしかないことに気づいた。

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思えば自分が、そして自分が属する集団が本当に大事にしているものを守り、前に進み続けるために、その周りには闘っている人が大勢いたのだ。

自身をすべて失っても 誰かがお前を待ってる オウイェー!
お前の力必要さ 俺を俺を力づけろよ

まだ、遅すぎることはない。彼らと同じ土俵に上がり、ともに闘いたい。全力で。

2013年を振り返ってみる

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今日は仕事納め。明日から実家に帰るので、たぶん今年の更新はこれでおしまい。ボンヤリと振り返ってみたい。

●このサイトの年間アクセスTOP10

府中駅南口再開発のお話
長友伝説抜粋
久々のギックリ腰
浜松銘菓、「まるたや」と「かわもり」
The Fate of Mitchell Brothers
山葉文化椅子
『マタギ』を読んだ、これはすごい本だ
チンチンにしてやれ!
酸ヶ湯〜誰が混浴を殺したか
宮乃咩神社〜謎の絵札と穴柄杓

府中駅第1地区の再開発が始まったことで、関連記事がぶっちぎりで1位となった。完全に移転した店もあれば、仮設店舗に移った店もあるが、やはり残念なのは、吉田屋をはじめ、このタイミングで閉店してしまったいくつかの好きだったお店。

すでに解体工事が始まった。古き善き昭和の雰囲気は一掃されていく。結果的に街が活性化するのであれば、これも受け入れるしかないんでしょうね。

●今年買ってよかったもの・感動したもの

iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 780
iRobot (アイロボット)
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ルンバのことは最初バカにしてたけど、コレを買ったら生活が激変しました。床がフローリングの場合、ちょっとサボるとソファーの下とかすぐに埃がたまっちゃうけど、そういったストレスから解放してくれた。

あとムスメを保育園に連れてくとき、グズって一苦労することが多かったのだが、ルンバを起動するとビビるのかスクっと立ち上がって玄関に走って行く。教育上よろしくないような気もしつつ、助かっております。

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)
グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ
新潮社 (2011-10-28)
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今年読んだ本の中では、ダントツに面白かった!

人を赦すとはどういうことか、人は正しい理由からまちがったことをする、その逆もある、善と悪をどのように判断するのか等々。非常に考えさせられ、また胸に響いた。上中下巻あり、長い物語なので読むのに体力は要るのだけど、グイグイ引きこまれてあっという間に読了。ぜひ3巻まとめて買って、読んでみてほしい。もしつまらなかったら、酒でも奢ります。

映画化権をジョニーデップが持ってるそうで、映画にもなるみたいだけど、2部作とか3部作にしないと収まらないんじゃないかな〜、などと余計な心配をしておりますが。

1959
1959

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ソギー・チェリオス(鈴木惣一朗&直枝政広)
Pヴァイン・レコード (2013-07-17)
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AKBだのジャニーズだの、そんなヒットランキングにお嘆きの貴兄。日本にはこんなに良質な音楽を作る連中がいるんだぜ、ってことでSoggy Cheeriosです。

カーネーションの直枝くんと、ワールドスタンダードの鈴木惣一朗によるユニットなんだが、こう言っちゃ失礼だけど、それぞれのバンドのココ数年の作品より、Soggy Cheeriosが圧倒的によいです。

特に終盤の流れが好きです。「19時59分」や「曇天夕闇フェリー」でシビれ、大団円の「とんかつの唄」で〆という、素晴らしい内容。とんかつの唄は森繁久彌のカバーってことになるのかな?w とんかつの脂のにじむ接吻をしよう〜♪

川島雄三監督の映画も観たいんだが、パッケージ化されてないみたいだ。とんかつ大将は観たんだけどなー。

東京コンサート
東京コンサート

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曽我部恵一
ROSE RECORDS (2006-10-06)
売り上げランキング: 261,791

もういっちょ、音楽では、サニーデイ・サービスの超名盤『東京』を、曽我部恵一が弾き語りで再現したというライブ盤。Amazonにリンク張っちゃってますが、曽我部くん主宰のローズレコードのサイトから買ったほうがええかも。

もうね、元のアルバムをエンドレスで聴いてた頃の甘酸っぱい思い出がよみがえりまくりですよ(というか、実際には超絶ブラックな仕事場で泣きながら聴いてたんだが)。やっぱこの人、歌が滅茶苦茶ウメーわ。会場がまた下高井戸シネマという映画館で、よく映画見に行ったなあ〜とかノスタルジーに浸りまくり。

エレファントカシマシ 2009年10月24,25日 日比谷野外音楽堂(完全初回限定盤) [DVD]
UNIVERSAL SIGMA(P)(D) (2010-03-17)
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もう何年も、エレカシって聴くことがなかったんだけど、ふと目にしたのがこのDVD。20周年の野音でのライブなんだが、オープニングが「夢のちまた」というのが引っかかった。収録曲のリストを改めてみると、けっこう昔の曲も入っていて、試しにと買ってしまったのが運の尽きというか。

もうね、のっけの「夢のちまた」での宮本の映像がすごい。すごすぎる。なんだこいつら、全然変わってねーじゃねーか!

そんなわけで、自分の中ではいまエレカシが絶賛リバイバル中でやんす。年が明けたらまたこのバンドのことを書くかもしれん。ちなみに、DVD3枚組でパッケージはLPサイズ。届いたとき、箱のデカさにビビったわ。

●まとめ

今年は手術もしたし、仕事もジェットコースターみたいだったし、プライベートでは家人の仕事環境が変わったりもして、まあそれなりに変化の多い1年だったかな。

皆様今年もお世話になりました。お会いできなかった人も、縁があればそのうちお目にかかれるでしょうってことで。

よいお年を〜!

月は星を散らして

思春期は、音楽とともにあった。

とりわけ多感な中学〜高校時代は、ありとあらゆる(と自分で思ってただけだが)音楽を聴き漁り、学校帰りには定点観測をしているいくつかのレコード屋を覗き、貸しレコード屋でスタンプを集めまくり、シコシコとテープにレタリングを施しては一人悦に入り、夜は夜でサウンドストリートからクロスオーバーイレブン。田舎住まいの悲しさか、ベストヒットUSAは東京とは数週遅れであり、しかも深夜だったが眠い目をこすって欠かさず見ていた。フォリナーのGirl Like Youが連続一位でスゲーとか、そういう時代のことである。

忘れもしない高校1年生のとき。ムーンライダーズに出会った。当時は洋楽こそがすべてという洋楽原理主義者だったが、はじめて『AMATEUR ACADEMY』を聴いたとき、まさにぶっ飛んだ。過去の作品を収集(レンタル)しまくったものだ。『青空百景』『MODERN MUSIC』『NOUVELLES VAGUES』。

これはすごいバンドだと、せっせと友人らに聴かせまくるもあまりの支持の得られなさに辟易としたが、自分の人生に最も大きな影響を与えてくれた音楽といえば、やはりこのバンドを置いて他にない。最初で最後のライブ体験、2年前の中野サンプラザにも、思い切って足を運んで本当によかった。

