若干引き気味の家族に、この作品がいかに優れた映画であるかについて熱弁をふるいながら確信した。
自分はおそらく、最初から新海誠ウォッチャーだったのだ。
Mac1台でアニメ映画を作った男がいるというニュースが、新海誠という人を知るきっかけとなった。当時の仕事と関係したトピックということもありご本人と若干の絡みもあったが、当時は作品の質や内容というよりも、その「個人での制作」が話題の大半を占めていた。
続きを読む 「すずめの戸締まり」を見てきた若干引き気味の家族に、この作品がいかに優れた映画であるかについて熱弁をふるいながら確信した。
自分はおそらく、最初から新海誠ウォッチャーだったのだ。
Mac1台でアニメ映画を作った男がいるというニュースが、新海誠という人を知るきっかけとなった。当時の仕事と関係したトピックということもありご本人と若干の絡みもあったが、当時は作品の質や内容というよりも、その「個人での制作」が話題の大半を占めていた。
続きを読む 「すずめの戸締まり」を見てきた本当はサクッと勝って、スペイン戦はターンオーバーできればシナリオ通りだったんだけど、そうは問屋がおろさない。
スペインも必死のドイツにドローに持ち込まれた。これも想定外。
おかげでガチのスペインと勝負できる。すごい状況だなこれは。
裏もガチンコだ。コスタリカにとっちゃ、ドイツ食えば決勝トーナメント行けるんだしね。ガチガチに守ってカウンター戦略するっしょ。
朝4時か〜。早起きするのか夜更しするのか微妙すぎるが、がんばってTV桟敷で観戦しよう。
そりゃあ勝てばうれしいけど、負けたにしてもそれはそれで。こちとら、国を代表できるほどサッカーは上手くないんだから、最前線で必死こいて戦ってる彼らを見守るだけよ。
疲労が心配かな。鎌田と吉田麻也。掌返しで批判されてる選手たちも、メンタル調整はしっかりやってもらいたい。
Winnerが当たった。スペインvsコスタリカ戦。
おそらくコスタリカさん虐殺されるだろうと踏んで、3口1点買いで仕留めたんですよ。ドイツvs日本は夢見すぎてスカだったのですが、ちょっとうれしい。
続きを読む 現実と皮算用もちろん先制されるパターンは想定していたけれど、どうにか追いついて勝点1をもぎとれれば、くらいの想像力しかなかった。
カウンター右サイドに陣取り、ずうっと白霧島ソーダ割を体に流し込んでいた。
試合後は余韻に浸ろうと、あえてサッカーなど興味がなさそうな人間だらけのスナックにハシゴ。
不思議な夜だった。
勇気あふれる選手起用と采配。
戦術・三苫からのこぼれ球ズドン。
浅野は抜け出し、トラップ、ハンドオフ、天井ブチ抜きとすべてがパーフェクトだった。
Winnerはもちろん外れた。
サッカー日本代表とは、ぼくらの世代にとってはひとつのストーリーだ。だから夢があるし、おもしろい。
国内有数のサッカー県で生まれ育ったこともあり、幼馴染みに某元日本代表のストライカーがいたり、ちょっと前の投稿にも書いたけど、Jリーガーになった友人もいる。そういや5歳上の兄の同級生には、これも元日本代表GKの真田選手がいたな。知り合いの知り合いに、誰かしら代表選手がいるとか、そういう環境。
でも子供の頃のサッカーといえば、結局のところメインコンテンツは高校サッカーだった気がする。当時は静岡県予選のほうが全国大会よりもレベルが高いと言われていた時代だったりもするのだが、もはや隔世の念だ。
検索してみたが、釜本がヌードポスターになったのが1984年だそうだ。で、木村和司の伝説FKが1985年。その頃の私は高校生。日本サッカーリーグだの、日本代表の試合など、テレビで見ることはほとんどなかった。ていうか、そもそもやってなかったし。たまに父親に連れられて都田のホンダのグラウンドに試合を見に行ったりはしてたかな、という程度。
でも1982年のスペインワールドカップのことはよく覚えている。録画放送だったのか生放送だったのか記憶はまったくないのだが、準決勝の西ドイツvsフランスの試合が激アツだった。
同点のまま延長戦に入ってフランスが2点リードを奪うも、そこから西ドイツが驚異的な粘りで追いつき、最後はPK戦となり勝つのだ。ルンメニゲとかいたな。これがゲルマン魂なのか、と。
あとブラジル代表にソクラテスがいて、「ソ・ソ・ソックラテスか〜プラトンか〜」のCM(伊丹十三野坂昭如)もあったから、そんな名前の人が本当にいるのだなと記憶に残っている(いや、伝説的な選手なんだけどな)。
同じサッカーなはずなのに、ルンメニゲやソクラテスには鮮烈な印象を受けたいっぽうで、釜本の裸や木村のFKは「ふ〜ん」程度の感想しかなかった。結局、日本で行われていたサッカーと、ワールドカップというものは別次元のものだったのだ。
それからカズが帰ってきて、読売と日産という構図が徐々にできあがり、Jリーグができてドーハがあって(映像がスタジオに切り替わった瞬間の柱谷兄の涙が印象的だった)、フランス大会があってゴン中山がシュートを決めて、2002の日韓。
いろんな人の努力と汗、それに涙があって日本サッカーは大いに盛り上がった。最近では人気が低迷してるとか、一般人はもう興味を持ってないとか、そういう話もあるけれど、自分自身としてはむしろ最近になって生活の中でサッカーが占める割合が徐々に上がってきている。Jリーグにせよ協会にせよ、こんなオッサンじゃなくて若い人の興味を引きたいんだろうけどさ。
仮に人気低迷が事実だとしても、それも含めて壮大なストーリー、コンテキストがサッカー日本代表にはある。
今夜行われるドイツとの予選リーグ初戦がどのような結果になっても、たとえイランのようにボコボコの夢スコアにされたとしても、それはそれで楽しかろうと。なぜなら物語は終わらず、続いていくからだ。
そりゃ10回やったら8回は負ける相手かもしれないけど、残りの2回が来ちゃうかもしれないじゃん?
日本代表の流れをずっと見てきているけど、わりと真剣に歴代最強じゃないかと思ってる。だから本音ではすごく期待してる。ドイツにだって、付け入る隙はふつうにあるよ。サウジがアルゼンチンを食っちゃったばかりだから、ぜひ続いてほしいね。
あとさ、代表戦見るくらいにはサッカー好きな人に言いたいんだけど、もっとJリーグ見ようよ!おもしろいぜ!
デュエル王・遠藤だって、元はといえば湘南のゴツめなあんちゃんだったわけだし、世界のトミヤスもプロになったのはアビスパからよ?( シントトロイデン経由で羽ばたいた人の多さたるや)
鎌田は鳥栖だしイナズマ純也も甲府だったりとか、ほとんどの代表選手はルーツがJリーグなわけだから、もっと感心持ってくれるとうれしいなあ。
個人的にはもちろん地元の星・伊藤くんを応援している。去年の夏にJ2にいたのがワールドカップだなんて、夢があるよ。
あと代表関係ないけど、パパ水沼の息子がFマリノスで優勝してベストイレブンとかさ。すごくね? いやー、FC東京にいた頃はパッとしなかったのにマリノスで花開いたなあとか、おっちゃん、しみじみしちゃうんだよな。
あ、今夜は近所の国際通りスタジアムで観戦するんだ。飲むぞー!
後から写真を見てたら、今回の旅でメシを写したものが極端に少ない。これはアレです、来たらすぐ食べちゃう的な感じで撮るヒマがなかったと、そういうことです。
続きを読む 晩秋札幌往訪の記〜食事編北海道に行ったら、やはり乗馬であろう。というか、うちの奥様は馬大好きっ子なので毎回どこかしらで乗ることになる。
前回十勝のほうに行ったときもそうだったが、今回もできるだけワイルドで、初心者でも長時間ライドできるところを探した。
月曜と火曜は休みだというので、帰りのフライト当日の午前中とかなり慌ただしくなったが、朝イチの枠を予約。渋滞が激しい朝の札幌市内をどうにか抜けたら、アクセル踏み込んでぶっ飛ばす。
120分で1人1万3000円と聞くと「高っ」と思うかもしれない。それでもズブの素人を2時間乗せても大丈夫な環境の維持。さらには小学生もOKという、内地では考えられないような内容であり、さすがは北海道と感嘆せざるを得ない。ヘルメットや各種ウエアなど装備一式フルレンタルも含まれるとなれば、尚更である。
馬場内で簡単なレクチャーを済ませたら、すぐに出発。講師の馬のお尻を勝手に追いかけていく。馬にとっては慣れたものなのだろう。
道路を越え、すぐに草原に入ると放し飼いされている馬が疾走したりしている。むちゃくちゃ良いではないか。
おっかなびっくりだったムスメも、気持ちよさそうに鞍上で揺れている。前の馬に遅れそうになったら両足でお腹を挟むように蹴るのだが、速めのトロットになったりして焦る。股間が打ち付けられて痛い……。
森を抜け、海に出る。石狩湾、流木がすごいな。これ拾って盛大に燃やしたい。天気がよくて風も吹いていない。絶好のホーストレッキング日和である。
やがて波打ち際となる。砂浜は、濡れた部分のほうが足が沈まず馬も歩きやすいようだが、波がかぶるのは何となく嫌なんだな、という感じ。
ひとしきり波打ち際を歩いたところで1時間。折り返して往路を戻る。
あっという間に時間が過ぎて、牧場に帰還。厩舎へと連れて帰り、にんじんをあげたりして労をねぎらう。
さて帰ろう。一路千歳を目指し、搭乗前に安定の佐藤水産で買い物をするのだ。
モエレ沼ふたたび、である。
以前ここに来たのは結婚してすぐの真冬だった。一面銀世界で、ちょっと吹雪いてたかな。凍えながらそりを借りて滑ったり。雪洞を掘ったようなところに出店があって、そこでタラのクラムチャウダーを鼻水垂らしながらすすった思い出がある。
母がロイズの工場に行きたいと言ったので連れて行った帰り道。どうせすぐそこだからと、当初立ち寄るつもりはなかったのだが、まあでも来てみるとそれなりに楽しい場所だよね。
イサム・ノグチ感に浸りつつ、最後ヤケになってムスメとモエレ山ダッシュ。山頂に三角点。
高低差100メートルくらいあるんかな?と思ったが、あとで調べたらたったの52メートルでやんの。
昼飯前の、よい運動にはなった。
レンタカーを借りたので、どっかそのへんドライブでもすっかという話になった。
さりとて、あんまり遠くには行けないし近場やろと、地図で適当にアタリを付けて野幌森林公園で散歩でもしようかということに。
サクッと到着して駐車場にクルマを停めると、なにやら周囲がモノモノしい。遠くからシュプレヒコールのようなものが聞こえてくるし、テレビの取材クルーみたいな集団もいる。
その日、11月7日はここ野幌森林公園にある北海道百年記念塔の解体が始まる日だったらしい。あとで調べてわかったことだが、この塔を維持するか解体するかでけっこうモメており、解体反対派はクラウドファンディングなどもしたようだが、結局北海道としては老朽化を理由に解体することに決定。
今後50年維持するのにかかる費用が29億円、いっぽうで解体するのに4億円。