かしぶち哲郎という人は、ムーンライダーズの中ではちょっと立ち位置が違うというか、バンドというものから半歩ほど、引いているイメージがあった。彼の作る曲は、デビューの頃から一貫してのかしぶちワールドであり、あぁ、この助平なおっちゃんはまたこんな耽美な曲を作りおって困ったものよと、ニマニマしたものである。

訃報を耳にしたときは、ああそうか、亡くなってしまわれたかと実感が湧かず、それでも真っ先に聴きたいと思ったのは、1985年に出たソロアルバム『彼女の時』である。

彼女の時(紙ジャケット仕様)

石川セリ、大貫妙子、矢野顕子という錚々たるオバサマたちを従え(いや、当時はまだお若かったか)、各々とのデュエットはもちろん全員集めてのコーラスをバックに唄ったりと、まさにかしぶちワールド全開の名盤だ。

YouTubeに、当時の坂本龍一のサウンドストリートでゲスト出演したときのソースがアップされていたので、一応貼っておこう(そのうち消されそうだ)。

ダンディで、エッチで、それでいて最高に格好良かった。サンプラザでも、ニコ動で見たルーフトップでも、しっかりドラム叩いてたし「まだまだイケるやん!」と思ったし、ソロ活動もそろそろかといったところでこの悲しいしらせである。私の中では「ジョン・レノンを欠いたビートルズ」並みの、喪失感をヒシヒシと感じる。

それにしても今年は、好きなミュージシャンの訃報が多い。というか、自分の年齢的な問題で、自然とそうなっているだけなののかもしれない。

ともあれ、素敵な音楽をいっぱいありがとうございました。安らかに。思えば17日の夜は、仕事場から大きな満月が見えたなぁ。

なお、友人との忘年会の流れでカラオケに行った折、つい出来心で「スカーレットの誓い」を唄ってしまったのは秘密だ!



薔薇がなくちゃ、生きていけないよ。本当に。

クリスマス

現場を離れてもなお、いくつかのIT系サイトのウォッチは続けているが、特にいまなお貴重な情報源として楽しみにしているのが、こちらのサイト

今夜はクリスマス・イブということで、ぜひ紹介したい記事があるのだ。それがコレ。

http://maclalala2.wordpress.com/2011/12/26/クリスマスの思い・・・/

サイトマスターのshiroさんが、これまたAppleGeekで有名なJohn Grubberという人のエントリを紹介したもの。AppleともITともぜんぜん関係のないコラムなんだけど、「その筋」ではわりと有名で、インスパイア(模倣?)された記事を昨年あたりはよく目にしたものだ。ぜひ「元ネタ」に触れてほしい。

以下は原文の引用。

Merry

Sunday, 25 December 2011

Late last night, inspecting Santa’s handiwork, a simple thought occurred to me. A decade or so from now, when, say, I’m waiting for my son to come home from college for his winter break, and, when he does, he wants to spend his time going out with his friends ? how much will I be willing to pay then to be able to go back in time, for one day, to now, when he’s eight years old, he wants to go to movies and play games and build Lego kits with me, and he believes in magic?

How much then, for one day with what my family has right now? How much? Everything.

The truth is, I’m the luckiest person in the world today. I hope you are too.

もうひとつ。きょう読み返したらココロに沁みたので、こちらのスピーチも紹介しておきたい。有名なやつだけど。

リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

よいクリスマスを!

イッツァソニ〜

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↑ちょっと前の週刊アスキーの特集。

正直に告白すると、ここ数年といわず、ずいぶん長いことソニー製品を買うことがなかった。たぶん10年以上。Amazonの購入履歴で検索しても、“ソニー”、“SONY”いずれもヒットせず。たぶん、ニッケル水素の充電池をヨドバシあたりで買ったのが最後じゃなかろうか。

それが今年に入ってから、我が家ではにわかにソニー製品が増えてきた。

まずこれ。手回し充電FM/AMラジオ。LEDライトも付いてて、USB端子からスマホの充電もできる。いろいろ見比べたけど、災害対策用としては現状個人的にこれがベストと思う。

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続いて、これ。リニアPCMレコーダー。音質が必要以上に良すぎてビビるぜ。適当にギター弾きながら楽曲づくりのお供にしてるのと、仕事で会議の録音用としてもべんり。最近は小型でさりげなく録音できるレコーダーも多いけど、ゴツイぶん出席者全員に対して明示的に「録音してますからね」感を出すのに重宝する。ヤらしくてシビア〜な仕事してるんよ(笑)。

SONY リニアPCMレコーダー M10 ブラック PCM-M10/B
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あとこれ。ブルーレイレコーダー。DLNA的な機能があって、風呂場で防水ケースに入れたiPadで録画番組を見たり、普通にテレビ見たり。あと、撮りだめた番組をiPhoneに転送して通勤中に見るのが最近のマイブーム(おかげで読書量が減り気味)。「おかあさんといっしょ」もいくつかムーブしておけば、出先でムスメがグズったときなども大変べんり。とにかくフル稼働しております。

そんで、いま(というかここ1年ちかく)欲しくて欲しくてたまらないのがデジカメのRX-1(あるいはRX-1R)。こんな変態製品を出してくるあたり、さすがのソニー。スーパーニッチだけどスーパーパワフル。レンズシャッター&単焦点ラブな私にとっては、ど真ん中ストレートなわけでありまして、いっそいまメインで使っているGXRが大破しないものかと不穏なことを考えるくらい。

SONY サイバーショット DSC-RX1R
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RX-1がEVF内蔵にならんかなあ。そしたら即決かもだが、ボディーサイズが大きくなっちゃうのもなあ。あ、EVFといえばα7も気になるのよね。フルサイズのミラーレスで防塵防滴。気兼ねなく沢に持っていけそうだが、日常使用時のシャッター音がなあ……。うーん。

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Xperia Tab Zも気になる。生粋のマカーな私としては迷うところだが、最強の風呂タブなはずなんだコレ。後継機が出るのを待って判断するかなあ……。うーんうーん。

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いまでもココロに残るCMがある。

たしかプロフィールだった気がするんだが、ちがうかもしれない。番組は、これまたおぼろげだが多分サイモン&ガーファンクルのセントラルパークでのコンサート。そのスポンサーがソニーでさ。たぶん1982年とか、そのあたり。当時は中学生だったはず。

内容は、雷鳥の四季折々の姿。春の雛のヨチヨチ歩きから、吹雪に耐える冬毛まで。15秒とか30秒のじゃなくて、1分くらいの長尺。それがもう、とにかく素晴らしく美しすぎるCMで。

たぶんそのときから、私は(いわゆる)ソニー信者になった。親にせがんで買ってもらったラジカセも、ステレオセットもすべてソニーだったし、当時の思春期のオトコノコがウォークマンの洗礼を受けないはずもなく、身の回りはソニー製品に溢れてた。遠い昔の日々。

業績の数字としては、2013年度の着地見込みが下方修正されたりとか、まだまだいろいろあるみたい。でも売上どうこうよりも、冒頭の週アスの記事じゃないけど魅力ある製品がいっぱい出てきてることのほうが大事だよな。

ていうか、あーもうRX-1がほちいよー。

11月が終わってしまう

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1年のなかで、5月と並んで最も好きな季節。

今年はクドクド書いてるように入院もあり、アクティブに過ごせなかったのが残念であった。

昨夜の風雨で府中の欅並木も相当葉が落ちていた。季節は過ぎゆき、冬がやってくる。願わくば落葉の森にしばし佇み、葉巻をくゆらせながら美味い珈琲でも飲みたいところだ。

なーんて話とは全然関係ないけど、アンパンマンのおむつで尻の部分がカレーパンマンってのは……まぁこうなるわなあ。

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手術内容について

入院明け、松葉杖をついて出社すると、いろんな方から「どーしたの?」と聞かれるわけです。

これ、意外と面倒というか、きちんと説明すると長ったらしくなっちゃうので、膝を痛めてたので手術したんですよ、程度にしか答えられないんですね。あ、縫合部分の写真を掲載しようと思ってたんだけど、社内で見せびらかしたらグロ&パワハラ認定され評判が悪かったので自粛します。

一応、どんな手術をしたのか、ざっくりと記しておきたい。

病院でもらった明細によると、正式な術名は「骨内腫瘍除去」となっていた。脛骨の内部に腫瘍ができてたので、それを取り除いた、ということですね。

腫瘍の大きさは、直径8mm〜10mm程度。腫瘍というと大げさな気もするが、いわゆるガングリオンとのことでした。通常、ガングリオンって、骨と骨の間にできるんだけど、まれに骨内に発生することがあるんだって。

で、そのガングリオンの塊に向けて、膝の内側を切開し、骨に穴を開けて掘っていったわけです。そんで、腫瘍自体を除去して、中をキレイにした、と。

当初、膝の裏を切開して、除去したあとの空洞を人工骨みたいなもので埋めるみたいな話だったんだけど、膝裏切開は術後の経過にも響くってことで、手術前の協議で横からの掘削となった模様。

穴を開けたところには長さ40mm、直径4mmのボルトが埋められました。コイツの内側が空洞のパイプ状になっていて、何らかの体液が溜まっても自然に骨の外に出るようにしてあるそうだ。

主治医いわく、セキュリティが厳しい空港だとボルトが反応しちゃうかもとのこと。いちおう、空港でのトラブルを避けるためのMedical referenceも書いてもらえるそうだが、ググってみたら、滅多に反応はしないし口頭で説明できれば問題なしとのこと。ま、いっか。

以上が手術内容。別エントリでリハビリ編をウダウダ書こうかとも思ったけれど、メンド臭いので簡潔に。

そもそも、リハビリするために車椅子に移ろうとしたときが最強に痛かったです。あまりの痛さに人生最大の泣きっ面&悲鳴で、こりゃ無理だってことで座薬を突っ込まれる。1時間後にはウソのようにすんなり移動できた。ビバ☆座薬。

ていうか、その前にチンチンに刺さってた管を抜かれたんだけど、そんときびっくりしたのが、まず「逆流」するのねアレ。おばちゃんが下手だったのかもしれないけど、排泄物が膀胱に戻ってくるんですよ、ジワジワ〜っと。あれは未知の体験だったなぁ(遠い目)。

あと、想像してたよりもずっと長いのね、管自体が。え・え・えってな感じ。ズボっと抜けるのかなと思っていたら、ズボーーーーーッって感じ。できればもう、経験したくないもんです。

リハビリの担当医は若いおねーちゃんで、「優しくおねがいしますね」とニッコリお願いしたら、ハードな内容でグイグイやられた。口調は優しいんですよ。「やわらか〜い膝を作っていきましょうねえ〜」って。でも、手は容赦無い。縫ったばかりの傷口も構わず、グリグリ動かしてくれて悶絶。

そのおかげで、思ってたより順調に回復。今月5日の手術後、その二日目には両松葉が片松葉になり、三日目には階段の昇り降り、最終の5日目には自転車マシンを漕いでた。感謝です。

その後、10日に退院して一週間後に抜糸&松葉杖返却。現時点では、日常生活では特に問題ナシ。子供と公園で遊べるくらいには回復しております。

できれば年内〜年明け早々には、手近な低山ハイクにでも行きたいところだが、高尾山周辺は激混みだろうし、いっそアップダウンの激しい多摩動物公園がいいかもなあ、と思案中でありんす。

入院・手術ノ記

[入院〜手術前日]

入院したのは、手術の前日である。

自宅から、徒歩10分ほどの中規模な病院。コンビニにてティッシュやおやつを購入し、朝の10時に受付。

各種書類の提出や説明を聞き、個室に案内される頃にはもうお昼どきってことで、メシがでた。絵に描いたような病院メシである。なんかもっとこう、精のつくモンはないのだろうか。

入院中の患者を見渡すと、老人ばかり。看護師さん曰く、俺が最年少だそうだ。整形外科だからどうしてもお年寄り比率が高いんだろうし、食事もこんなもんでヨシとされているのだろう。おやつとして持ち込んだルマンドは、速攻でなくなりそうだ。

昼食後、浣腸しますね、とサラリと言われる。どうやら麻酔の関係で手術前には体の中をできるだけカラッポにするのだと…。いやあ、浣腸だなんていつ以来だろう?たぶん小学校低学年くらい? 晩飯後もパサパサ系。ルマンドがガッツリ減る。21時以降は飲食禁止。

[手術当日]

朝、血圧やら体温やら測り、点滴開始。水が飲めないのがツライが、点滴がポタポタ落ちるのを見ているとなんか喉の渇きが収まる。脳味噌がロジカルに納得してくれてるみたいだ。

手術は14時30分からと決定。それまで、点滴打ちながらひたすらボケーッとして過ごす。飲食できない中、連ドラの「ごちそうさん」を見ると切ない気分になる。

14時ころ、いよいよってんでストレッチャーに乗せられる。やや緊張。とはいえ、どうせ全身麻酔だから速攻で落とされて、目覚めた時にはすべて終わっているはず。

果たして、手術室について、なんか執刀医の皆さんが俺のMRIのデータみたいなの見ながらアレコレと話してて、天井の照明とかがイカニモな感じでおおーカッケーなぁなどとキョロキョロしてるうちに、看護師さんが、ホニャララ10ミリ入れまーすとか周囲にアナウンスしてて、それって麻酔のことですか?って聞こうと思ったらそこで記憶がプッツリ途切れる。

次の瞬間には、病室のベッドの上。ぼんやりした感じで周りに人が大勢いて喋ってて、自分の下半身に毛布なのか、やたらと布団を被せてるような感じで、確かに猛烈な寒気を感じるし、その一方で、パンツの後ろをグイッと下ろされ、明らかに座薬入れてます的な感触を肛門および直腸に感じつつ、なにかよからぬことでも起きたのかもしれないなぁ、などとボンヤリ考えていたら、痛みに耐えられなかったらナースコールしてね、ほらここにあるからねと、呼び出しボタンを左手に握らされ、あー我ながら握力が効かんなー、なんて思ってたら次の瞬間には病院の関係者は誰もいなくなってて、なぜか見舞いに来てたらしいカミサンが俺の顔を覗き込んでて、うわこいつ、会社早引きして来たんか、仕事ちゃんとせなあかんやろとか言おうと思ったのだが、自分でも呂律が回ってないのがわかるほどヘベレケ状態で、なんだかちょっと悔しい気分を感じつつも夢心地。