反対派は、維持のための費用のエビデンスが乏しい点を指摘している。仮に適正だとしても年間6000万円なわけで、市内の観光資源同様、何らかのマネタイズを工夫すればどうにかなるだろう、50年にわたり愛されてきたシンボルを簡単に壊されてはたまらん、ということらしい。
道としては解体後に新しい施設の建設を予定しているみたい。この手のスクラップ&ビルドは地方に限らずよくある話ではあるが……。
反対派のデモがかまびすしい中、ともあれ森を抜け、奥へと分け入った。
北大キャンパスは紅葉真っ盛りだったが、ここ野幌森林公園はピークを過ぎ、落葉が進んでいる。それでも晩秋の森は気持ちがいい。透明感ある空気の漂う原生林(+植樹林)をテクテク歩く。
適度な起伏や地形の変化がおもしろい。ここはクロスカントリースキーとかやる人にとっちゃ冬は楽しかろうなあ。
時折、チチチと鳥の声。シマエナガちゃんじゃね?などと笑いつつ歩く。カカカカカカと、アカゲラが木を小突くような音も聞こえてくる。
いいなあココ。
北海道という名前が付いたのは1869年。百年後の記念事業として塔を建てることになったのが1968年(私が生まれた年だ)。塔が完成したのが1970年。それから50年以上が経った。
部外者の観光客目線で言えば、なにかの記念碑的なもの、それも巨大な建造物をもって寿ぐという発想は高度成長期っぽいマインドであって、これだけ素晴らしい森を擁する場所なのだから、今後200年後、300年後のことを考えてローインパクトかつサステナブルな方向に舵を切るのであれば、そのほうが説得力があるとも感じる。
反対派には申し訳ないけれど。
まったく何の目的もなく札幌でフラーッとするというのは意外と悩むのだが、北大行けば一日つぶれるだろと、地下鉄で北18条駅まで移動。北方面から南下していくことにした。
農学校時代からあるという牧場施設を見学したり、恵迪寮という学生寮の蔦紅葉に感嘆したり。「けいてき」と読むんだね。大学の寮生活、憧れるなー。
ポプラ並木では人懐っこい野良猫と戯れる。そして銀杏並木が本当に美しい。
分かっていたことだが、自分が通っていた大学と比べるとあまりにも広い。広すぎる。こりゃ自転車必須だな。じっさい、学生も観光客も自転車に乗ってる人が多いね。
マルシェでチーズハンバーグを食べたり、博物館でマンモスと戯れたり。いやー、予想通り見どころが多いなあ。
思わずムスメに「北大受験しよう!オレもいっしょに受ける!」と。
いやまったく、いい大学ですねえ。
子供の秋休みを利用して有給を取り、札幌に行ってきました。実家の母親と札幌在住の伯母を会わせてあげようという恒例の企画。ともに、80代中盤と90代前半なので。
エアはマイル消化。母親と娘は伯母宅で雑魚寝、我々夫婦はAirB&Bを利用した。5泊6日で4万円ほどであった。政府のなんとか割とかは、特に利用せず。
今年は鮭の遡上が激しいらしいので、千歳に着いてまずは千歳川のインディアン水車を目指す。ここには千歳水族館があるんだが、水車で根こそぎ鮭を絡め取って、人工孵化などをさせているとのこと。
ひょっとしたら、流通経路にも乗ってるんじゃないかと思うんだが、そのへんはどうなんだろう?
水族館に入れば水中から川の様子を観察できたりするらしいが、橋の上からで十分。
PLフィルターがないのでわかりにくいが、左下あたりに魚影っぽいものが確認できまいか? 実際、びっくりするくらいの数の鮭が泳いでいたのだが、近くにいたオッチャン(おそらく近所在住)いわく10月中旬くらいがピークだったらしい。なお水中にあるピンクっぽいところは我慢しきれず産卵してしまったもの。
生まれて初めて鮭の遡上を見た。
ちょっとコーフンした。
11月12日。前夜しこたま飲みすぎたせいもあって体がダル重ななか、実家から徒歩30分くらいかけて天竜川駅ちかくの「かどや」へ。
1人だったのでフルオーダーにはせず、餃子とお好み焼きのみ。あともちろんビール。フルオーダーとは自分で勝手に言ってるだけだが、これに焼きそばが加わることを指す。ま、どーでもいいですよね。なお餃子は中(12個)。
なんだかんだ言って、この店の味がいちばん好きだ。とりわけ餃子が最高。お好み焼き屋なのに餃子が美味いというところが、ある意味浜松らしいのかもしれない。
でこの日は、サッカー高校選手権の静岡県大会決勝が行われるわけで、店内でTV観戦もしちゃうぞと、まあそういうわけです。
続きを読む 祝・浜松開誠館静岡県大会優勝先の焚き火の投稿に絡んで、となるがマグカップの件。
かなり初期のsnow peakのチタンダブルウォール450mlを、かれこれ(たぶん)20年とかそのくらい愛用しており、折々の山行で活躍してくれている。
保温力も高いし、熱いものを入れても大丈夫。450サイズなので、なんなら袋ラーメンくらいイケちゃう頼もしさもある。
「わたしもほしい」と妻が言うので「よっしゃ買うたろ」と調べたら、驚愕の事実。
同じsnow peakの、ステンレスのダブルウォールは真空なのだが、チタンのダブルウォールはただの空気なんですってね!