手術した右膝は猛烈な違和感というか、ビリビリした感じと、ズゥゥンとした重い痛みが断続的にあって、ピリピリのほうはそこから切開したんだろうなぁ的な傷の痛み。ズゥゥンは、まぁ、骨の中までいろいろいじくられたんだしなぁ的な。

そのうち、麻酔が切れてきたのかものすごく痛みが増してきた。いたたたたたたた、ということで、颯爽とナースコールをするわけだが、どうされましたか?と問うインターフォンに、痛いですう、という余りにも間抜けなやり取り。

すぐさま看護師さんがやってきて、肩にブスッと注射をしてくれた。今何時ですかと聞いたら夜9時半よ、と。

ええ、まだそんな時間なのかよ、飯はともかく水飲みたいんだけど、水飲みたいですぅってお願いしたら朝ごはんまでダメだって。ええええ。

あまりのショックに、そこで脳味噌が完全に覚醒。

体は依然として、強い悪寒がある。

だからなのか、やたらと体に布団がかかっていて重い。電気毛布もあるようだ。

点滴はわかるとして、両方の鼻の穴にもなんか管が入ってる。酸素なのかな。

おまけに、なんか股間に違和感がある。ってあああっ。いま気づいたけど、なにこの管!おれの、チンチンに突っ込まれてるこの管!あああああ!おしっこが自動的に吸い取られていくぅう!

全身チューブだらけ。注射でマシになったとはいえ、膝がクッソ痛い。ピリピリっときてズゥゥン、ピリピリっときてズゥゥンである。

ほんの少しでも体を動かすと、このピリズンが来る。

ところが寝返りとは言わないけど、ちょっとは体を動かさないと、褥瘡というか床擦れというか、背中から尻にかけてジンジンとそっち系の痛みというか気持ち悪さがあるのだ。手術中からずっとこの体勢だったしなあ。

ちょっとずつ体を動かさないと、背中と尻が痛い。で、動かすと膝が痛い。でも動かそうにも布団が重いのと、チューブが突っ込まれまくりでいかんともし難い。喉は絶望的に乾いてるし、麻酔の影響なのかすごく痛い。

少しウトウトすると、そのうち何らかの痛みで目が覚める。水が飲みたい。朝までの10時間、う・う・うぅと声にならない声をもらしながら、これを繰り返す。あまりにも時間の経過がのろく、iPhoneで仕事のメールをチェックし、いつもよりぶっきらぼうな返事をいっぱい書いた。

[手術翌日]

入院中の朝食時間は7時と聞いていたのに、10分過ぎても何も出てこなかったので、コールをして、とにかく水を飲ませてほしいと直訴。備え付けの冷蔵庫にペットボトルを入れておいたので取ってもらうが、寝たままでは飲めない。

手伝ってもらい、上体だけをどうにか起こす。病院のベッドなので、スイッチひとつで背面が上がるのはよいのだが、膝に激痛が走る。尻も痛いが膝には負ける。半泣きで、どうにか半身を起こし、ペットボトルにむしゃぶりついた。人心地つき、例によってパサパサなパン(朝はいつもパンだった)をモソモソと食べる。むかし、給食で出たような、袋入りのマーガリンとジャムが懐かしい。

この段階で、ようやっと精神的にも余裕が出てきたというか、まあ痛みにも慣れたっていうか、その痛み自体に、なんかホッとしたのですよね。

なぜかというと、これまで悩まされ続けた膝の痛みと、同じ場所と種類だったから。手術がうまく行ったかどうかはともかく、この病院の医者は、自分の痛みの原因に、おそらくはちゃんと辿り着いてくれた。

100%治るという保証はないということは、くどいほど説明を受けてはいたので、今後、また激しい運動をすれば痛みが出ることもあるかもしれない。悪化する可能性だってゼロではないだろう。

それでもまあ、思い切って手術を受けたのは失敗ではなかったという確信めいた予感(?)を、改めて感じた。結果はそのうち出るだろう。

水で薄めたようなコンソメスープをすすりながら、カミさんにメール。「バターサンドとかクリームサンドみたいなやつを買ってきてくれ。あと、ぷっちょみたいなグミ系もヨロシク」。

-完-

(気が向いたらリハビリ編を書きます)

ガードの下が飲食街

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間際になって伸び伸びになっていた感のある府中駅南口再開発が、いよいよ始まる気配。対象地区の各店舗の営業も、ほとんどが今月末までかな。焼きそばの「かぐや亭」に最後行きたかったのだが、すでに営業終了してた。。。

いっぽうで、仮設店舗の設営が京王線ガード下(西口)、大國魂神社前、府中市特産品直売所だったところなど、急ピッチで進んでる。

直売所だったところに、おもちゃの「みのる屋」が入ってたのには驚いた。すでに看板が付いて、品物も運び込まれてたな。大国魂神社の斜向かいには、モスバーガーが入るらしい。

あと飲食系では、自分が気づいているのは立ち食い蕎麦、海鮮丼の店、あと居酒屋の「磯吉」(!)がガード下に来るようだ。「麺創研かなで」も、ガード下の道を挟んだところに建ててる仮設で1月から営業するらしい。

ガスメーターつきのプレハブがぜんぶで10件ほどあるので、ほかにも飲食系が来るとウレシイなあ。これまで殺風景だったところが、一転して華やかになりそう。通勤経路なので、毎晩誘惑と闘わねばならないのがツライ。

ちなみにガード下にはガスメーターがない仮設もけっこうあって、なんだかゴルフの練習場みたいなのもある。これ、無印が入ってたビルの屋上にあったやつかな。

南口一帯は、おそらく年末〜年始にかけて解体・整地が始まるのかな。でもきっと、何かの遺構や出土品が発見されたりして着工が遅れるという、府中にありがちなパターンになる予感がプンプンする(笑)。

彼女の人生はロックンロールに救われた

Ooh, She started dancin’ to that fine fine music
You know her life is saved by rock ‘n’ roll,
Yeah, rock n’ roll

ポケットに小銭しかなかったとき、
愛する者が永遠に去ってしまったとき、
孤独感に苛まれ苦しさにのたうちまわったとき、
人生がどん底だったとき、

自分を助けてくれのは、いつだってロックンロールだった。

ありがとう、ルー・リード。

朱字を入れまくる

仕事がら、赤ペンの使用量がハンパない。会議の配布資料とか、無意識のうちに真っ赤っ赤にしちゃう。こういうのは、黒よりも青よりも、断然赤でやんす。

ちょうど、インクが切れそうなタイミングだったので、いいペンないかなーと文房具売場をウロウロしていたところ、ああこの手があったかってことで。

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そう、万年筆。

PILOTの、色彩雫(いろしずく)というインキシリーズが多色展開で、とてもイイ感じだなぁ、と。

アッシは「冬柿」をチョイス。写真だと、ちょっとオレンジが強そうな印象だが、何色か赤系を試し書きさせてもらって、一番しっくり来たのがこの色なのですね。

同じくPILOTのプレラという、スケルトンかつコンバーター付きのペンも同時に購入。これだとインクの減り具合も視認できるし、「仕事やった感」?も味わえますな(←こーいうのがイケナイ)。

ペン先はF(細字)にしたんだけど、Mでもよかったかもしれない。ヨメを騙して、Mのやつをもう一本買おうかなー、などと思ったり。

この手の文房具って、海外勢に押されまくりなイメージがあったんだが、いやいやPILOTさん頑張ってるじゃないですか。書いて書いて、書きまくったるでー!

チャボのAll Cover Night

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「ぶっ飛ばすぜ!! HIGHWAY 63 仲井戸麗市Birthday Live Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE 2013.10.11」(長い!)に行ってきました。

チャボのバースデイライブを観るのは、3年連続。今年は3days。初日が麗蘭で、2日目がソロ(with たつのすけ)。最終日がバンド構成と発表された時点で、2日目にロックオンであります。

あわよくば、最終日も行きたかったんだけど、チケット予約開始日に寝坊ぶっこいてしまい、速攻SOLD OUTだったのです(泣)。

いやあ、やっぱりALL COVER NIGHT!!!ですよ!もちろん全曲カバーで、チャボのオリジナル日本語詞がついているという。チャボのカバーについては、過去にも書いたけど、おそらく権利関係やら何やらで、音源化される可能性は著しく低く、つまり、こればっかりはライブで聴くしかないわけですよ的な感じなのですよ奥さん。

内容はもちろん、そりゃもう素晴らしいひとときでした。詳細なレビュー評は、こことかこことかここをご覧ください(丸投げ)。

知らない曲もけっこうあったけど、いちいちチャボが丁寧なMCをつけてくれるので、「若い世代(笑)」としても大いに楽しめました。むしろレッチリとかのほうが知らんし。ていうか、過去のライブでは耳にしたことがない曲ばっかりで、きっとこの日のために詞をつけた曲がけっこうあったんではないかと思われる。前夜に演奏されたらしいGetBackとかのBeatlesナンバーや、キャロル・キングも聞きたかったんだけど、それはまた次の機会かな。

とはいえ、個人的にグッときた曲も多かったです。バディ・ホリーとかヴァン・モリソンとか花のサンフランシスコとかロン・ウッドのとか。あと、ニール・ヤングはステージの演出もさりげなくイイ味出してましたな。

いわゆる「続きを読む」的なところに、セットリストをシコシコ調べて、YouTubeへのリンクをできるだけ集めてみました。クリックするとけっこう重いかもしれませんが、ご興味あらば。

あと、ライブでも大トリだった、Feel Like Going Homeだけ、チャボがカバーしている映像(共演は、なんとChar!!)が奇跡的にあったので、時間が無い方はこれだけでもお試し下さい。雰囲気がビシビシ伝わってくると思う。

といっても、12分オーバーの映像ですが……。

Feel Like Going Home/Chabo & Char

SetList on YouTube

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ひこうき

いい季節なので、いつもの通り野川公園をフラフラしようと思ったのだが、ちょっと趣向を変えて調布飛行場の隣にある公園に行ってきた。いつも頭上を飛ぶ飛行機を、間近で見てみたくなったのだ。

弁当とビールを携え、滑走路を見渡す小高い丘にシートを敷き、陣取る。小型ジェットやセスナがひっきりなしに離発着するのを眺めながら、ボーッとして過ごす。

飛行機ってのは、いいなあ。空を飛ぶっていうのは、どんな気持ちなのかしら。などと、乙女っぽいことを考えながら、チビチビとビールを飲む。いつまで見ていても、飽きることがない。

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長玉持ったカメラっ子たちが大勢いたが、なるほどココは撮影ポイントとしても素晴らしいね。西武多摩湖線の多摩駅から徒歩で数分。定期的な散歩コースになりそうだ。

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うまみ

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塩辛を、適当にちぎった海苔の上に載せます。

そこに、万能ネギをパラリ。

お口にパクッ。

日本酒が止まりません。むーん。

これはアレね、グルタミン酸とイノシン酸があーだこーだみたいな話なんだろうな、きっと。

全然関係ないけど、小津安二郎が撮った“幻のTVドラマ”が、こんど放送されるらしい。録画忘れないようにしないとー。

澤乃井「朝詰めの酒」を買った

会社の雑務に追われる中、気になる記事を発見した。それが先週水曜日のこと。

ムムム、府中の伊勢丹で売るのかー。あそこは日本酒のセレクトがいいんですよ。さすがだぜ。

でも発売日の4日、金曜日はどうあがいても終電コース……。ここはいっちょ、ムスメが高熱を出したことにして駆けこむか、などと呻吟していたものの、電話したりメールしたり何やらかんやらで、気がついたら伊勢丹はとっくに閉店していた。

ところが翌土曜日、酒売り場に行ったら、まだまだ在庫があったので無事購入出来ました。ホッとした。

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ちょうど北海道展をやってたので塩辛を買い、そいつを突付きながら冷で飲んだ。美味い美味い!

「ひやおろし」も盛りだし、秋は日本酒の消費量が上がりそうで怖いわ〜。

稲庭饂飩+グリーンカレー

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銀座に出かける用事があったので、昼メシはここでと決めていた。稲庭饂飩の銘店、佐藤養助銀座店である。

なんといっても、グリーンカレーのつけだれというのがソソる。タイ料理に欠かせない調味料・ナンプラーのかわりに「しょっつる」を使っているという、その見事な発想。巡回しているエスニック系ブログでも絶賛されており、機会あらばと狙っていたのだ。

ちょうど時節柄、ノーマルなグリーンカレーだけでなく夏野菜バージョンがあったので、そちらをオーダー。

もうね、爽やかな辛さと風味が、稲庭饂飩のツルッとした食感にベストマッチですわ。このグリーンカレー、単体で出しても商売になるんじゃないかというか、都内の平均レベルのタイ料理屋を軽く凌駕してるんじゃないかというレベル。

グリーンカレーって、日本で食べるとちょっとクドいというか、ココナツの個性が強すぎる(個人的に)店が多いんだけど、コチラのは程よい感じなのですね。ランチタイムはご飯がデフォルトで付いてくるので、うどんを全部食べたら、グリーンカレー+ライスという、ダブル炭水化物のステキなシメとなるのも魅力的。

そういえば、訪問した翌週のアド街がちょうど銀座コリドー通りで、この店も紹介されてたな。

コドモ連れて行ったんだけど、ジュースをサービスでいただいたりと、非常に好印象。次回、銀座に行くときにも、寄ってしまいそうである。

彼岸と月とスッポンと

クソみたいに忙しいのに、シルバーウィークってんですかね、この名称自体、あんまり定着してない気もしますが、ふたつの三連休をつなげて長い休暇を取りました。

ハトヤ(ていうかサンハトヤ)に1泊してから、天城でわさび買って実家へというパターン。台風が来てたので、海上の国道223号線・駿河湾フェリーを泣く泣くキャンセルしたのが無念であった。