いやあ、ずっと真空だとばかり……。他メーカーのものも、チタンで真空ってあまり見当たらないから、素材的な問題なのでしょうな。
重さも値段もさして変わらないので、新しくステンの真空を購入。
底面には黒い丸シールが貼られていて、思わずはがしたくなるのだが、真空維持のためのものなんだろうな。
なぜもっと早く気づかなかったのだろう、という悔恨がありつつも、このところ頻繁に訪れているのが、多摩川ぞいにある、郷土の森公園バーベキュー場である。
休日の昼間なんかに行くとファミリーやヤカラ集団が真夏のプール並にギッシリと肉を焼いている。本当に、びっくりするくらい人でぎゅうぎゅう。煙もうもう。
世間ではアウトドアブームもあってBBQ場はどこも似たりよったりなのかもしれないね。
郷土の森公園バーベキュー場は、9:00〜21:00まで利用できるんだけど、直火でなければ焚き火OKなのね。日が暮れてくるとデイキャンパー(デイBBQ集団?)たちが帰るので、混雑具合もそれなりに緩和される。
つまり、夕方からなら時間制限はあるものの手軽に焚き火を楽しめる。そこに気づいたのが最近というわけ。
17時すぎに自宅を出て、自転車で15分。集団が多い広場を避けて、樹林帯のあたりに陣を張るパターンが多いかな。
持っていく装備はこんなところ。ザックに詰め込んで、エッホエッホとペダルを回す。
ちなみに薪は、東府中にある川島商店で買っている。
針葉樹系も広葉樹系もあって、店の内外にドーンと積まれている。自由に選べるのがありがたい。だいたいひと束で2〜3時間くらい燃やせるのでちょうどいいし、オッチャンにたのめば適当な焚付も付けてくれる。
近所にこんな素晴らしい店があったとは。
秋から冬は、焚き火のベストシーズンだ。川向うに工場があったりしてすごく明るかったりするのはご愛嬌。子供がとにかく喜んでおり、マシュマロ焼いてスモアにして、焚き火でロイヤルミルクティーを淹れたりしていると、ちょうどいい頃合いで撤収時間となる。
おでんを煮たりもしたけれど、メシなんかは弁当とかコンビニおにぎりとかでいいかなーとも思う。もっと寒くなったら、ホットワインくらいなら試してみたいかな。
現実はいつだって残酷だ。
33節が終わり、残留争いはある程度方向性が見えた。磐田の降格が決定。福岡は自動降格圏は脱した。
福岡37 ◯◯◯◯◯◯◯◯浦浦浦(A)
ガ大36 ◯◯◯◯◯◯◯鹿鹿鹿(A)
京都35 ◯◯◯◯◯◯磐磐磐(A)
清水33 ◯◯◯◯札札札(A)
磐田29 京京京
京都、清水は最終節勝たないと自動降格の危険が残る。
京都は降格が決まった磐田と。J2時代から、なぜか京都は磐田との相性が悪い。相手のモチベーションがわからないぶん、どう転ぶかわからない。
清水は札幌と。札幌は謎チームで、調子がいいときと悪いときの差がものすごく大きい印象。ホーム最終戦ではあるが、この試合が最もアツいのかもしれない。得点王と代表GKがいて降格とか、洒落にならんよな。
最終節のタイミングで札幌に遊びに行くんだけど、夜のすすきのがどうなってるか、ちょっと楽しみ。
ガンバは引き分けだと入れ替え戦かも?なので、やはり勝つためのサッカーが必要になるよね。ただ、アウェイの鹿島戦で勝ったことあるんだっけ?な相性の悪さ。
最後に、磐田サポ視点での「たられば」話を。
ガンバ戦で勝ってれば、他会場の結果がそのままだとこうなっていた。
福岡37 ◯◯◯◯◯浦浦浦
京都35 ◯◯◯磐磐磐
清水33 ◯札札札
ガ大33 ◯鹿鹿鹿
磐田32 京京京
福岡が勝って京都が分けたので、最後勝って入れ替え戦狙えるかも?ってな感じですね。さすがに薄いかな。
今シーズンのジュビロは戦術家・伊藤彰監督の就任でちょっと楽しみだったんだけど、選手だけでなくコーチ陣も、伊藤監督の戦術を理解しきれてなかったとの報道もあった。
たぶんゴン中山じゃねーかなw むかし、N-BOXも「わけわかんないけど、やってみるか」みたいなこと言ってたしw
まともな補強もなく外国人も外ればかり(グラッサ以外)、伊藤監督解任時は同情的な意見も多かったが、それでも与えられた現場・戦力でどう乗り越えるかも考えなければいけないわけで、そこは伊藤さん的にももうちょっと試行錯誤の必要はあったんじゃなかろうか。
説明したことを相手が理解してなかったらどうするのか、ってことですよ。「ベンチがアホやから野球サッカーがでけへん」みたいなこと言ってもしゃーないわけだし。
そういう意味では、仙台では我慢していろいろ試せるといいですね。磐田はフロントがウンコだったのは事実ですんで。
おっと、仙台といえば来期はJ2で磐田-仙台があるわけか。ちょっと胸アツじゃないですか。
さらに清水も落ちて、J3からいわきに加えて藤枝or松本山雅昇格とか、いつにも増してJ2がニギニギしくなるよね。
味スタ、町田は自転車で行くし、大宮千葉も遠征範囲内。はやく日程出ないかな。
J1は残り2節で、優勝争いも残留争いも混沌としている。