なんというか、我が家的にはお盆よりも春秋の彼岸のほうがプライオリティ高いんですわ。必ず墓参りに行くので。

コチラは、お寺に咲いていた白い彼岸花。

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実家に着いてからは、孫と戯れる両親をヨソにボーッと過ごしました。あ、竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)っていう鍾乳洞には出かけたんだけど、洞窟の中に落差30メートルの滝があったりして、なかなか面白かったな。そのほかは、定番の龍潭寺くらい。

今回、親父に「スッポン食いたい」っておねだりしてみたんですよ。まだシーズン前ではあったけど、近所の店に電話して確保してくれた。スッポン喰うの、生まれて初めてなんだよね。

1匹さばいてもらって、生血に肝に唐揚げに鍋、もちろん最後は雑炊というフルコース。大人3人+幼児でキレイに平らげました。正直、大人4〜5人でも十分なくらいの量だったが……。

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お通し的な肝の煮込み。

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定番の生き血。日本酒で割ってもらったが生臭さは一切ナシ。

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定番の鍋。汗をかきかき食す。2歳児のくせにスッポンデビューとは生意気すぎる。

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甲羅(?)の骨。魔除けにする人もいるそうで。

酒も飲んだりしたのに、総額16kナリ。地元価格なのかご近所価格なのか、よくわからないが、かなり安いと思われる。店を出たら、中秋の名月がひときわ明るく輝いておりました。

お味も素晴らしいし、冬に帰ったらまた食べたい。フグでもいいけど。

生まれてはじめてMRI検査を受けた

MRIってアレね、竹輪みたいな穴に頭からズコーってイメージだったんだけど、私の場合は円盤型のスキャナーの下に体をよこたえて、じっとしててください、みたいなタイプだった。ちなみにHITACHI製だったな。

コトの発端、つーか原因は膝。

ある夜、布団に入ってからモーレツに痛み出した。満足に寝返りを打つことさえできず、ウトウトとしては痛みで目覚めるの繰り返し。昼間、子供と遊びすぎたせいかもしれない(どんだけヒヨワやねん)。

寝床で苦しみながらもiPhoneで病院を検索し、意外と近所に信頼できそうな整形外科を発見。朝を待ち、カミサンに手伝ってもらいながら着替えて(靴下が自分で履けない)、ヨロヨロと病院へ。

診察室に入ると、なぜかオザキが流れている。大丈夫かココ!?

最初は、痛風を疑われた。確かに尿酸値が高めなのは間違いないので、まずは採血。その後、レントゲン。

問診にて、過去の膝痛について滔々と語る。激しい運動をすると、決まって膝が痛む。趣味の登山に行くと、最終日や下山後、特に激しい痛みに襲われる等々。

レントゲンは異常が見られず、痛風に特有の腫れなどもなかったため、じゃあMRIやってみようか、ということになった次第。

んで冒頭のとおり。膝の部分だけ機材で固定されて、50分くらいかかるんで、寝てていいですよと言われ、ゴンゴンと不気味な機械音がしてたけどウトウトしてたらいつの間にか終わった。

診察室に呼ばれ、一緒にMRIのスキャン画像を見入る。相変わらずオザキがかかっている。ずうっと流してるんだな、きっと。

すると、「あー、これだなー」と原因が発覚。膝の骨と靭帯の間に、小さな梅干し大のデキモノがあるという。グリグリと断面を行ったり来たりするのを見ると、確かに何か異質なものが、骨のところに見える。

デキモノ=腫瘍? 骨肉腫!?とも思ったが、悪性ではないらしい。このデキモノが、靭帯と癒着しているため、メカニカルに痛みが出るそうだ。クルマでいうと、4輪のうちのひとつが、サスペンションがおかしくなってる状態だねー、とのこと。無理して走り続けると、シャーシにもガタがくるんだよねー、とかなんとか。

悪性ではないから、放っておいても支障はない。ただ痛みで悩んでるなら、いっそ手術で除去することもできる。100%の保証はないけど、トライする価値はあると思うよ、ということらしい。

なんかライブ盤っぽい音源でオザキがシャウトする中、そんなことを言われた。

手術はリハビリとセットになるため、一週間ほど入院が必要になるらしい。とりあえず、鎮痛剤(といってもロキソニン)と湿布で様子を見て、手術を希望するなら日程を会社とも相談だよねってことで、その日の診察は終了。

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初めて自分の膝に強い違和感を感じたのは、忘れもしない、2001年に堀内沢マンダノ沢を遡行したときのことだ。

C2の蛇体淵まで辿り着いたものの、どうにも右膝が痛む。これまで感じたことがないような、刺すような痛みだった。

思い当たるフシはあった。出発直前、足を座卓に乗せたままクーラーを付けっぱなしで寝てしまったのだ。朝、こわばった体を起こしたとき、膝に小さな違和感を感じた。

そのまま山に行って、痛みがどんどん強くなり、撤退を余儀なくされた。トシベに全身を攻撃されながら、膝を引きずるようにして泣きながらリニューアル前の夏瀬温泉に下山したのである。

上の写真は、蛇体淵からの下降時、右岸の巻き道を無事に下りて一本取ってるときのカットね。

さて。いずれにせよ、手術はしてもらいたいと思うのだが、問題はそのタイミング。11月の連休を挟むなどして、なるべく仕事にインパクトが出ないようにすべきかなあ〜とか考えちゃうあたり社畜魂全開であるが、年内には済ませたいなあ。

まさかとは思うが、手術中にオザキを聞かされることにはならんだろな……。

或る朝のできごと

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写真はイメージです。

会社へと向かう道すがら。

総武線・中央線に架かる橋を渡っていると、5歳くらいと3歳くらいの男の子の兄弟が柵にしがみつき、母親が傍らに日傘で佇んでいた。

ああ、電車が好きなんだなと、通りすぎようとしたとき。ちょうど中央線の快速が猛スピードでやってきた。

すると子どもたちが、電車に向かって嬌声を上げながら全力で手を振りはじめる。

微笑ましい光景である。

そのとき、思いがけず「ぷあぁぁん」と警笛が鳴った。中央線の運転士が、敬礼をしているのが私にも見えた。

子供たちは、もちろん大喜びである。

大喜びしながら、柵から離れようとしない。きっと次の列車を待つのだろう。暑い中ではあるが、母親は苦笑いというより普通に微笑んで、その口元は「よかったねー」と見えた気がした。

朝からいいモノを見て気分の良くなった私は気合を入れ直し、クソッタレな仕事が山積みのオフィスへと、汗をかきながら歩くのであった。

クレジットカードを不正利用されたお話

もうね、記事タイトルのとおり。比較的早期に気づいたこともあって結果的に被害はゼロだったが、色んな手間を考えると非常に腹立たしいというか、脱力というか。

流れとしては、こんな感じだった。

・カード会社から支払額確定通知がメールで送られてきた。
・何の気なしに、確認する。まあ、こんなもんかという感じ。
・たまたま、次月以降の支払い予定を確認したところ不正使用が発覚。

だって、ソシャゲとかやったこともないのに、明細にMOBAGEとか書いてあるんですよ。最初は野球関連でなんか使ったか?とも思ったけれど、ヨコハマには行ってないし、そもそもベイスは嫌いではないけれども金を落とすようなことしてないし。

よく見たら、MOBAGE以外にもGoogle決済でソシャゲ会社っぽいところでの使用履歴が他にもある。全部で3件。どれもキレイに99.99ドルでの決済。

ちょっとググると、これって不正利用の常套手段らしいですね。チョコチョコと1万円以下の少額決済をして、その後ドーンと限度額いっぱいまで使われるという。

そもそも、どこから情報が漏れたのか。ちょうど2chの流出事件が騒がれた日ではあったが、モリタポなんて買ってないし時系列的にも無関係。

エロサイト?エロサイトか!? いやいや、さすがにそんなのに引っかかるほど情弱じゃないし(←こーいうのが一番あぶない)、昔からオカズ不要なタイプだし(それは関係ないだろ)。

モヤモヤとしつつも、翌朝速攻でカード会社に連絡。

本人照会して、いろいろ話をしたが、とりあえず不正利用分については補償されるので請求からは削除されるとのこと。あんしん。

また、すでに情報が流出しているのが明らかなので、いま使ってるカードは即停止。番号などが変わった新しいカードが再発行され、週末までには届くとのこと。

カードからの自動引き落とし(ケータイとか公共料金とか)については、自動で変更対応してくれる(親切!)。だけど、例えばAmazonとかネットショッピング系のサイトに登録してある情報は、都度都度こちらで変更するしかありません。チクショウ、めんどくせぇなあ!

問題の情報流出源について、担当の方にも訪ねてみた。最近も個人輸入などしているので、そのへんの業者の問題かしらとも思ったが、使用履歴をザーッと洗ってくれたらしく、「おそらく、これですね」とアッサリ判明。

1年前にニューヨークに行ったんだけど、その際、現地で使えるポケットWiFiをレンタルしたのですね。その会社が、個人情報を派手に流出させやがったのです。調べてみたら、そこそこ話題になっていた模様。

グローバルデータの情報流出に、深刻な三つの問題点

 1:セキュリティコード・住所・カード番号など「完全データ」が流出
 2:事件がわかってから発表までに1か月以上かかり、その間ユーザーは無防備
 3:10万9000件もの流出。件数が大きすぎて、対応にも手間取る

「対応に手間取る」どころか、ウチにはなんも連絡きてねーし! 5月に流出が発覚して、もう8月も終わりだというのに、ナシの礫とは……おお、もう!

不幸中の幸いだったのは、カードと氏名こそバッチリ流出したようだけど、この業者には会社の住所でやりとりをしたので、自宅住所や電話番号なんかは無事だったこと。ふぅ。

個人情報の流出については、定期的にどこかで話題になっているけど、いまさらネット通販(決済)抜きの生活には戻れないんだよなあ。

こまめに明細の確認をして、なんかあったら、すぐカード会社に連絡するくらいしか対応取れないのかね。そもそも、不正利用の対応についてもカード会社ごとにまちまちのようなので、たまたま自分が使ってるカード会社がその点では良心的なところでよかったと言うべきか。

せめてリスク分散なり、何らかの抜本的な対策を取らないといかん気がしてきた。

まあ、とりあえずはフィッシングとかエロサイト絡みとかじゃなくてよかったということで(情弱っぽさ全開だなー)。

2013年のなつやすみ

昨年の敗退にも懲りず、今年も大深沢に行ってきました。天気も上々、イワナもいっぱい釣れた。自分以外のメンバーが、良型をバンバン上げてたのがうれしかったな。

それにしても、東北の沢は本当に美しい。広いナメ、水面に映る碧、焚火のあたたかさに満天の星。

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同じものを見て、それを佳いと心底思える仲間たちと、それを見に行く。

同じことをして、それを佳いと心底思える仲間たちと、それをしにいく。

かけがえのない体験というのは、まさにこういうことなのだ。

<今後の課題・反省点>

・食料計画をもっとシビアに考える。
・経験の少ないメンバーのサポート。特に装備面。
・個人的には、もうバイオちゃん不要。テンカラで通す。
・いいから痩せろ。

寺尾紗穂のライブについて長々と書いてみる

昨年末のことだから、何をいまさらそんな昔のことを書いてるんだと怒られそうだが、永福町のソノリウムという室内楽ホールで行われた、寺尾紗穂のソロライブに行ってきた。キャパは100人という小さなハコなのだが、とにかく音響が素晴らしいとのことで楽しみにしていたのだ。

じじつ、いちばん後ろの席だったにも関わらず、本当に繊細な音まできちんと届く。ペダルや打鍵の音、そういったCDなんかではあまり聞こえてこないような音も含めて、ピアノ弾き語りという形態とは思えない迫力を感じた。

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うれしかったのは、イタリアの古典“Caro mio ben”を歌ってくれたこと。寺尾さんはこの曲がきっかけとなり、声楽から独唱へとスタイルを変えたと語っていた。

高校時代の音楽教師がちょっとトリッキーな人で、地方の受験校としては珍しかったと思うんだけど、カンツォーネやボサノバなど、世界中の音楽をよく授業で取り上げ、皆の前でソロで歌わされたりしていたんですよ。帰れソレントへとか、このCaro mio benとか。懐かしかったー。

あと、ジョニ・ミッチェルの“A Case of You”のカバーが最高で、その後、期間限定で公開されていたライブ音源のストリーミングを何度も繰り返し聴いた。とにかく、日本語歌詞がすばらしいデキ。

でも、いろんな権利の問題で、以前書いたチャボ同様、音源化されることはないだろうなあと思っていたら、なんとYouTubeに上がってるじゃないですか!

なるほど、YouTubeでなら権利関係も処理してくれるんだっけ? とにかく原曲を知ってる方には是非聴いていただきたい。ダイアナ・クロールみたいなハスキーなカバーもいいんだけど、寺尾紗穂によるカバーは、じつに味わい深い。

そういえば年末のライブでは、井上陽水の「傘が無い」もカバーしてくれてました。ちょうど参院選の投票日で、演奏された時間帯は開票速報で自民党の圧勝が報じられた頃だったはず。こちらも印象的でした。

じつは、寺尾紗穂のライブは4月にも体験している。「仙川森のテラス」という会場で、このハコはさらに小さく、8畳間くらいだったかな。グランドピアノの周りに座布団が敷いてあって座るという、学生時代の演劇みたいな感じだった。

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なんと子供連れOKとのことだったので、ムスメも連れて行ったのですよ。オーガニックっぽいおにぎりも付いてた。ところが、第1部は静かに聞いてたんだけど、第2部でちょっとむずかりだして、出たり入ったり。他のお客さんには迷惑だったことであろう……。

結局小雨降る中、子供を抱いて庭で佇んでいたのだけど、これがまた、かえってなんともいえない上質な体験であった。壁ひとつ隔てて、寺尾紗穂の唄声とピアノが流れてくる。森のテラスというだけあって、緑濃い、多摩川崖線の樹々を雨がしっとりと濡らしている。