特に残留争いは、見たことがないくらい熾烈だ。例年だと飛び抜けて弱いチームがあったりして、9月くらいでほぼ1枠決定、みたいなことが起きがちなのだが、今年は最後の最後までわからない。
レベルの差が縮まっているとも言われるが、夏の移籍の出入りの影響もあるのかもしれない。
京都34 ◯◯◯◯◯セセセ磐磐磐
福岡34 ◯◯◯◯◯柏柏柏浦浦浦
清水33 ◯◯◯◯鹿鹿鹿札札札
ガ大33 ◯◯◯◯磐磐磐鹿鹿鹿
磐田29 ガガガ京京京
いまコレ。どのチームも基本苦しい戦いが続く。
ジュビロ以外のチームは33節がホーム、34節がアウエイ。ジュビロは逆に、33節がアウエイで34節がホーム。このあたりがアヤとなる気もするよね。
例えば、浦和、札幌、鹿島なんかはすでに今期の目標を失った状態ではあるものの、最終戦となれば意味合いも変わる。
セレッソは、まだ3位を狙える位置にいる。柏は(ほんとうに残念なニュースだった)工藤の件で特別な気持ちで試合に入ってくるだろう。
33節を展望してみる。
・京都-セレッソ
ここにきて京都が元気がない印象。ウタちゃんが不調だからかな、得点の匂いが薄いんだよね。対して、セレッソは3位ACLの可能性に向けて最後のムチを入れるところ。
・福岡-柏
ここのところ勝ちを拾えていないのが柏だが、通常の試合以上に気合を入れてくるのは間違いない。対する福岡は外国人のフィット度も含めて上向きな気配漂う。バチバチな展開になりそう。
・清水-鹿島
ダービーでまさかの引き分けとなった清水は、サポの声出し事件なんかもあってチーム含めた周辺が騒がしい。対する鹿島も、なーんか状態悪い。しかも樋口と広瀬が累積で出られないとか、まさに最悪。
・ガンバ-磐田
相手が倒れるまで殴り続ける試合。引き分けは共倒れ。優勝決定戦ならぬ最下位決定戦に限りなく近い。選手のパワーはガンバが圧倒的だが、ここにきて秘密兵器・古川が本格的に覚醒するかどうか。
単なるファン目線で言えば、33節終了時点でこうなると面白いなーってのが下。
湘南35 ◯◯◯柏柏柏
京都34 ◯◯磐磐磐
福岡34 ◯◯浦浦浦
清水33 ◯札札札
ガ大33 ◯鹿鹿鹿
磐田32 京京京
ジュビロ以外全部負けるとこうなる。ついでに湘南も鳥栖に負けたら、と仮定して追加。
34節は画面が5つ必要になるね。
ジュビロサポ目線で、ガンバ-磐田戦の見通しを書いてみる。
そもそもガンバはこの位置にいるチームじゃない。宇佐美が怪我してたってのはあるかもだけど、選手層は厚いし、マジでどうしちゃったの?
とはいえ宇佐美復帰でチームは生き返った。横浜相手にガンバと磐田がともに買ったけど、ガンバの勝ち方は良かった。磐田は完全に弱者のサッカーでワンチャンをモノにしたもの。
普通に考えたら、ガンバが3-0くらいで勝つでしょうよ。吹田も満員らしいし。
磐田は累積の関係で遠藤がフルタイムで出そう。この遠藤の使い方が難しいんだよね。ここ最近はスタメンから外れていて、途中から出たら出たで、走れないしスプリントもアレだし。
3-4-2-1ベースの5-4-1で守備から入る展開、つまりいつも通りの引いて耐える前半0-0で後半勝負の入り方で本当にいいのか。遠藤スタメンで中盤の守備強度を保てるのか。
渋谷監督的におかれましては、バクチは打たないだろうけれど、バクチ打たないと終わっちゃうよとも思う。
古川は、遅くとも後半開始から投入してほしいなあ。相手も対策してくるだろうけど、古川が左から突破試みてファールもらって、遠藤がFK決めるみたいな夢展開が見たい。左側からなら、遠藤の右足は脅威でしょうよ。
サッカーおもしれえなあ。
10月9日日曜日。
我ながらアホだなと思うのは、アラームをセットしたのが9時30分だったということ。確かに「昨夜はお楽しみでしたね」が過ぎたとはいえ、遅すぎるわ。
天罰なのか何なのか、結局あまりの寒さに7:30に目覚めて結果オーライ。さすがに出発が昼になっちゃうと予定通り下山できないからね。気温は氷点下までは行ってない。5℃くらいかな。
続きを読む 葛根田講 2022秋 day310月8日土曜日。
6時30分起床。寒さで目が覚める。雨はいつの間にか止んでいた模様。空はくもりだが、ところどころ青空が見える。もちろん渓相も変化なしだ。
薪を使い果たしてしまったので、朝一番のおしごとは薪集めだ。かったるいが仕方がない。熾は完全に消えていたので、またイチから火を熾す。
続きを読む 葛根田講 2022秋 day210月7日金曜日。
朝一番の新幹線に乗るには、自宅を5時30分に出る必要がある。あえて早めに出発し、朝までやってる行きつけの飲み屋でハイボール2杯。
軽やかな気分で武蔵野線から埼京線に乗り継ぎ、無事、懐かしの盛岡に降り立った。8時44分着。やはり東京に比べると寒い。外国人観光客の姿もチラホラ。よいことである。
続きを読む 葛根田講 2022秋 day1生涯で、何度この地域に来たかわからない。