人がいっぱいいる空間では緊張していただけなのか、ムスメも大人しくなり、聴き入っている様子。何曲か続けて、そのまま外で楽しませてもらった。

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この方のピアノを生で体験してわかるのは、意外なほどの力強さだ。例えば最新アルバムにも入っている「老いぼれロバの歌」などは、CDだと軽快なイメージなんだけど、ナマだととにかく左手のキレと重さがすごい。

ピアノは素人なんで、キレっていうと不適切かもだけど、野球でピッチャーの投げる球にも、同じスピードでも重い軽いがあるような感じかしら。

ともかく自分にとっては、今後もタイミングの許す限り、できるだけライブに足を運びたいミュージシャンなわけである(こないだの渋谷クアトロも行きたかったなぁ!!)。

あ、そういえば、森のテラスでは今年はバンド(Thousands Birdies’ Legs)のほうでも活動するとか言ってたはず。そちらも楽しみである。

Goopingで個人輸入してみた

今夏の山行に備え、ちょっとした個人輸入をしてみた。その記録。

買ったのは、ザック。ここ数年は秀山荘の沢登用ザックを使用していたが、どうにも体に合わない。最近のザックはいろいろ高機能になっており、特にBlackdiamondの“エルゴアクティブサスペンション”ってのがよさげであり、万年腰痛持ちにはたまらなく魅力的に思えたのだ。

↑こんなの。

とあるブログでは、この機能について「背負い心地は、初めて振り子特急「しなの」に乗ったときに感じた、乗り物酔いしそうな感覚とそっくりです」などと紹介されており、期待はMAXである。

「マーキュリー」という最新モデルは、前面に大きなファスナーがあったり、2気室だったりと、一般的な登山における流行を取り入れたデザインや機構が目に付く。そのぶん、2.14kgとやや重い。

「インフィニティ」というひとつ前の世代だと、エルゴアクティブ搭載で、なおかつ昔ながらのシンプルなトップローディング式。1.74kgと軽い。その差400gは、非常に大きい。

ところが、この前の世代のモデルは日本のカタログからはすでに消えていた。いろんなネットショップも調査したが、すべて在庫ナシ。

海外のアウトドア系通販ショップだと僅かながら在庫はあるのだが、ことごとく日本へのシッピングはNGとなっている。Amazon.comでも同様。これは、メーカーと日本の代理店間で結ばれたリージョン規制によるものだ。契約上のことなので、どうしようもない。

こりゃ、多少重かろうと最新モデルを買うしかないかと諦めかけていたところ、ふと個人輸入を思い立った次第。

いまどきは、こうした個人輸入をサポートしてくれるサービスがけっこうあるのですね。調査の結果、比較的クレームや事故が少なそうな、Goopingというサイトを利用することにした。

流れとしては、まずGoopingに会員登録(無料)。Amazon.comで品物を購入し(もちろんドットコムのほうのアカウントは必要)、Goopingに指定された住所に配送する。Amazon.comでの決済は、もちろん自分のクレカだ。つまり、品物自体はあくまでも日本のカードで決済し、配送先をいったん米国内とするわけ。

品物がGoopingの倉庫に配達されると連絡が来て、手数料その他を提示される。支払いが完了すると、Goopingの倉庫から日本へと出荷される仕組みだ。

Amazonで注文をしたのが7/13で、Gooping倉庫には7/15に到着。その後、支払い処理をし、7/17にLAから日本に向けて出発。通関を経て、7/24には自宅に届いた。

関税として1200円が追加課税され、その代引き手数料として515円、計1715円が追加でかかった。

以下、明細。

<Amazon.com>
Item(s) Subtotal: JPY 23,100
Shipping & Handling: JPY 1,758
Total for This Shipment: JPY 24,858

<Gooping手数料>
保険料:400円
国際送料:5,131円
転送手数料:1,280円
注文合計:6,811円

<その他>
関税:1,715円

総計:33,379円

AmazonからGooping倉庫、あとGooping倉庫から日本へと、それぞれかかった配送料は、もっと遅くてもよければ安く上げることもできたが、まあこんなもの。アベノミクスが炸裂する前であれば、円高でもっとお得だったかも。

最新モデルの「マーキュリー」は日本で普通に買えば25000円くらいなので、第三者的にはアホっぽい買い物になってしまったが、内外価格差が大きいブランド物なんかは、けっこう個人輸入の需要が高いみたいですね。

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届いた品物も問題ナシ。ストラップとか、ウエストベルトの位置を調整して準備万端。あ、右上に写ってるのはムスメ用のおまるです。

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ウエストベルトが中央を軸に回転する。果たしてこれで、腰への負担が和らぎますかどうか。

これで今年の装備もすべて揃ったし、あとは本番を待つだけ。今年は例年にない大所帯だし、ヒジョーに楽しみだ。おっと、ザックにはマッキー極太で名前を書いておくのを忘れないようにしなきゃ。

さらば吉田屋

府中の吉田屋については、過去何度かこのblogでも書いたことがある。

  • 吉田屋@府中〜大衆食堂ここにあり
  • かき氷
  • doggie days
  • 予想していたことではあったが、府中駅南口の再開発にともない、ついにこの店も閉店してしまうことになった。

    これまでも、店頭にそれらしきチラシが出ていないかどうか、前を通るたびに気にしていたのだが、かき氷を食べようと入ったところ、番台のおばちゃんが悲しそうな顔をして「今年は氷、やってないんですよ…」とおっしゃる。その番台横に、今月の23日に店を畳むと書いてあったのだ。それ以上言葉が出ず、店を後にしたのが先週のこと。

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    最後の週末。親子3人で颯爽と吉田屋に。ちょうど20日で、大国魂神社では「すもも祭」も開催されていたので混むかな〜と思ったが、運良くテーブルが空いていた。

    ビールと、ラーメンにカツ丼を一人で食らう。カミさんは冷やし中華。

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    閉店のことを知ってか知らずか、後から後から客がやって来る。

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    給仕のおばちゃん連も、相変わらず元気に働いている。

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    隣のテーブルには、お婆ちゃんにお母さんに、小学生くらいの娘2人というグループが座った。

    まずジュース(キリンレモンとバヤリース)が運ばれ、嬉しそうに口をつける娘たち。そのうちタンメンがひとつ。さらにチャーシューメンがふたつ。みっつの麺を、取り皿で分けあいながら、楽しそうに食べていた。

    姉と妹が、取り分けられた麺の量が少ないとゴネる。お婆ちゃんがニコニコしながら、自分の丼からそれぞれによそってあげる。なおも私のほうが少ない、などと文句をつける子供をたしなめる母親。

    この時代に、なんと素晴らしきレトロな風景かと落涙を堪えるのが精一杯である。

    再開発後、果たして吉田屋が府中で復活するかどうかは、告知文にあるとおり未定だろうし、部外者にはわからない。

    ただ、キレイな建物の一角、ファミレスやファストフードな飲食店に混じって、吉田屋みたいなコンセプトの店があるというのは、ミスマッチっぽいけど何だか良い風景のような気もするのだ。

    長い間の営業、おつかれさまでした。いつかまた、あの昔ながらのかき氷を食べられる日を夢見て。