「葛根田」に絞ったとしても、おそらくではあるが今回が5回めか6回めだ。他のエリアにはまったく興味がわかないわけでもないが、もはやこれはホームグラウンド……というよりも、むしろ信仰や宗教に近い。
そんなわけで「講」という文言をタイトルに入れてみた次第。
ほんとうは、9月の3連休2連発のあたりで行きたかった。岩魚を釣れるのが9月いっぱいだからだ。だが、台風やら何やらで天候は最悪なことが事前にわかっていたため、準備は整えてありながらも断念することにした。
ひとりで行くことが前提だった。
思い立ったら、天候を筆頭とした条件が整ったら、行く。簡単なことのように思えるが、これは単独でないとなかなか実行できない。
もちろん、パーティーならではの楽しさはある。それはよくわかっている。
10代最後のあたりから20代前半まで、山に行くときは常にひとりだった。その後、行動が沢主体になりコンビからトリオ、さらにはもっと大人数まで、そりゃあ同じ体験を共有する楽しさというものはある。絶対的にある。
その対極として単独行があるわけだが、今回の自分は、ひとりでどこまでちゃんとできるのかを確かめに行く、という要素が強かった。
日程の組みやすさは、ある意味副産物ともいえる。
今年の8月くらいから計画を始めて、いくつか悩んだ装備がある。
まずは登攀系。いわゆるザイルやハーネスである。
そもそも確保ありきの登り方をするつもりはないが、沢に行くとなれば非常時の懸垂下降は念頭に置くべきかと思う。
しっかりとした登山道が整備されているエリアに行くわけではないので、使わないことが前提ではあるものの「おまじない」として8mm×30mとハーネス一式は持っていくべきであろうというのが結論だった。
長さについては、今回の目的地である葛根田川であれば20mでもよいかなとは思ったが、うーん、ダブルで10mと15mの違いは意外と大きいのですよね。
むしろ、8mmを6mmにしたほうが現実的だったかもしれないが、このあたりは今後ゆっくり考えたい。
続いてはタープ、あるいはテント。
仲間と共有しているタープを借りようかと想定していたが、3〜5人くらい余裕で使えるサイズなため、ソロだとさすがに持て余す。タープに関してだけは、大は小を兼ねないのだ。
結論を言えば、新たにツェルトを購入した。モンベルのもので、密閉空間も作れるが、広げればタープとしても使える。ソロ用のテントを買うかとも思ったのだが、それだと焚き火との親和性が低い。雨や寒さへの耐性は著しく低いが、結果的には良い判断であった。
シュラフは、夏に使っているインナーではなく羽毛量の多い、モンベルのダウンハガー#2を持っていくことにした。沼田の猟師小屋に厳冬期に泊まるために購入したものだったが、こんなときに役立つとは。
なんやかやでパッキングしたところ、体重計でのザックリ計量で16〜17kgくらいであった。
秋晴れってことで、高尾山に。
1号路から4号路に入り、アホみたいに混雑している山頂をスルッと抜けて5号路の周回から6号路で下山してきた。
山頂直下の、比較的人混みのないエリアで湯を沸かし、どん兵衛を堪能。沢沿いの6号路に入ってからは涼しく、子連れでものべ4時間程度で周遊できた。
今回、初めてApplewatchのヤマレコアプリを使ってみたが、いやー便利だわ。Applewatch自体はずうっと手を出さないようにしていたんだけど、脈拍の計測やトントンしてくれるアラームやタイマーなど、購入して2週間くらい経つけど、もはや手放せないなあ。
勤め先の社屋のある飯田橋には、青森物産館「あおもり北彩館」とその姉妹店である「ひば工房」がある。
よく青森関連の、例えばにんにくだとか黒石やきそば、日本酒の八仙やじょっぱりなんかを買ったりもするんだが、あるとき思い立って「ひばオイル」が欲しくなり、ひば工房に立ち寄った。
家にこもって仕事をすることが日常となった昨今。ムスメからも臭いと言われたこともありなんというかリフレッシュというか、いろいろアロマ関係を調べていたところ、ひばオイルあればええやん、と思い立った次第。防虫効果も高いので、玄関先なんかに撒いたりする用途もあるようだ。
ところで、ひば工房の店員さんは無茶苦茶気さくで、すごく話しかけてくるので注意ね。なんというか、ノリが関西のおばちゃんに近いw むかしココでまな板を買ったときに熱心に接客していただいたのを思い出す。
その日も店に入ると即座にロックオンされ、にこやかに話しかけられる。ひばオイルが欲しいと伝えると、ここではなく北彩館のほうにあるとのこと。
せっかくなんで店内を見せてもらうと、ひばの端切れとか、枡とかがいっぱいある。
もともとAmazonあたりでアロマディッシュ(木製のオイルを垂らすための皿)でも買おうかなと思案していたのだが、ひばそのものにオイル垂らすといいんじゃね?と思い立ち、おばちゃんに相談。それならと教えてくれたのがひばの枝を切り出したもの。
おお、たしかに!
とりあえず小ぶりのを3本購入。ひとつ100円とかそんなもの。ひばオイルも、すぐそばの北彩館にて無事入手。こちらは100mlで3850円ナリ。ジャバジャバ使うものではないので、けっこう長く楽しめそうだ。
さっそく家に帰りオイルを断面に垂らすと……おおお、木の香りがプワ〜ンと来て落ち着く! こいつは佳き!
待てよ……このひばの枝をひば製の枡にギュウギュウに押し込んでアロマディッシュ的に使うと良くね? 娘のおさがりのアンパンマンの小皿をいつまでも使うんじゃ、さすがに風情が無さすぎるってもんよ。
ってことで、また買い足しに行かねば〜!
あ、ひば工房のおばちゃんによると、10月半ばにはひばの苗木が入荷するらしい。手間もかからないし成長も遅いから部屋に置くのにピッタリよ〜とのことなので、そのあたりにを狙って再訪すっかな。
ここ数年、地元クラブのジュビロ磐田を中心にJリーグを見ている。今期はJ1昇格を果たし、出だしこそまずまずだったが気がつけば最下位に定着。残り5試合となったところで、J1残留に向けていよいよ正念場……というか、ほどほどに絶望感が出るくらいには不利な状況となっている。
思えばシーズン前、昨年のチーム得点王のルキアンが福岡に移籍したところでイヤーな空気があったし、そこには近年エレベータークラブと揶揄され続けた福岡の、J1残留に対する執念がビンビンに感じられた。
要は、単なる補強に留まらず(残留争いの)ライバルチームのエースを抜くことによる弱体化により相対的な戦力格差を生み出すという、まさに福岡にとっては一石二鳥となる戦略である。現時点で福岡は残留争いでも上位におり、悔しいことではあるがその妙手がピタッとハマった展開となっている。
今年は関東の行ける範囲でアウェイのジュビロ戦を中心に観戦を重ねてきた。
浦和 4-1 磐田
川崎 1-1 磐田
東京 2-0 磐田
とはいえ3試合か。1分け2敗の観戦成績。
浦和戦は試合以上に雨に祟られたんだよなー。しかも傘忘れてズブ濡れで美園まで歩いた。埼玉スタジアムは初だったけれど、やっぱり大規模な専用スタジアムっていいよなー。あと浦和サポは声出してなくても「圧」がすごかった。隣のオッサンのボヤキ解説に辟易とした。
等々力までは自転車で行った。行きは汗だく、帰りは真っ暗で怖かった。大久保の引退イベントが楽しかった。
味スタはまあ、勝手知ったるご近所。
コロナ規制もあっていずれも声出しはNGだったが、サッカーは現場で見るのが面白い。JFLとかも見に行っちゃいそうだ(味スタの横でやってるんだよね)。
さて。
いまの磐田を見ていると、組織づくりとはかくも難しいものかと思い知らされる。
いったん負の連鎖に陥ったときの立て直し、つまるところのリスク管理が現場任せだとこうなるよなーという典型である。結局、ろくな補強をすることもできないままシーズン終盤を迎えているわけで、ホームの観客動員が寂しいのは、単に強くないだけでなく、サポーターだってそのへんを理解しているからだ。
かつては黄金期を築いたってのも含めて、懐かしの南海ホークスと同じかぐわしさで、個人的には馴染み深いのだが、若いサポならたまったもんじゃないよね。
藤田がSDとして復帰してきたけれど、今期の結果がどうであれ、若手中心のチーム構成に切り替えてほしいなあ。古川、藤原、あと後藤とか素材はいっぱいいるわけで、彼らが海外に見つかっちゃう前に土台を構築していただければと思う。
2022年の中秋の名月。9月10日の夜にベランダに出て、適当にiPhone 13 miniで写真を撮った。
う〜ん、これはもう、GRを買うしかないんじゃなかろうか……というのが率直な感想。自動運転なんかもそうかもしれないけれど、ここまでされちゃうことに心地よさを感じるかどうかってことなんだよな。最早価値観、いや、文化の違いなのかもしれない。
自分で考えて制御した結果のものではないっつーところに、面白みや達成感を感じることができない。
もはやこういうのも、旧世代のオッサンなればこその物言いなんだろうな。
台風の影響があるからなのか、シルバーウィークの天気は軒並み雨模様である。
23日からワンチャン東北の沢で独り焚き火を見つめながら人生の来し方行く末について思いを馳せたいと思っているのだが、このままでは準備は進めるにせよ雨天中止の憂き目に遭いそうだ。
とはいえ、女心と秋の空。長期予報などまったく当てにはならないわけで、まだまだチャンスはあるんじゃないかと思っている。
ツェルトと食料さえどうにかなれば、あとは野となれ山となれ。
直前まで粘るとするかね。
鑑識レコード倶楽部という「実験」に参加してきた。今年の夏の、暑い盛りの頃のこと。場所は、下北沢のB&B。
写真は左から、ムーンライダーズの鈴木博文さん、翻訳者の柴田元幸さん、カーネーションの直枝政広さん。
なんと、博文さんと柴田さんは高校の同級生だったんだね!しかも日比谷高校、超名門!
てっきり、直枝さんつながりでの参加かと思っていたのだが、この3人はズブズブの(?)関係だったんである。
柴田元幸×鈴木博文×直枝政広
「黙ってレコードを聴く会をじっさいにやってみます」
『鑑識レコード倶楽部』(アルテスパブリッシング)刊行記念
2022/07/18 Mon 18:00-本書の刊行を記念して、この「鑑識レコード倶楽部」をじっさいにやってみることにしました。翻訳者の柴田元幸さんをホスト役に、推薦コメントを寄せてくださった直枝政広さんとmoonridersの鈴木博文さんのお二人をゲストに、そしてお客さまにも参加していただき、持ち寄ったレコードを順番にかけていって、でもアーティスト名と曲名以外はだれも何も喋らないという、なんとも奇妙なトークイヴェントです。
当日自身のレコードをかけたいという方は、お好きなシングル盤(ジャンルはロックやポップスにかぎりません。3分前後でしたらOKです)を1枚ご持参ください(先着10名様限定のチケットをご購入下さい)。ライバルとして登場する「告白レコード倶楽部」「認識レコード倶楽部」にもトライしてみるつもりです。ほかの方は回転する盤面を眺めながら、音楽(と倶楽部によってはお喋り)をじっくりご堪能下さい。
https://bookandbeer.com/event/bb220718a_frs
幸運にもこの「先着10名」枠をゲットしたのである。
チケット申込みから当日まで、どんなレコードを持っていくべきか悩んだ時間がとにかく幸福で幸福で楽しくて。
メンツがメンツだし、いわゆる「そっち系」の選曲はあざといかな。いっそ、思いっきりドメスティックにアイドル歌謡みたいなのを持ってったほうが実験的で面白いかな。いやいやここは単純にセンスいい感じでまとめるのが吉であろう。3分きっかりの曲はないか?あった!ハニードリッパーズのシー・オブ・ラブだ!…etc etc
結局何を持っていったかについてはここでは記さない。そんなことより、「鑑識的に」音楽を聴くということについてちょっとだけ考えてみたい。
鑑識的なアプローチは、対象物を読み解こう、理解しようとする際には自然と発露するものだと思っている。たとえば鑑賞であれば絵画や、博物館の展示などがこれに当たる。映画なんかも、モノによってはレベルが異なるかもしれないが、近いと思う。
いっぽうで音楽、しかもポピュラー楽曲ともなると、リスナーの立場やTPOによって千差万別だ。ただ、音楽そのものに向き合っている瞬間でさえも、「鑑識的」かどうかでいえば、まだもうちょっと及ばないことのほうが多いような気がする。
強いて言えば、ゲストの鈴木博文さんや直枝政広さんらは日常的に行っているような、レコーディング時のミックスダウンであったりプレイバックをミキサールームで聴くようなシチュエーションが近いだろうか。つまり、一般消費者があえて鑑識的に音楽に接する機会というのは極めて少ない。
だからこそ逆説的に、鑑識的なアプローチはおもしろかった。自分が選んだ曲はかえって居心地が悪い。やはり他人が持ってきた楽曲が新鮮で、知ってる曲もあれば知らない曲もある、そんなのが順繰りにターンテーブルに乗せられ、針を落とされてからのワンダーなモーメントの素晴らしさ。
ただ疲れるね。とっても疲れるw
そりゃあ、そんな音楽への接し方ってあんまりないから、普段とは異なる筋肉をむちゃくちゃ使ったあとのような疲労感が残った。
下北沢B&Bは素敵な書店さんで、本の内容と同じく黒ビールをグイグイ飲みながら、楽しいひとときはあっという間に終わったわけです。行きも帰りも、再開発ですっかり変わったシモキタを懐かしみながら、曽我部さんのカレー屋にも寄ったりして楽しい一夜を過ごすことができました。
コロナでちょっとお休み(というか不参加?)もあったが、久しぶりに中田島砂丘でのアカウミガメの放流会に参加してきた。
ウミガメの放流については、いろんな意見があるようなんだけど、あれこれ仮説でもって警鐘を鳴らすだけの人よりは、実際に長年汗をかいて行動している人のほうが信頼できる。そう思って、なるべくお金を落とすようにしているんだけど、実態はなかなか厳しいらしい。
そんな、オトナ的感想など吹っ飛ばすくらい、孵化したばかりのウミガメは愛らしい。もちろん前途は多難だろうし、どれだけの数が大人になって戻って来られるかといえば、そりゃあ微々たるものだろう。だが、それも自然。
手を足を、パタパタとさせながら海を目指すその姿に感じ入るのは、大人も子供もない。ひたすら応援、というか心のなかでエールを送るしかないよね。
ビギナーズラックを狙おうにも、やはり圧倒的にロッドの長さが足りんかった。やはり10ftないと全然飛ばないね。7ftでどうにかなるかと思ってたのが甘すぎたわw
それでも、夜明け前から集まる人々の真剣な雰囲気や、波を受けては繰り返すキャスト、海水の心地よさなど、夏のサーフを満喫できたといえば、まあ楽しめた。
周囲のアングラーおじさまたちも基本釣れていなかった模様。時期的な問題もあったのかもな。そのうちサーファーたちが増えてきたりして、さすがに危なかったりもするので撤収。
サーフのジギングは初めてだったけど、雰囲気は掴めたしロッドさえどうにかなればもうちょっと可能性は広がるかな。
夏の時期ならキンチヂミの波を受けても問題ないが、秋以降は服装なんかも考える必要がある。短パンTシャツ+サンダルみたいなナメた格好で臨むならば9月が限界かな。
いつかここで、太刀魚かフラット系を釣り上げてみたいものだ。
デッドストックの粒うにを、札幌の伯母が送ってくれた。
「送ってやれるのは今年が最後かもしれん」と。
以前から話は聞いていたが、けっこうな買い占めがあるようで、もはや手に入れるのが相当難しいようだ。
玄米に乗っけて、ありがたく頂く。